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新しい時代

 

今日から,新しい時代「令和」が始まります.

 

令和元年の朝は,どこからともなくお琴の音が聞こえてきそうな,元旦の朝に似た厳かな雰囲気が漂っていました.

 

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今日は,頼まれていた論文の査読を終えるつもりでしたが,令和元年の始まりの日を机に向かって終えるのも,なんとなくもったいない気がして,途中で切り上げて好きな場所に行ってみることにしました.

 

ジョギングもかねて,苦楽園,夙川公園へ.

 

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4月は満開の桜で優しいピンク色につつまれていた夙川公園も,5月に入り,新緑がまぶしい爽やかな景色に変わっていました.

 

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新緑の景色を見ながら,これから新しい時代が始まるんだということを再確認し,気持ちがリセットされたような感覚になりました.

 

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そして,平成の30年間を改めて振り返りました.

 

私にとって「平成」の時代は,その大部分が留学も含めて学生生活だったこともありますが,「模索」の時間であったような気がします.

 

20代は,若さ故に何をやってもうまくいかなくてずっと悩んでいたし,

 

30代は,海外の大学院へ進むという長年の夢を実現できたけれど,自分の能力の低さを知り,先の見えない不安と毎日戦い,やはりずっと悩んでいたような気がします.

 

歯車が少しずつ安定して回り始めたのは,30代後半になってからでしょうか.

 

論文が国際誌に掲載されるようになり,科研費が採択されるようになり,大学でテニュアのポジションに就けるようになり,少しずつ財政的にも安定し始めたときには,もう40歳を超えていました.

 

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同い年の女性は,そのほとんどが家庭を持ち,子育てをしていて,そんな様子を見るにつれ,「自分はこんな生活でいいのか?」と自問自答してまた悩み始める...ということが平成の時代は度々ありましたが,今振り返ると,やはり,自分にはこの道しかなかったし,このような生き方しかできなかったのだと思います.

 

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夙川公園の新緑を見ながら,平成を振り返り,そして,令和という新しい時代に向けて気持ちを切り替える.今日はそんな一日となりました.

 

「時の流れに名前をつける」という発想は,諸外国ではそう多くない慣習のようですが,こんなふうに「振り返り」と「切り替え」ができるタイミングを与えてくれるという意味で,この発想はとても美しく素敵なもので,大事にする価値があるように思えてきました.

 

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今日から令和元年のスタート.

 

平成は,上にも書いたとおり模索の時代で,それ故に,自分のことばかりの生活でした.

 

新しい令和の時代は,少しは人のため,誰かを幸せにするために,何かできることがあればいいなと思いますし,そうできるよう努力したいなと思います.

 

このSatchyblogも,平成17年(2005年)から書き始め,かれこれ14年続けていることになります.

 

これからもよろしくお願いします.

 

 

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