« パデュー大学で | トップページ | 7年 »

帰国

Dscf4256_5

三日間のパデュー大学滞在を終えて帰国.

インディアナポリスからシカゴまで1時間. 
シカゴから成田まで13時間.
成田空港で3時間待った後,
成田から福岡まで2時間.

長い.

福岡空港に着いた頃には,前日にパデュー大学の宿舎で起床した時刻から,約24時間が経過していました.

長ーい.

さすがに疲れました.

成田空港は快晴だったけれど,福岡空港の外に出ると大雨. スーツケースとラップトップで両手が塞がれているので,これだと傘がさせない. 周りの人たちが外で待っていてくれた家族の車に乗って行く姿を見て,いいないいないいなーと心の底から羨ましく思うと同時に,何だか悲しくなってしまいました.

大雨の中,電車と徒歩では帰れそうになかったのでタクシーを利用. しかし,福岡の道路のことが分からないので,自宅のマンションの場所をうまく説明できないという始末. とりあえず近くにある小学校の名前を言ってみたのだが,運転手さんに分かってもらえず,うーん困ったなと思っていると,小学校の名前が間違っていたことが判明. 「高取」小学校というべきところを「高倉」小学校と言っていたことに気がつく. 高倉小学校は神戸の実家の近くにある小学校でした. クラでもトリでもどっちだっていいと思うんですけどね,タカがかぶっていれば. まあそういうわけにもいきませんかね.

その後は,福岡に来て以来,様々な場面でおなじみとなっている会話が続く.

「最近福岡に来られたんですか?」
「はい,この4月に」
「そうですか.お仕事で?」
「はい,まあそうです,こちらで仕事が決まりまして」
「そうですか.ご主人の転勤で?」
「いえ,ご主人じゃなくて私のです(というか「転勤」というのは適切じゃないけど)」
「えー,それはそれは.どういう業種ですか?」
「うっせーよ」*

*最後の台詞は心の叫びであり,実際には発話されていません.

運転手さんは会話を発展させようとして一生懸命だったのだと思いますが,「またこの質問か」といううんざりした想いと,24時間の移動時間でたまった疲労と,自宅の場所をうまく説明できないような馴染みのない土地に一人で来てしまったのだという孤独感とが一気に押し寄せてきて,何かに誰かにすがりつきたいような気持ちになりました.

成田から福岡に向かう飛行機から富士山が見えました. 

|

« パデュー大学で | トップページ | 7年 »