Serendipity セレンディピティ

Img_e3352_18


冬休み最後のお休みの日.

お散歩がてら,最寄り駅の近くにある「Space R」という雑貨店に行ってきました.

この雑貨店には,オーナーさんがセレクトしたとってもかわいくて癒されるデザインのカレンダーが販売されているのですが,毎年1月を過ぎると,これらのカレンダーがすべて半額になるのです.

Img_e3357


今年もかわいいのを見つけました. 

今年の干支の亥の柄のカレンダー(写真右側)には "I want to meet the new me."(新しい自分と出会いたい?)と書いてあります. 

この英語は間違っていると思いますが(笑),これも含めてほっこりする癒しのカレンダーです.

1階でカレンダーを買う目的を達成したら帰る予定だったのですが,1階のレジの方が「2階にも見て行ってください」と言ってくれたので,階段を上がってみました. 2階に来たのは初めてだったのですが,衣類とか食器とか,またまたかわいい雑貨がたくさん.

暖かそうな靴下を見つけたので,買うことにしました. いろいろな色と柄があって,悩みに悩んだ結果,選ばれた靴下さん二足です.


Img_e3354

最近は,日本製のものも少なくなってきているので貴重だと思いました. 「はくひとおもい」のNISHIGUCHI KUTSUSHITAさんのものだそうです.

カレンダーと靴下を買ったら帰るつもりだったのですが,2階のレジの方が「よかったら3階も見てください,スタイリストさんたちによる蚤の市をやっているんですよ」と. 時間があったので,階段を上がってみました.

「蚤の市」って行ったことがなくて,なんとなくガラクタ市場みたいな印象を(何の根拠もなく)勝手に持っていたのですが,このSpacerの蚤の市は,センスに長けたスタイリストさんのお眼鏡に叶ったアイテムだけを並べているだけあって,まさにSerendipity(セレンディピティ,掘り出し物)の宝庫. ピカピカの新しさはないけれど,中古だからこその深み,そして「一品だけ」しかない重みが感じられて,まるで博物館に来たかのように,じっくりゆっくり一つ一つのアイテムを観察させていただきました.

お部屋の雰囲気に合いそうなきれいな木製の額とアートフラワー,「つれて帰って」と言われているような気がして購入.

自宅に帰って早速飾ってみました. 素敵!

Img_3355_2

あとは,フランス製のガラスの器を. いつまでも見ていたくなるほどの美しさです. 


Img_3359_2

雑貨店の1階だけで終わるつもりが,2階,そして3階と足を運んだことで,素敵な出会いがありました. 久しぶりにお買い物を楽しみました.

Serendipity (セレンディピティ)… 「思いがけない偶然から,目的としていなかったまったく新しい発見が得られること」という意味です. 「失敗したと思ったことや何気なくやったことが,思いがけなく良い結果を生むこと」という意味でも使われます.

昨年は,国際誌に出した論文が通らなかったりと,うまくいかないこともあったのですが,こうしたプロセスがいずれは良い結果につながっていきますように. Serendipity的な生産物となりますように. そのためには,あきらめないこと,止めないこと.

明日から仕事始め. がんばります.

| | コメント (1)

淀まず止まらず

Img_3302


新しい年がスタートしました.


2019年.


元旦は,それまでの時間の流れをいったん止めて気持ちをリセットする日. 今日の朝は,年末に買っておいた石田ゆり子さんの本を読んで過ごしました.


「人生は小さなことの積み重ね」


「大切なのは日々の小さな努力と鍛錬の積み重ね」


「淀まず止まらず」


共感できることの多い文章にあふれた,とてもいい本でした.


そして,きれいなゆり子さんをお手本に,メークアップの勉強も.


早速影響を受けて,ESTEE LAUDERのお化粧品を通販のサイトでポチリ(はやっ). お化粧が楽しみになってきました.

「歳を重ねていく」ということをじっくりゆっくり楽しんでいきたいと思います.


本年もどうぞよろしくお願い致します.


| | コメント (0)

ちいさなしあわせに目を向けて


ついこの間,秋学期が始まったと思ったら,あっという間に8週間が過ぎて,今週は第3クオーターの期末試験でした.


時間の流れが本当に速く感じられて,なんとなく時の流れに身を任せて過ごしていたら,日々の出来事は全て忘却のかなたに消えていってしまいそうです.


何年後かに思い出した時に,「はて? 2018年はどう過ごしていたのだったかな...?」というふうになっていたら,なんだかとてももったいない気がします.


人間というのは,たいてい,つらかったことやいやだったことはずっと覚えていて,うれしかったことや幸せだったことはあまり覚えていないのだそうです. 


