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京都で


今日は同志社大学で開催された某学会で講演をさせていただきました.

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ご参加くださる先生方からのご要望もあり,講演は,ジャンル分析やESPコーパスのお話を中心にしました. 実際にCasualConcを使って頻度や言語的特徴を確認する実演も取り入れつつ,ジャンル分析の実際とその意味や重要性についてお話させていただきました.

今回は異分野の先生方が対象でしたので,先生方にとっても新しい学びがあったようで,とても喜んでいただき,所属する学会ではなかなか味わえない達成感と充実感がありました. やはり,なんというか,誰かに必要とされていて,自分の仕事が誰かの役に立っているのかもしれないと実感できる瞬間ほど,しあわせな瞬間はないですね. いろいろと大変なこともありますが,この瞬間があるから,大学の仕事を続けていられるのだろうなと思います.

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それにしても会場の同志社大学のキャンパスが美しくて圧倒されてしまいました. 同じ関西圏なのにこの違い. 明日,六甲山のふもとにある自分の職場に行ったら,きっとガクゼンとすることでしょう(イノシシとカメムシがたくさんいるよ!)

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せっかく京都に来たので,講演の後,ずっと行ってみたかった北山にあるコーヒー豆のお店に行ってみたけど,休業でした. カモーン.


ですが,また次の楽しみができました. 


日曜日,京都で素敵な時間を過ごすことができました.

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外に出てみること

いろいろな仕事がたまっているのに,明日の「質的研究法」の授業の準備で一日が終わっていく...


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質的研究を深く理解するために,授業の論文は,自分の専門の第二言語習得を超えて,広く,社会政策,教育政策など政策系のものを扱っていますが,読み始めると,政策系ならではの深さと緻密さがあり,すごく面白くて思いのほかハマってしまう.


中でも下記の論文は,北米で動いている "Merit Promotion Policies"が教育現場に与えている影響について,生徒と教員へのインタビューを通して浮き彫りにしたもので,定量的調査だけでは見えない「多元的なリアリティ」について描写しており,内容もさることながら,その分析手法も非常に勉強になりました.



Anagnostopoulos, D. (2006). “Real Students”and “True Demotes”: Ending Social Promotion and the Moral Ordering of Urban High Schools. American Educational Research Journal, 43, 5-42.


著者の先生のお名前が読めない!!(泣)けど,


自分の専門の「外」に出て,ふだんほとんど手に取ることのない領域のジャーナルを開いてみることで,世の中には,いろいろなモノの見方や切り口があるのだなあ...ということに改めて気づかされますし,それを通して,自分の専門領域に不足している(かもしれない)ものに思いを馳せる機会にもなっています.


明日は,名前が読めないAnagnostopoulos先生の上記の論文を使い,「コーディングの手法」について院生のみなさんに理解を深めてもらいたいと思います.


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最終日

今週も会議で都内のこの場所に来ていました.


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五日間,朝から晩まで拘束される,なかなか濃厚な会議でしたが,無事に終了.


緊張から解き放たれて,学会発表が終わった時に感じるのと同じような解放感でいっぱいになりました.


ただ,学会発表が終わった時のような達成感がないのが残念ではあります.


会議はディスカッションが中心で,他の先生方との意見交換を通してタスクを達成していくのですが,自分は学生の頃からこのようなタスクが決して得意ではありません. 教員になった今でもそれが克服できたとは言えないことが自分でよく分かっていて,そういう自分を変えなくてはいけないという気持ちからこの仕事を引き受けたのですが,やはり苦手分野を克服するというのはなかなか難しい. 自分の力不足を感じる五日間となりました.


学生には,ディスカッションスキルが大事だと言って授業でも積極的にディスカッションをさせているのに,おまえはどうやねん!って自分で自分にツッコミをいれなくてはいけません.  本当に,「先生」なんて所詮「きている人」にしか過ぎなくて,ロールモデルになるには,学生とともに学んでいく姿勢を持ち続けることしかないのかなと思います. 自分の場合はですが,

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ほとんど貢献できず,使えね〜〜人で終わってしまったのですが,そのわりに疲労感はすごくて,新幹線に乗る元気もなく,もう一日東京に滞在してから帰ることにしました. 会議中は,国家公務員対象の比較的お安めの(そして,超狭い)ホテルに滞在していたのですが,土曜の夜に都内の少しだけ良いホテルに移動しました.

渋谷ヒカリエにある「d47」という和食のお店で,アジフライ定食を食べる大人.  大学の食堂でよく見かけるおなかを空かせた男子大学生みたいです.


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渋谷Cocotiの中にある「347」というカフェラウンジにも行ってみました.  (d47とか347とかお店に数字いれるのが流行っているみたいですね)

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こういうふうになりたいな,こんなふうに仕事に取り組める人になりたいなと思える人が近くにいてくれることも大きな支えとなっています. 自分は何もできないけど,無力ではないと思うので,とにかく逃げずに努力し続けるしかありません.

