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外に出てみること

いろいろな仕事がたまっているのに,明日の「質的研究法」の授業の準備で一日が終わっていく...


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質的研究を深く理解するために,授業の論文は,自分の専門の第二言語習得を超えて,広く,社会政策,教育政策など政策系のものを扱っていますが,読み始めると,政策系ならではの深さと緻密さがあり,すごく面白くて思いのほかハマってしまう.


中でも下記の論文は,北米で動いている "Merit Promotion Policies"が教育現場に与えている影響について,生徒と教員へのインタビューを通して浮き彫りにしたもので,定量的調査だけでは見えない「多元的なリアリティ」について描写しており,内容もさることながら,その分析手法も非常に勉強になりました.



Anagnostopoulos, D. (2006). “Real Students”and “True Demotes”: Ending Social Promotion and the Moral Ordering of Urban High Schools. American Educational Research Journal, 43, 5-42.


著者の先生のお名前が読めない!!(泣)けど,


自分の専門の「外」に出て,ふだんほとんど手に取ることのない領域のジャーナルを開いてみることで,世の中には,いろいろなモノの見方や切り口があるのだなあ...ということに改めて気づかされますし,それを通して,自分の専門領域に不足している(かもしれない)ものに思いを馳せる機会にもなっています.


明日は,名前が読めないAnagnostopoulos先生の上記の論文を使い,「コーディングの手法」について院生のみなさんに理解を深めてもらいたいと思います.


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