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11才

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実家のわたしの部屋には,小学一年生の頃から使っていた木製の勉強机がまだ残っている.

今でも帰省すると,この勉強机を使って,本を読んだりメールを書いたりしている.

机の引き出しの中には,小学校時代に使っていたもの(分度器とか三角定規とか彫刻刀とか)や,いただいたもの(「九九が全部言えた賞」とか「きっちり賞」とか(何が「きっちり」だったのか思い出せない)「囲碁大会8位」の賞状とか(8位かよ+なぜ囲碁?))が残っている. 見始めると,懐かしくなってあれもこれも見たくなって,「タイムトリップ」に膨大な時間を費やしてしまうので,普段はあまり見ないようにしている. でも,今回,何となく小学校時代の思い出に浸りたくなって,引き出しの中を冒険し始めてしまった. すると,小学校のお友達にもらったお誕生日カードが出てきた.

「11才のおたんじょう日おめでとう!」

と書いてある.

11才.

どのくらい前のことになるのだろう. 流れた年月の長さとその年月の中で経験したことの重みが言葉にできないくらい大きくて,そしてそれらすべてを通して自分の中に生まれた変化と成長が思い出せないくらいめまぐるしくて,自分に11才という時代が本当にあったのかどうかさえ,定かでないように思えてくる. 

でも,このお誕生日カードに書かれたメッセージを読んでいるうちに,当時の思い出が一気にフラッシュバックしてきた. このお誕生日カードを書いてくれた友達は,広田礼子ちゃんといって,当時,富士見ヶ丘という街に住んでいたこと,広田礼子ちゃんの富士見ヶ丘のご自宅がとても大きかったこと,交差点の角にあって,そこが待ち合わせの場所によく使われていたこと,地元のヤンキー川口君がうろうろしていたのでじっと見ていると「おまえら何見てんねん」とつっこまれたこと,などなど. ああ懐かしい. 広田礼子ちゃんと富士見ヶ丘での数々の思い出が,自分にも11才という時代が確実にあったのだということを再確認させてくれた.

もう一つのカードの執筆者は,くんごちゃんというお友達で(本名は久語さんという),この方とは,大人になった今でも,交流が続いている. 富士見ヶ丘のこと,広田礼子ちゃんのこと,四つ角にある広田礼子ちゃんの大きなお家のこと,そして「おまえら何見てんねん」のヤンキーの川口君のことなどを大人になった今でも語りあえる,わたしの唯一の幼なじみの友人である.

思いがけなく11才の頃にタイムトリップできた8月最後の週末.

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コメント

さっちゃん、元気かな?とブログを読んだら私の名前、カード、私の似顔絵付封筒、びっくり!うれしくて涙がでました。
交換日記、替歌、裏山探検、溝探検、板本先生・・・楽しかったね♪
大人になった今でも語りあえる、私にとって大切な友人です。

いつまで神戸にいる予定ですか?二人の都合があえば久しぶりにゆっくりおしゃべりしたいなぁ。

投稿: くんごちゃん | 2011年9月 1日 (木) 22:00

くんごちゃん,

この記事をくごちゃんに読んでもらえて,とっても嬉しいです.この似顔絵,くごちゃんのトレードマークだったね.

北山台や富士見ヶ丘,本当に懐かしくて,ゆっくり歩いてみたい気がします.裏山は今でもあるのかなあ.「裏山」って言葉だけでいろいろな思い出が蘇ってきて,そのひとつひとつを,たぶんくごちゃんも共有してくれるのだろうなあと思うと,改めてくごちゃんの存在がとても偉大なものに思えます.オレンジ色のジャージの板本先生に二人で会いに行きたいよね.

神戸に帰ってもなかなかゆっくり滞在できなくて残念です.近いうち,必ず会おうね.それまで元気でいてください.

コメントありがとう.

投稿: satchy | 2011年9月 4日 (日) 15:17

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