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反省とリセット


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前回の更新は1月初旬だったけれど,気がついたら2ヶ月が経過していた. 


1月末に後期の授業が終わり,2月一週目に試験が終わり,成績入力が終わり,さあリサーチにとりかかろうと思ったら,東京出張が入り,東京から帰ってきたら,新学期のシラバスが出てないから早く出せと言われ(汗),シラバスを出したら翌日から入試業務が始まり,数日間の拘束の後やっと入試から解放されたと思ったら,再び東京出張が入り,東京から帰ってきたら,「インフルエンザで試験受けられませんでした」というたった1名の学生のために追試を行い(仕方ないのですが)...


というような日々で,気がついたら3月になっていたのだった.


同じ時期に,某ジャーナルのエディターから 投稿していた論文について "I regret to inform you that…"から始まるメールをいただいたりして(全文を読まなくても内容が分かってしまうというすごい威力をもったディスコースマーカー),大学業務もリサーチも「やっつけ仕事」状態になってしまっているかもしれないことを反省し,今日は気持ちを整理すべく,反省文執筆のために久しぶりにブログを更新した次第です.


4月から新学期が始まり,また忙しい毎日が始まってしまうので,3月は後3週間しかないけれど,その間だけでも,しっかりと悔いのないようリサーチをしなくてはいけない. 具体的には,リジェクトされた論文を書き直し,新しいプロジェクトのプロポーザルを書き上げるという二つの大きな仕事を終えなくてはいけない. 


リジェクトされた理由として,「あれも読めてない,これも読めてない」と,先行研究との関連性が見えてこない点を二人のreviewersから指摘された. 広い範囲を深く読み込めていない点は自覚していて(本当に大学院生時代はよかったなあ...と回顧主義的思考についついなってしまう),今一度初心に戻って先行研究レビューをすべく,昨日は久しぶりに論文8部ほどプリントアウトした. 一本ずつ丁寧に読み込むと,自分の論文に何が足りなかったのかが少しずつ見えてくる. このプロセスが大事なのでしょうね. 自分は,slow thinker, slow writerではあるのですが,やはりこつこつと前だけを見て続けていくしかないと思います.


今朝は,この5月に刊行予定の論文の校正について,Production Editorの方から最終チェックの依頼メールが届いた. 細かい表現について,より自然によりクリアになるように代替案を提案してくださっていた(たとえば,"ensure"は強過ぎるので "advocate for"にしては?とか,"a varying range of"のvaryingは何度も使われているので "a wide range of"にしては?とか).さらに,その代替案の後に,"Please confirm intended meaning is retained."(意図していた意味が変わってないか確認してください)という丁寧なメッセージが添えられていた. 恐らく同業者(大学の教員)だと思いますが,校正がものすごくプロフェッショナルで感銘を受けました. こんなふうに一つひとつの仕事を丁寧に進めていかなくてはいけない. 今朝のこの出来事で,改めて気持ちをリセットしました.

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