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明日から11月

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夏休みが終わってああ後期授業が始まってしまうどうしようどうしようと思っていたのがついこの間のことのような気がするのだが,なんと今日で10月が終わり,あろうことか明日からは11月が始まってしまうというのである. なんだか生き急いでいる感じがする. ハロウィンなのでドイツからやってきたというお化けチョコレートたち(KALDIで購入)をオフィスに飾ってみたものの,外国のデザインというのはなぜこうもグロテスクなのか,じっとこのお化けチョコレートたちを見ていると,生き急げ−ー生き急ぐのじゃーーぐわっはっはっはーーと言われているような気がして気がめいってきました. 昨日は何気なく新聞の折り込み広告を見ていたら墓石会社の広告に目が止まってしまったわたくしである. どの石がいいかな,やっぱりベイシックに花崗岩だろうか. もっとゆっくりしたペースで,時には青空を見上げて深呼吸をしてみたり,夜空を見上げて満月に向かって遠吠えをしてみたり,そんなふうに幸福な時間を過ごす必要があるのだろうし,なんといっても「幸福を追求する権利」というものが日本国憲法によって保障されているのであるから,やはり日本国民である以上,空を見上げたり満月に向かって遠吠えをするというような時間も確保したい,いや墓石について思いを馳せるよりもまずその時間を確保すべきではないかと考える今日この頃である. 満月に向かって遠吠えをすることが幸福追求権とどう関係するのかはちょっとよく分かりませんが. ウルフー. 

このブログを書き始めて今月で丸6年を迎えた. 6年前の今頃はフルブライト奨学金に合格して,さあハワイ大学でPhDを取るために留学だ,頑張るぞと意気込んでいた頃である. 生まれて初めて身近な人の死に直面した時期でもある. 初めての東京生活で毎日が孤独との戦いだった時期でもある. 溢れ出てくる感情を文字化せずにはいられなかった時期である. 文字化しなければ消えてなくなってしまった6年前の今頃の数々の出来事が今もこのブログに記録されていることはなんだかとても不思議なことのように思えるし,文章の力というものを改めて感じさせられる. わたしが文章というものを研究対象にしていることは,少なからずこのブログでの文章経験が影響を与えているのだろうし,ブログでの文章経験が,文章に関する研究に必要な視点を生み出すことにつながっているような気もしている. 6年前の今頃からスタートしたPhD取得計画も,いよいよ最終局面にさしかかり,「お尻に火がつく」という慣用表現はまさにいまのわたくしのことだアチチと感じている今日この頃(この慣用表現はよく考えると面白いし火傷につながりますね),いまはブログなどを書いている時期ではないと思っていたが,やはりここで文章を書くことも研究になにかしらのプラスの影響があるような気がして,久しぶりに文章をつづってみた. そして,文章を書きながら,もしかすると,これが自分にとって日本国憲法で定められた幸福を追究する時間になっているのではないかという事実に改めて気がついたりした. 

明日から11月.

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