本当は,ちいさな幸せが日々起きていて,その積み重ねが大きな力になって,私たちは前に進むことができているのだと思います.  でも「小さなしあわせ」というのは,「大きなショック(つらかったことやいやだったこと)」に比べると,やはり記憶に残りにくいのかもしれません.


だから「書き留めておくこと」が大事になのかなと思います.  どんな小さなしあわせも忘れることがないように.


・一年間指導してきた研究生が大学院に合格できたこと.


・IELTSの個別指導をしていた法学部1年生のH君が,IELTSのライティングで5.5,リスニングで7.0を取って,留学プログラムに応募できるようになったこと.


・「先生の授業はためになるしおもしろいから好きです」と言ってくれた女子生徒がいたこと.


・"My favorite things" というテーマでプレゼンテーションをしてもらったら, "My favorite things: Satchy"と,私のことをトピックにしてくれた男子生徒がいたこと(ちょっとこわいが...).


・『ちいさい言語学者の冒険 ー子どもに学ぶことばの秘密』(広瀬友紀著)という本がおもしろくて,大学院の講義の内容のヒントをもらえたこと.


・カナダのTESL Ontarioという現地の先生向けのジャーナルに論文が掲載されたこと.


・バンクーバーの学会で出会った先生からメールをいただいて,「あなたの論文から新カリキュラムのアイデアをもらうことができた」というお言葉をもらえたこと.


・ブラジリア大学の先生による「LGBTと言語教育」という講義を聴く機会に恵まれ,「sexual preferencesは,生物学的に規定されているのではなく,社会的に構築されるものである」という新しい視点をもらったこと.


・前に勤務していた大学で教えていたカザフスタンからの留学生(学位をとって今は日本の大学で助教として働いている)から,カザフスタンの美味しいチョコレートを送ってもらったこと.


・ぐんまマラソン(10キロ)で自己ベストが出たこと.


・実家のネコちゃんの口内炎が治って元気になってくれたこと.

書き留めようとすると,次から次に,今月起きた「ちいさなしあわせ」が蘇ってきます.


自分にはこれがない,あれがない,とないことばかり嘆かずに,享受しているちいさなしあわせと,それを与えてくれている人たちに,日々感謝しなければと思います.

Img_e2988


| | コメント (0)

13 years

今週も学外での公務で東京です.


P1120227_2


4月にスタートした時は右も左も分からず,ここに来ることが憂鬱な時もありました. でも現在は,この場所に来ることが楽しみになってきています.

そのような変化があった理由は,ここが,自由な討論やアイデアの交換を通して,新しいものが産まれたり,問題が解決したりする生産的なプロセスが経験できる場所だからでしょうか. 時々,1+1が2じゃなくて3になるようなことがあって,「ああ,『対話的学習』ってこういうことなのか」ということを再確認したりしています. UHの大学院生の時は,正直ディスカッションがあまり好きではなかったけれど,アメリカ人の先生が「対話が大事」と常々おっしゃっていた理由が今になって(遅すぎ)分かったような気がします. 1人でできないことも,2人,3人になるとできることがある. 

私は,まだ修士号しか取得していない時に(幸運にも)大学の専任の仕事に就くことができました. 最初に就職した大学はここ東京にありました. 30代初めで一人で上京し,その時も,今の公務を始めたときと同じように右も左も分からず,標準語が話せず,関西風のオチが通じず,東京での暮らしを続けていくことに不安を感じたこともありました. それを乗り越えて今の自分があるのは、やはり、その時に出会った人々の支えがあったからだと思います. 中でも,同じ時期にその大学で助手をしていた同僚の存在は大きかった. 東京で初めてできた友人でもありました.

友人が旅立ったのは,残暑が秋風に変わり,虫の声が聞こえ始める9月のことでした. あれから13年が過ぎ,もしこの人が生きていたならば,現在はどんなに活躍していたことだろう,都内の景色を見ながらそんなことを思いました. 

与えられた時間に心から感謝し,それを価値あるものにしていかなければと思います.


| | コメント (0)

だし


だしのしみた和食作りの奥深さを再認識し始めた今日この頃です.


Img_0654


だしのちょっとした工夫で, 完成品の仕上がりにずいぶんと差が出るのがおもしろいなあと. 


普段は「かつおだし」が多いのですが, このようなページを見つけまして, これからだしについていろいろ勉強したいなと思い始めました. 


まだまだ知らないことばかり.  かなり偏った勉強しかしてこなかったから.


人生勉強ですね.

| | コメント (0)

ルームフレグランス

研究室に,ルームフレグランスを置いてみました.


Img_0677


ボトルの中に白い砂と貝殻が入っていて,


研究室は六甲の山の中にあるけれど,


ほんの一瞬だけ穏やかな海辺にいるような気持ちになれ...


