Serendipity セレンディピティ
冬休み最後のお休みの日.
お散歩がてら,最寄り駅の近くにある「Space R」という雑貨店に行ってきました.
この雑貨店には,オーナーさんがセレクトしたとってもかわいくて癒されるデザインのカレンダーが販売されているのですが,毎年1月を過ぎると,これらのカレンダーがすべて半額になるのです.
今年もかわいいのを見つけました.
今年の干支の亥の柄のカレンダー(写真右側)には "I want to meet the new me."(新しい自分と出会いたい?)と書いてあります.
この英語は間違っていると思いますが(笑),これも含めてほっこりする癒しのカレンダーです.
1階でカレンダーを買う目的を達成したら帰る予定だったのですが,1階のレジの方が「2階にも見て行ってください」と言ってくれたので,階段を上がってみました. 2階に来たのは初めてだったのですが,衣類とか食器とか,またまたかわいい雑貨がたくさん.
暖かそうな靴下を見つけたので,買うことにしました. いろいろな色と柄があって,悩みに悩んだ結果,選ばれた靴下さん二足です.
最近は,日本製のものも少なくなってきているので貴重だと思いました. 「はくひとおもい」のNISHIGUCHI KUTSUSHITAさんのものだそうです.
カレンダーと靴下を買ったら帰るつもりだったのですが,2階のレジの方が「よかったら3階も見てください,スタイリストさんたちによる蚤の市をやっているんですよ」と. 時間があったので,階段を上がってみました.
「蚤の市」って行ったことがなくて,なんとなくガラクタ市場みたいな印象を(何の根拠もなく)勝手に持っていたのですが,このSpacerの蚤の市は,センスに長けたスタイリストさんのお眼鏡に叶ったアイテムだけを並べているだけあって,まさにSerendipity(セレンディピティ,掘り出し物)の宝庫. ピカピカの新しさはないけれど,中古だからこその深み,そして「一品だけ」しかない重みが感じられて,まるで博物館に来たかのように,じっくりゆっくり一つ一つのアイテムを観察させていただきました.
お部屋の雰囲気に合いそうなきれいな木製の額とアートフラワー,「つれて帰って」と言われているような気がして購入.
自宅に帰って早速飾ってみました. 素敵!
あとは,フランス製のガラスの器を. いつまでも見ていたくなるほどの美しさです.
雑貨店の1階だけで終わるつもりが,2階,そして3階と足を運んだことで,素敵な出会いがありました. 久しぶりにお買い物を楽しみました.
Serendipity (セレンディピティ)… 「思いがけない偶然から,目的としていなかったまったく新しい発見が得られること」という意味です. 「失敗したと思ったことや何気なくやったことが,思いがけなく良い結果を生むこと」という意味でも使われます.
昨年は,国際誌に出した論文が通らなかったりと,うまくいかないこともあったのですが,こうしたプロセスがいずれは良い結果につながっていきますように. Serendipity的な生産物となりますように. そのためには,あきらめないこと,止めないこと.
明日から仕事始め. がんばります.
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