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久しぶりに

こんにちは.


半年ぶりの更新です.


生きてます.


先日,そういえばsatchyblogって書いてたな…ということを思い出す出来事があり,


久しぶりに文章を書いてみたくなりました.


さて,福岡に移り住んで丸2年が過ぎました.


2年経過しての感想ですが,まず,福岡は思っていたより良いところでした. 


といっても,たいてい大学で過ごしているので,「良いところ」というのは,大学の中のことを表しているのですが.


移転後の新キャンパスですので,福岡の中でも比較的山の中にあるのですが,見上げた空がとっても広いことに最初は感動したものです. あとは,夕方になると聞こえてくるカエルの合唱が思わぬ癒し効果があることを知りました. ケロケロ. 職場が田んぼに囲まれているっていいですね.


あと,癒し効果といえば,博多弁でしょうか. 疑問文の文末で使われる終助詞「と」は,思わぬ癒し効果を持っています. 使い方としては,次の学生の会話に見られるように,動詞の原形にそのまま「と」を置くだけというシンプルな用法で,大人でもすぐに習得ができそうです.


「おまえ,何ワード書いたと?」

「おまえ,今日,ジョイフル行くと?」


うーん,かわいいです. 「ジョイフル」も最初は意味が分かりませんでしたが,ジョイフルとは,福岡ローカルのファミリーレストランであることを知りました. 残念なのは,終助詞「と」は,フォーマルな場ではほとんど使用されないという点で,教員同士や職員さんとの会話の中で「と」が登場することはほとんどありません. 「さっちーさん,昨日どうしとったと?」とか言われてみたいですね. うふ. 変な願望でしょうか. 


英語教育の面では,この大学は,悪い言い方をすれば遅れていて,システマティックなカリキュラムが構築されていなかったので,その分,いろいろと新しいアイデアを出したり,新しい試みをやらせてもらえています. 大変忙しくはあるのですが,まあ充実しているのではないかと思います.


そういえば,今月号の『英語教育』(大修館)に記事を載せていただきました.ライティングの指導法について,SLA理論の観点からいろいろと好き勝手なことを書かせていただきました. 出版社側が決めた特集タイトル,「デキる指導と残念な指導」が波紋を呼びそうで,多少ビクビクしているのですけれども,今のところ,中学や高校の先生からはポジティブなフィードバックをいただいています. やっぱり,私の分野では,現場の先生とこうして交流できるのが一番幸せを感じる瞬間です. 現場に還元できてナンボ(関西弁)の領域ですよね,SLAって.

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そして,本年度から,英語の自律学習を支援するSelf-Access Learning Center (SALC)が学内に設置されまして,ディレクターの仕事を任されています. 早稲田大学の時にライティングセンターで仕事をさせていただいた経験が,今のSALCの仕事にもかなり役立っています. 早稲田の時は助手でしたので,上司のディレクターの先生に大変なことはお任せ状態でしたが,今,自分がその立場になって,やはり,スタッフをまとめる立場というのは,本当に大変なんだなということを,日々実感しています. 


というか,私のだめなところは「威厳がない」ところでして,ディレクターのオーラが全然ないのですよね. もうこれくらいの年齢になれば,自然にオーラが放たれるようになるのだろうと思ったりしていましたが,長く生きているからといって何かが急に変わることはないのですね. マジックは起きないのです. 日々勉強,日々努力しなくてはいけないということでしょう. 私のことをときどき小娘扱いする上司のオジさんの先生がいるのですが(オジさんは余分でした),彼には確かに威厳があってオーラがあります. 同じことを言っても,スタッフが彼の言うことにはウムウムとうなづいている姿をみたりすると,やっぱり「こんちくしょー」って思うわけです. 小娘も負けずにがんばります.


そのSALCで,先月から「ブラウンバッグレクチャーシリーズ」を始めました. アメリカの大学でお昼休みなどにやっているイベントで,学内外の先生や学生を講師に招き,様々なトピックについて話してもらうというものです.ランチを入れる茶色い袋が名前の由来で,学生はランチを食べながら話を聞くことができます. 教室とは違うリラックスした雰囲気の中で,教養を深められるイベントとして,ハワイ大学留学時代も楽しみにしていたイベントだったので,ぜひ,日本の大学でもやりたいと思っていたのですよね. こうした取り組みも,先生や職員の方々のサポートのおかげで実現することができ,やはりこの大学に来て正解だったと実感しています. 


先日は,学生主体のブラウンバッグを開催しました. 留学体験を持つ学生16名が集まって,各国での体験を,下級生に話してもらいました. この写真に写っているのは,発表を担当してくれた学生さんたちです. 


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こうして,2年間のことを文字化していますと,ああやっぱり福岡に来てよかったんだなと改めて感じることができます.


頭の中にあることを文字化することってやっぱり大事なんですね. これからもちょこちょこ更新していきたいと思います.

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コメント

satchyさん、ご無沙汰しております。
福岡生活がよいものになってきて、良かったですね!
satchyさんが、早稲田のライティング・センターにいらした時から着実にキャリアを積まれて、今のお仕事(SALCなどなど)に繋がっていらっしゃるのを拝見していて、私も胸が熱くなっています。
ブラウンバックセミナー、魅力的なイベントをされていますね。参考になります。外部から素晴らしいゲストを呼んでいらっしゃるのは、satchyディレクターのお力ですね。
私の勤めている大学のライティング・ラボでも、毎年イベントをしているのですが、院生のチューターたちにワークショップを主体的に取り組んでもらうのが、なかなか大変で(私の、人を取りまとめる力の未熟さ所以で)、今年もハラハラしながら、押したり引いたりしてやっています。
satchyさんのコンチクショーという気持ち、分かる分かる!と、まことに勝手ながら共感しています。最近も、上の人たちに、しれっと、おいしいところだけかっぱらっていかれてコンチクショー!でした(笑)。自分の力をもっとつけないといけないってことでしょうね。
ブログ更新、なかなか大変だと思いますが、こうしてまとまったsatchyさんの文章を読むことができてうれしいです。FBは便利な面もありますが、ブログとは違いますね。
長いコメントですみません。ではまた。離れていますが、いつも応援しております。

投稿: yoppy | 2014年7月24日 (木) 21:16

上のコメント、「ブラウンバックセミナー」ではなくて、「ブラウンバックレクチャーシリーズ」でした。失礼しました。

投稿: yoppy | 2014年7月24日 (木) 21:23

yoppyさん,ありがとうございます.またここでつながることができてうれしく思います.

早稲田はほんの2年半という短い期間でしたが,今思えば中身は濃厚でした.今の自分の原点になっていると思います.

こちらは土地柄もあるのか,何かと旧体制的なところがあり,潮流に乗り遅れている部分もあります.その分,いろいろなプロジェクトをやらせていただけるので,ラッキーだったかもしれません.

今年はお会いできればいいなと思います.

投稿: | 2014年7月25日 (金) 23:32

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