るかなと思ったけど,そんな気持ちの余裕はありませんね(泣). ないんかい.


でも,とても甘くて優しいいい香りがして,何だか仕事がはかどります.


ルームフレグランスとかアロマってあまり興味がなかったけれど,こんないい香りに包まれて仕事ができるのだったら,もっと早くに使うべきだったかも.


なんだか人生半分損したような気持ち.


いくつになっても,新しいことを試してみることも大切ですね.

| | コメント (0)

徐々に

本年度4回目の会議で,週末から東京出張でした.

最初は右も左も分からなくてただ座っているだけの会議でしたが,回数を重ねるごとに,この会議の場での仕事の内容と進め方が分かってきて,少しずつですが,貢献できることも増えてきたように思います.

私の元々の静かで控えめな性格もありまして(自分で言っている)最初は意見を言うことも控えていたのですが,少しずつ,ディスカッションにも参加できるようになってきました. というか,思ったことがあれば積極的に言った方がいいんだなあということを感じました. 正しいか間違っているかということはあまり重要ではなく(その時は何が正しいかは誰も分からないわけだし),その意見を出発点として議論が成熟していくわけですので,そのきっかけを作るという意味でも,やはり意見を言うことは重要かなと. 

ハワイ大学で大学院生をしていた時も常々同じことを感じていたことを思い出しました. 日本の大学に就職してから,皆で意見を述べて議論を成熟させていくというこの感覚を失いつつあったのかもしれません. 意見を言わなくても,すでに上の立場の人が決めたシナリオ通りに決まっていくというのが日本的な会議の慣例でもありますので(個人の見解です). それに,みんな問題があることは分かっているけど,その問題を指摘したら「じゃあSatchyさんがやれば?」みたいになるから,みんなだまっている(個人の見解です),こういう文化にもすっかり慣れっこになってしまっていたのかもしれません. だから,東京でのこの会議の議論の進め方は,意思決定や問題解決のプロセスとして本来あるべき姿のような気がして,非常にすがすがしい気分です.

一回の会議は3〜4日間,朝から夜まで続きますので,会議終了後は,普段の仕事の後とは質の違う疲労感があります. なので,東京での滞在中,ささやかな楽しみを作ることも自己管理の上で大事になってきました. 会議のメンバーでお食事会に行くこともありますが,こちらに住んでいるお友達に会ったり,カフェ巡りをしたり,隙間時間で充電するようにしています.

この坂道は,特段珍しくもない普通の道なのですが,東京でのお気に入りの場所になりました. いつも滞在する小さなホテルにつながる小さな坂道. この会議の委員の任期が終わった数年後に見た時に,すごく懐かしい景色になりそうです.


Img_0482


恵比寿にある「猿田彦珈琲」というお店のことを教えていただいたので,早速,行ってきました. というか,サルタヒコって一回聞いたら絶対に忘れないインパクトがあります. それに,英語母語話者泣かせの発音です(「サルタ」が「サリュータ!」になりそう.なんのこっちゃ).


Img_0490


Img_0493


コーヒー豆をあれこれ物色していると,親切な女性の店員さんがやって来て,とても丁寧に豆のことを教えてくれました. 私が「神戸から来ました」といいますと,えらく感動してくださって,スイッチが入ったかのごとく,さらに丁寧な対応をしてくださいました. 外国人観光客になったきもち...



店員さん:「神戸ですか? 本当に素敵な街ですよね! えっと,昔,なんとかランドに行ったことがあります. えっと,なにランドだったかなあ...」


わたし:「ハーバーランドですか?」


店員さん:「ああ,そうです!ハーバーランドです!観覧車があって素敵なところでしたあ!」

というような会話も繰り広げられました. ハーバーランドしか行かなかったのかなあ...というあたりが気になりましたが(最初は「なんとかランド」って言ってたけど),神戸のことを褒めていただいて(観覧車のことしか言ってなかったけど),とても気持ちのいい接客をしていただきました. 


その女性店員さんがとてもかわいい方だったのと,神戸のことを褒めてくれたこともあって(ハーバーランドの「ランド」しか覚えてなかったけど),EBISUブレンドとSARUTAHIKOフレンチとドリップパックを購入. 新しい豆を買うときは,独特のワクワク感があります.


Img_0497


今月は,またもう一度,会議があって東京です. 


次回も貢献できるようにがんばります. 


それと,ささやかな新しい楽しみ方を見つけることもほんの少しだけ.

| | コメント (0)

最終日

今週も会議で都内のこの場所に来ていました.


Img_0622


五日間,朝から晩まで拘束される,なかなか濃厚な会議でしたが,無事に終了.


