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パリジェンヌ風

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Les trois soeurs (トワスール)で新しいバッグを買いました.

このお店は店名がフランス語であることからも分かるように(Les trois soeursは「3姉妹」という意味なのだそうだ.だからどうなの?と突っ込まれると困るのですが),パリジェンヌ風ファッションをコンセプトに商品を開発しているらしい. なんか日本人女性が好きそうなコンセプトだ. とりあえず「パリジェンヌ風」とか言ってれば人気が出てモノが売れると思っているその短絡的思考が気に入らないのである. とか言いつつ,そのパリジェンヌ風バッグを購入しているわだけれども. 

そのような矛盾を超えてパリジェンヌ風バッグを購入してしまったのは,このバッグの色彩感覚の見事さに魅了されたからである. この青色の組み合わせ方. 紺+青+紺+水色+紺+白. この順序に色を並べる方法をよく思いつきましたね. あまりに爽やかすぎて涼しすぎて見ているだけで海に行きたくなってしまうではないか. 要するにこのバッグは「パリジェンヌ風ビーチ気分」というダブルの満足感を日本人女性に与えるように工夫されているのである. なにがパリジェンヌ風ビーチ気分だ. 意味が分からない. とりあえず夏は「ビーチ気分」とか言ってればモノが売れると思っているその短絡的思考が...

と言いつつ,すっかり「3姉妹」の戦略にはまってしまっているわたくしである. 

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SSLW 2011, Taipei

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台湾では,第二言語ライティングシンポジウム (SSLW) に出席し,博士論文の後半部の成果報告をしてきました.

SSLWは2007年から毎年出席・発表してきている. 知り合いの先生もだいぶ増えて来て,今年の発表はたくさんの方々が聴きに来てくださった. 立ち見が出る程の盛況ぶりで,用意していたハンドアウトが足りなくなるというのは今回が初めてだった. いつもたくさん用意していっても余るのが普通だったのだが. 

研究をしている間は孤独で,いつも「こんなのでいいのかな」という心配が絶えない状態でやっているので,それを乗り越えて出した成果を多くの人に共有していただき,多くの人からコメントやフィードバックをいただけるというのは,わたしにとって本当に貴重な経験である. たとえ「おもしろかったですよ」とか「よかったですよ」というシンプルな一言でも,それだけで孤独でつらかった時間が自分にとっては一秒たりとも無駄なものではなかったのだという実感に変わる.

今回の学会では指導教授のオルテガ先生と約2年ぶりの再会も果たせた. 先生は2年前に比べるとすごくスリムになっておられた. もうモナリザの微笑みとか言わせないわよカモーン的なオーラが全身から漂っておられて,ミニスカートから伸びる美脚をじっと見つめてしまったわたくしです. これが男性ならこの変態が!とオルテガ先生からパンチを食らわされていたことでしょう. 何だか書いてることが最低すぎます. それはともかく,人気者のオルテガ先生は学会開催中もいろいろな人とのアポイントメントがあったようだが,そんな中でも,わたしの博士論文のコンサルテーションのために多くの時間を費やしてくださった. 二日目の朝は朝食を一緒に取ることができた. ビュッフェにあったメロンがまずくて「こんなの食べられないわよ」とややご機嫌ななめだったオルテガ先生. でも,代わりにパイナップルをゲットしたとたんにご機嫌が直ったようだった. 大学の外を出ると先生も普通の女性なのだなという発見がある. あれ大学の中では普通じゃなかったかしらね?とツッコまれると困りますけれども. 

また,今回の学会では日本の著名なライティング研究者の方々ともお話することができた. 中でも日本のライティング研究のパイオニアであるO先生. O先生と直にお話ができるようになるなんて数年前までは考えられないことだった. それが,今回は先生が宿泊しておられるスイートルームに招待していただき,私の研究の方向性についてじっくりとお話を聴いていただく機会を作っていただけた. なんだか夢のようである. 振り返ると,オーストラリアのモナシュ大学留学時から始めたライティング研究は今年で9年目. その間いろいろなことがあったが,自分が「意味がある」と信じていることを途中で投げ出さずに続けてきてよかったと今回の学会で改めて感じることができた. 

続けることでしか前には進めないのだから,これからも続けていくしかないと実感できた学会だった.

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台湾

学会出張で台湾(台北)に行ってきました.

初めての台湾.

台北市内に到着してまず驚いたのはスクーターの数である.

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信号が青に変わるのを虎視眈々と待ち続ける台湾スクーター野郎たち.

何だかミニバイクレースを見ているような気持ちになる.

向こうに見える2人のライダーは明らかに規定線を超えており,これがミニバイクレースだったらフライングに相当する行為ですから,ここで失格の判定を受け,すみやかに退場していただかなくてはなりません.

しかし,その前方に位置取るもう一つの集団を見て,規定線超えごときのフライングは序の口であることに気づく.

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前方の集団は,歩行者用横断歩道を占拠してしまっております.

恐るべし台湾スクーター野郎たち.

明らかにフライングですから退場である. 

と思うのは日本のルールがデフォルトとしてあるからで,この国には別のルールが存在するのかもしれない. スクーター用のレーンが二つ引かれているのである. スクーター人口が多いので一斉にスタートすると危険だからなのだろう,たぶん.

信号が青に変わるとこんな感じになるからだ.

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さあ,ライダーたちが一斉に飛び出しました!

解き放たれたように台北市内に向かって走り出す台湾スクーター野郎たち.

右端に映っているライダーの積荷(銀色の箱)には何が入っているのだろう. うちの近所にやってくるお豆腐屋さんがこんな銀色の箱を持って来てますが,まさか豆腐ではありませんよね. 豆腐とミニバイクレースは何だかバランスが悪すぎます. いずれにしてもこんなに大きな物体をスクーターの後ろに積むのは危険なのでこれも失格行為と判定されるべきである. すみやかに退場していただきたい. しかし,この程度の積荷なら台湾ルールではOKなのだろう. なぜなら,こんなものまで積んじゃってOKみたいだからだ.

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犬!

これは間違いなく犬ですよね.

家に置いてこいやー

と思わずツッコミをいれてしまいました.

しかし,どうしても犬を連れて行かなくてはならない理由がこのお二人にはあったのでしょう. 

後ろに人間を座らせるというスタイルは日本でも目にするが,後ろに人間を座らせてさらに前に犬を座らせるというスタイルを見たのはこれが初めてである. 極めて合理的なスタイルであるが,明らかに危険なので失格行為である. 退場していただきたいが,たぶん台湾ルールではこのサイズの犬ならOKなのだろう. これが大型犬のシェパードとかだったら危なっかしくて見ていられませんし,シェーパードが突然市内を走り出して噛み付かれることの危険度の方も心配なのでありますが,もしかしてもしかすると大型犬を運ぶのもOKなのでしょうか. 

何でも運んじゃえ的な台湾スクーター野郎たちを見て,台湾にみなぎる活力を感じてしまった私である. 

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まさに「21世紀的生存能力」である.

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