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AAAL 2011, Chicago

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学会出張で一週間シカゴに行って来ました.

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学会は,AAAL (American Association of Applied Linguistics)のannual conference.

AAALは,今回が初出席,そして初発表. 

これまで発表した学会の中では最も大きな学会なので,行く前から大変な緊張で,行きの飛行機の中では11時間一睡もできなかった. そして,シカゴに到着してからも,発表日が学会最終日だったために,学会期間中の夜はやはりほとんど眠れなかった. ごそごそと起きだしては一人で発表の練習をしてみたり,オーディエンスから起こるであろう質問を考えて想定問答の練習をしてみたり,疲れたのでベッドで横になってみたもののやはり眠れないのでテレビをつけてコメディを見て何がおもしろいのかよく分からないけどオーディエンスが笑っているので一緒になって笑ってみたりした. がーはっはっはっ. アメリカ人って笑う時も豪快ですね. 笑いが恋しくなって日本に帰って『アメトーク』が見たくなりました.

発表日の前日の夜は緊張で吐きそうになり,このままここから逃げ出したいという気持ちになったけれど,日本を発つ前にB先生が話していた岡本太郎氏の言葉,「見物人になるな, とにかく自分でやってみよう. 一歩でも,半歩でも前に自分を投げ出してみる. 出発は今,この瞬間からだ」を思い出し,よっしゃかかってこいやー!とつぶやいてみたりした. わたしはこのごろ自分を鼓舞する必要がある場面になると必ずこの「かかってこいやー」という言葉をつぶやいている. いつどこでこの言葉を習得したのかはよく分からない. でも「かかってこいやー」と言ってみると,自然に力が沸いてくる. 

こんなふうに過ごしていたので発表までの数日感はとても長く感じられたが,発表そのものはあっという間に終わってしまった. この発表準備のために費やした時間,そして不安や緊張で押しつぶされそうになった時間を思うと,発表を終えてもう少し達成感や充実感を感じられるかと思ったが,そんなに大きなものを成し遂げた感覚はなかった. ああ終わったんだなという脱力感に似た感覚と,自分の発表の反省点があれこれと沸き上がってきたこと,自分の中にあったのはこの二つくらいだろうか. 後は,同じライティング研究をしているわたしの大好きなF先生とP先生とW先生が発表を聴きに来てくださったこと,先生方が発表後に声をかけてくださったことがとても嬉しかった. 

その日の夜は,シカゴのノードストロームの4階にある"Panda Express"でチャイニーズを食べました. ここのチャイニーズのこのボリュームとこのざっくりした感じ. ハワイ留学中もアラモアナ・モールでよく食べました. 振り返るといろいろな経験を重ねてきて,その結果,今こうしてシカゴに来て,AAALで発表できているのだなと改めて思った. 今回のAAALでの発表を糧にしてさらに前に進んでいかなくてはいけない. 次の発表は6月に台湾で開催されるSSLWだ. 

AAALで発表してよかったと思いました.

それにしてもシカゴは寒かったです. 初めて氷点下5度を体験しました.

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コメント

satchyさん、こんにちは。

ご無沙汰しております。
ブログへのコメント、ありがとうございました。

学会発表、お疲れ様でした。
発表するのは本当に緊張感がともないます。
satchyさんの前向きにやり遂げる強い気持ちに脱帽です。
文面からその頑張りを感じることが出来ました。

氷点下5度は寒いですよね。
シカゴへは過去に4回金融関係の取材で、
行ったことがあります。
そのうち3回は、真冬のシカゴ・・。
やはり寒かったという思い出があります。

6月のSSLWでの発表も頑張ってください。

4月とはいえ、夜半はまだ冷え込む陽気です。
あまり無理をなさらぬよう、お過ごし下さい。

投稿: nepcom | 2011年4月 5日 (火) 11:14

nepcomさん,

お元気ですか.東京の桜もほぼ満開になってきましたね.

シカゴは本当に寒かったです.ミシガン湖が近くにあるせいか,風がとても強いなという印象も受けました.ミシガン湖は,琵琶湖しか知らない私にとっては海のように見えました.アメリカは何でもスケールが大きいですね.

今日から新学期が始まりました.震災から一ヶ月,気持ちが沈みがちでしたが,キャンパスに戻って来た学生たちの顔を見てまたエネルギーが沸いてきました.

ありがとうございました.

投稿: satchy | 2011年4月11日 (月) 15:17

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