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ちいさなしあわせに目を向けて


ついこの間,秋学期が始まったと思ったら,あっという間に8週間が過ぎて,今週は第3クオーターの期末試験でした.


時間の流れが本当に速く感じられて,なんとなく時の流れに身を任せて過ごしていたら,日々の出来事は全て忘却のかなたに消えていってしまいそうです.


何年後かに思い出した時に,「はて? 2018年はどう過ごしていたのだったかな...?」というふうになっていたら,なんだかとてももったいない気がします.


人間というのは,たいてい,つらかったことやいやだったことはずっと覚えていて,うれしかったことや幸せだったことはあまり覚えていないのだそうです. 


本当は,ちいさな幸せが日々起きていて,その積み重ねが大きな力になって,私たちは前に進むことができているのだと思います.  でも「小さなしあわせ」というのは,「大きなショック(つらかったことやいやだったこと)」に比べると,やはり記憶に残りにくいのかもしれません.


だから「書き留めておくこと」が大事になのかなと思います.  どんな小さなしあわせも忘れることがないように.


・一年間指導してきた研究生が大学院に合格できたこと.


・IELTSの個別指導をしていた法学部1年生のH君が,IELTSのライティングで5.5,リスニングで7.0を取って,留学プログラムに応募できるようになったこと.


・「先生の授業はためになるしおもしろいから好きです」と言ってくれた女子生徒がいたこと.


・"My favorite things" というテーマでプレゼンテーションをしてもらったら, "My favorite things: Satchy"と,私のことをトピックにしてくれた男子生徒がいたこと(ちょっとこわいが...).


・『ちいさい言語学者の冒険 ー子どもに学ぶことばの秘密』(広瀬友紀著)という本がおもしろくて,大学院の講義の内容のヒントをもらえたこと.


・カナダのTESL Ontarioという現地の先生向けのジャーナルに論文が掲載されたこと.


・バンクーバーの学会で出会った先生からメールをいただいて,「あなたの論文から新カリキュラムのアイデアをもらうことができた」というお言葉をもらえたこと.


・ブラジリア大学の先生による「LGBTと言語教育」という講義を聴く機会に恵まれ,「sexual preferencesは,生物学的に規定されているのではなく,社会的に構築されるものである」という新しい視点をもらったこと.


・前に勤務していた大学で教えていたカザフスタンからの留学生(学位をとって今は日本の大学で助教として働いている)から,カザフスタンの美味しいチョコレートを送ってもらったこと.


・ぐんまマラソン(10キロ)で自己ベストが出たこと.


・実家のネコちゃんの口内炎が治って元気になってくれたこと.

書き留めようとすると,次から次に,今月起きた「ちいさなしあわせ」が蘇ってきます.


自分にはこれがない,あれがない,とないことばかり嘆かずに,享受しているちいさなしあわせと,それを与えてくれている人たちに,日々感謝しなければと思います.

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