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得たもの

今日は大学の創立記念日です.


今朝はエアロプレスでコーヒーを淹れてみました.


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空気の力を利用して,圧力をかけて短時間でコーヒーを抽出するので,豆の良い部分だけが落ちてきてくれる感じ. あっさり,すっきりした味わいになります. 


ハンドドリップで淹れた時とでは,同じコーヒー豆でも全然違う味になるのも面白い.


コーヒーを通していろいろな新しい世界に触れられている気がします. 


神戸に帰ってきて,この一年で得た財産の一つです.


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明日から会議で,しばらく東京で仕事です.

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Mt. Rainierのエスプレッソ

朝出勤すると研究室でコーヒーを淹れるのが日課になっているのですが,季節が夏に向かうこの時期からは,朝はMt. Rainierのアイスエスプレッソに移行します.


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学生の頃からこのMt. Rainierのアイスコーヒーのファンで,若いときは,カフェラッテを好んで飲んでいました. しかし,大人になった現在は,より苦みを求めるようになり,数年前からエスプレッソに完全移行しました.


そうこうしていると,より苦みと濃厚さを実現した「ディープ・エスプレッソ」なるものが登場し,最近はこちらに徐々に移行しつつあります.  しかしながら,ややお高めであるため,しがない国立大学の教員にとってディープエスプレッソへの完全移行は,なかなか勇気のいることではあります. 


ホームページを改めて見て知ったのですが,このディープ・エスプレッソは,あの「ダテーラ農園」で育てられた高品種のアラビカ種のみを使っているそうで,美味しさの原点はダテーラ農園にあったのだということを知りました. そう考えますと,毎朝170円の出費はむしろコストパフォーマンスが良いということになり,完全移行を考えてもいいのかもしれません.   というか,「ダテーラ農園」ってどこ? 


しかしながら,普段何気なくいただくコーヒーも,もともとは農園で育てられた豆であって,その豆には生産者の方々の思いが詰まっていて,それがたまたま今自分のところに辿り着いているのだと思うと,一口一口を大切に味わいたいなあ... という気持ちになりますし,その出会いの偶然性に奇跡的なものを感じさえします. たとえ,ダテーラ農園のことを知らなかったとしても(知らんのかい). コーヒーを自分で淹れるようになってからは,こんなふうに生産農園や生産者の方々のことにも思いを馳せるようになりました.


今日は会議日でちょっぴり疲れましたが,ダテーラ農園の厳選された豆で作られたアイスエスプレッソで力をもらえました. ダテーラ農園に感謝しなくては(知らんくせに).

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青い空,青い海

東京から友人が会いに来てくれたので,「兵庫のハワイ」と呼ばれている場所を案内してきました. 


...といっても,友人に運転させている人(汗). 


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どこまでも続く青い海と青い空.すがすがしい緑.


大学院留学していたハワイと重ねる景色ばかり.  10年前,博士号取得を目指してハワイ大学に留学し,同じ景色を目にしながら先の見えない将来に毎日不安を感じていたことを思い出しました.


でも,「先が見えないこと」って「夢を見られること」でもあるから最高にぜいたくなことなんですよね. 


あれから10年が過ぎた今,なんとなく先が見えて先が分かるようになってきているけれど,兵庫のハワイで青い海と青い空を見ながら,いくつになっても「こうなりたい」「こうしたい」という夢は持ち続けていたいなと思いました.

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コーヒー

GREENSのコーヒー豆を買ってきました.


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最近,コーヒー豆を自分で挽くところから始める丁寧なコーヒーの淹れ方を教えていただいて,コーヒーの奥深さに魅了されています.


一杯分10グラムを計ってコーヒー豆を挽き,ドリッパーにペーパーをぴったりとセットし,そこに挽いたコーヒーを入れ,お湯を注ぎ,蒸らすために30秒ほど待ち,蒸らしが終わったら「の」の字型にお湯を注ぎ...という一連のプロセスは,ある程度の時間がかかりますが,時間をかけて丁寧に淹れたコーヒーは,やっぱり美味しいし,深い.


新鮮なコーヒー豆ほど,お湯を注いだときにブクブクと泡が膨らみます. この「ブクブク」を見ている時間が至福のひとときになっています. 


同じコーヒー豆を使っても,蒸らし方や注ぐ湯量,液面の高さで味が全然違う. この奥深さは, 第二言語習得の個人差と似ている気がします. ハンドドリップは,簡単なようで実はとても難しくて,最初のころは泡の「ブクブク」もなかなかできなかった. 何でも練習と経験の積み重ねが必要なのですね.


普段忘れがちな大事なことにコーヒー豆を通して気づかせてもらえたように思います. そのことにお礼を言いたい.


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