緊張から解き放たれて,学会発表が終わった時に感じるのと同じような解放感でいっぱいになりました.


ただ,学会発表が終わった時のような達成感がないのが残念ではあります.


会議はディスカッションが中心で,他の先生方との意見交換を通してタスクを達成していくのですが,自分は学生の頃からこのようなタスクが決して得意ではありません. 教員になった今でもそれが克服できたとは言えないことが自分でよく分かっていて,そういう自分を変えなくてはいけないという気持ちからこの仕事を引き受けたのですが,やはり苦手分野を克服するというのはなかなか難しい. 自分の力不足を感じる五日間となりました.


学生には,ディスカッションスキルが大事だと言って授業でも積極的にディスカッションをさせているのに,おまえはどうやねん!って自分で自分にツッコミをいれなくてはいけません.  本当に,「先生」なんて所詮「きている人」にしか過ぎなくて,ロールモデルになるには,学生とともに学んでいく姿勢を持ち続けることしかないのかなと思います. 自分の場合はですが,

Img_0616

ほとんど貢献できず,使えね〜〜人で終わってしまったのですが,そのわりに疲労感はすごくて,新幹線に乗る元気もなく,もう一日東京に滞在してから帰ることにしました. 会議中は,国家公務員対象の比較的お安めの(そして,超狭い)ホテルに滞在していたのですが,土曜の夜に都内の少しだけ良いホテルに移動しました.

渋谷ヒカリエにある「d47」という和食のお店で,アジフライ定食を食べる大人.  大学の食堂でよく見かけるおなかを空かせた男子大学生みたいです.


Img_0621_2

渋谷Cocotiの中にある「347」というカフェラウンジにも行ってみました.  (d47とか347とかお店に数字いれるのが流行っているみたいですね)

Img_0624

Img_0625

こういうふうになりたいな,こんなふうに仕事に取り組める人になりたいなと思える人が近くにいてくれることも大きな支えとなっています. 自分は何もできないけど,無力ではないと思うので,とにかく逃げずに努力し続けるしかありません.

| | コメント (0)

得たもの

今日は大学の創立記念日です.


今朝はエアロプレスでコーヒーを淹れてみました.


Img_0613_2


空気の力を利用して,圧力をかけて短時間でコーヒーを抽出するので,豆の良い部分だけが落ちてきてくれる感じ. あっさり,すっきりした味わいになります. 


ハンドドリップで淹れた時とでは,同じコーヒー豆でも全然違う味になるのも面白い.


コーヒーを通していろいろな新しい世界に触れられている気がします. 


神戸に帰ってきて,この一年で得た財産の一つです.


Img_0615

明日から会議で,しばらく東京で仕事です.

| | コメント (0)

Mt. Rainierのエスプレッソ

朝出勤すると研究室でコーヒーを淹れるのが日課になっているのですが,季節が夏に向かうこの時期からは,朝はMt. Rainierのアイスエスプレッソに移行します.


Img_0591


学生の頃からこのMt. Rainierのアイスコーヒーのファンで,若いときは,カフェラッテを好んで飲んでいました. しかし,大人になった現在は,より苦みを求めるようになり,数年前からエスプレッソに完全移行しました.


そうこうしていると,より苦みと濃厚さを実現した「ディープ・エスプレッソ」なるものが登場し,最近はこちらに徐々に移行しつつあります.  しかしながら,ややお高めであるため,しがない国立大学の教員にとってディープエスプレッソへの完全移行は,なかなか勇気のいることではあります. 


ホームページを改めて見て知ったのですが,このディープ・エスプレッソは,あの「ダテーラ農園」で育てられた高品種のアラビカ種のみを使っているそうで,美味しさの原点はダテーラ農園にあったのだということを知りました. そう考えますと,毎朝170円の出費はむしろコストパフォーマンスが良いということになり,完全移行を考えてもいいのかもしれません.   というか,「ダテーラ農園」ってどこ? 


しかしながら,普段何気なくいただくコーヒーも,もともとは農園で育てられた豆であって,その豆には生産者の方々の思いが詰まっていて,それがたまたま今自分のところに辿り着いているのだと思うと,一口一口を大切に味わいたいなあ... という気持ちになりますし,その出会いの偶然性に奇跡的なものを感じさえします. たとえ,ダテーラ農園のことを知らなかったとしても(知らんのかい). コーヒーを自分で淹れるようになってからは,こんなふうに生産農園や生産者の方々のことにも思いを馳せるようになりました.


今日は会議日でちょっぴり疲れましたが,ダテーラ農園の厳選された豆で作られたアイスエスプレッソで力をもらえました. ダテーラ農園に感謝しなくては(知らんくせに).

| | コメント (0)

より以前の記事一覧