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6才児

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ここに写っているカードは一般に「ポケモンカード」と呼ばれているものである.その人気と知名度は今や日本のみならず世界中へ拡大している.このカードのすごいところは,世界的に使用されながらも,一枚のカードの価値が円やドルのように為替レートによって変動することはなく,世界共通の価値があるという点だ.つまり,日本にいてもオーストラリアにいても,ピカチュウには「50ポイント」の価値があり,オタマロには「60ポイント」の価値があるのである.これはすごい.万が一世界財政が崩壊したら「ポケモンカード」が世界共通通貨として使用される可能性はなきにしもあらずだろう.きっとないだろうが.しかし,世界共通の通貨価値があるとは言え,ポケポンカード上の文字が,原産国の言語であるところの「日本語」で表記されている場合,例えば,"electric shock"が「でんきショック」と表意されている場合,このカードには大きな付加価値がつくのだという.現在オーストラリア(メルボルン)から日本(鳥取)に帰省中のヒューゴ君(6才)が,短い日本滞在中に日本語のポケモンカードを大量にゲットしなければならなかった背景にはそのような事情があったのだ.ジーニアスの辞書くらいの分厚さになった大量のポケモンカードは,ヒューゴ君が小さいながらもその付加価値をちゃんと理解していること,そして小学生同士の人間関係においてこのカードがどのような役割を果たすのかを十分理解していることを表していた.子どもというのは不思議だ.この世に誕生して6年しかたっていないのに,すでに世の中のいろいろなことを理解し,プランを立てて行動している.私は金魚とか犬しか育てたことがないのでよく分からないが,人間の子どもというのは,きっと大人が想像できないくらいのスピードでいろいろなことを吸収しているのだと思う.そんなヒューゴ君が,大量にあるカードの中から,オーバーラップしているいくつかを私に譲ってくださった.「これ,ボクはいらないからサチコにあげるよ」と言っていただく.どうもありがとうございます.個人的には,相手を一瞬にして凍らせるというワザを持った「フリーザー」というキャラクターのカードが欲しかったのだが,「それはダメ」と即答で拒絶された.「フリーザー」はポイントが高く希少価値があるため譲れないとのことだった.了解いたしました.やはりちゃんと世の中のことが分かっている.ヒューゴ君がサチコに譲り渡すことを承認したポケモンカードがこの写真に収められている.それにしても,これまでピカチュウという物体(動物?)はカワイイと思っていたが「でんきショック」というワザを持っているということで,実は凶暴な生き物だったのですね.ということもヒューゴ君から教わったことの一つである.どうもありがとうございます.あっぱれ6才児.

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