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We would like to invite you to revise your article.

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Journal of Second Language Writingに投稿していた論文(3名の査読者からいただいたコメントを元に書き直したもの)に関して,エディターのRosa Manchon先生からメールをいただく.

"We would like to invite you to revise your article along the lines suggested below."

ということで,

第一稿の時とは別の2名の査読者の方からのコメントが添付されていた.

またまた書き直しである.

この"We would like to invite you to revise..."というフレーズは第一稿の時も使われていたのだが,"reject"ではなく,"We would like to invite you to revise..."と言ってもらえているということは,publicationの可能性が少しはあると解釈してよいのだろうか. 何だか分からなくなってきました.

メールの最後は次のように締めくくられていた.

"If you choose to revise your manuscript, it will due by December 24, 2010."

あと一ヶ月で査読者の方のコメントを全て反映した修正をすることができるだろうか. というかクリスマス・イヴですね.

わずかな可能性にかけてやってみようと思う. せっかく査読者の方が時間をかけてくださったのだし,最大限の努力をしてレスポンスしないと失礼であるし.

でも,今は泣きたい気分だ.

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名古屋

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学会出張で名古屋にやって来ました.

名古屋駅を出ると,「大名古屋ビルヂング」という看板をかかげたビルヂングが目に飛び込んできた.

名古屋の前に「大」をつけなければならない理由と,ビルディングを「ビルヂング」と表記しなければならない理由を知りたいと思った. 

「大名古屋」という文字を見て,昔,「大和田」さんという上司がいたことを思い出した. 大和田さんは思考に制約条件を設けないラディカルな方だったが極めてロジカルな方だった. わたしがこの方から学んだことはラディカルな思考はロジカルな思考と相反するものではないということだ. つまり思考の「出発点」が問題だということだ. そんなラディカルでロジカルな大和田さんに苦戦していた頃,大和田さんの名前が「大+和田」で構成されている点が気になりだした. この「大」は「ラディカル」という意味なのだろうか. なんであなたの名前には「大」がついているのだ,「和田」だけでいいじゃん,なんで「和田」だけで満足できないんだ,え?とか思っていたものである. だいたい,皇太子徳仁親王妃雅子さまの旧姓だって「小和田」さんなのである. 皇太子徳仁親王妃雅子さまが「小和田」さんであるところを,なんであなたが「大和田」さんと名乗れるのだ,え?とか思っていたものである. 

そして,「ビルヂング」とは名古屋特有の表記法なのだろうか. アナロジーでいくと,名古屋では結婚式のことを「ウェヂング・セレモニー」,マンゴープリンは「マンゴー・プヂング」と表記することになる. ウェヂング・セレモニーでマンゴー・プヂングをどうぞ. スターンヂング!(standing!) 

なんか適当に思いつくまま書いてみました. 

ところで,本日,学会発表が終了した.

ここ2週間くらい,パワーポイントのスライド作りと発表原稿の作成に時間を割いてきたので,終わってほっとしたし,久しぶりに「やり遂げた」感を感じている. 

しかし,制限時間の25分でまとめることができず,タイムキーパーさんが"STOP"のサインを挙げているのを無視してしゃべり続けてしまった. あれもこれも盛り込みすぎたかもしれないし,この学会では実践報告が主流で理論的枠組みや研究の背景などは求められていないようだったので,前半の理論の話は省いたらよかったのかもしれない. 学会固有の「ディスコース」を事前に調べておくことも大事なのだろう. しかし,何の理論的枠組みも裏付けもないような単なる"simple description"で終わってしまう報告は,学会という場の発表内容としてはどうなのだろうか?という疑問を持ってしまった. そして,やたらめったらオーディエンスを巻き込んでアクティビティをさせるような発表も大いに疑問である. 

それよりも今日は懐かしいお友達と約7年ぶりに再会できたことが,何よりも嬉しい出来事だった. オーストラリア留学時代のことが自分にとっては遠い過去の出来事になっていたのだが,お友達とお話していると,いろいろな思い出が一気にフラッシュバックしてきて,涙が出そうになった. わたしはこのお友達のことをとても好きだった時期があったし,大学で研究を行うこととか大学で職を得るといったことに関してこのお友達にずいぶんと助けられた. わたしにとってはとても大切な人にまた再会できたことをとても嬉しく思った. そして,いろいろな人に助けられながら自分はここまで来れたのだということを改めて感じた. 

夕飯に「世界の山ちゃん」に行きました.

手羽先にがぶりとかぶりつくことはレヂーには難しいと思いました. レディー.

名古屋に来れてよかった.

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今日の

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夕焼け.

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週末

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10月最後の週末は,台風14号が関東地方を通過したために,大荒れのお天気となった.

そんな中,土曜日はThe ICLE / LINDSEI シンポジウム・ワークショップに参加するため昭和女子大学まで出かけて来た. 

昭和女子大学は,東急田園都市線の「三軒茶屋」駅から徒歩5分のところにある. 朝10時半から始まるワークショップに遅れないよう8時過ぎには自宅を出たのだが,結局ワークショップには出られず,午後のシンポジウムから出席することになってしまった. カモーン. 理由は,小田急→JR→東急田園都市線と3回の乗り換えに成功し,うまく田園都市線に乗り継げたものの,目的地の「三軒茶屋」になかなか到着しないのでおかしいなと思っていると,最終的に「大井町」というところに着いてしまったからである. 「次は大井町〜終点です〜」とかいうアナウンスが聞こえてくる. 終点かよ. というか早く気づけよ. カモーン. 

こういうことは関東の公共交通機関ではよく起こる. 自分は確実に東に向かっていると思っていたら,途中で急に南に向かっていたりするのである. おーい. 田園都市線では「二子玉川」駅から大井町線と呼ばれる路線が出ており,「三軒茶屋」に行くためにはここで乗り換えをしなければならなかったのである. なんということだ. そういえば,昨年めでたく小田急デビューを果たしたばかりの頃は,「新宿」に向かっているつもりが気がつくと「赤坂」に辿り着いていたことがあった. 小田急「代々木上原」駅には東京メトロ千代田線が乗り入れているのである. なんということだ. 関東の電車を甘く見てはいけないことを今回改めて痛感した次第である.

ところで,午後からのシンポジウムでは,最近出版されたばかりという ICLE (Version 2)コーパス,そして,LINDSEIコーパスについて,その編集代表者であられるDr. Gaëtanelle Gilquin(ベルギー・ルーベン大学)の講演を聴かせていただいた. コーパス編集プロセス,そして新しいコーパスの可能性について,とても興味深い内容だった. そして,その発表の中で,同じ学生が3年間の異なる時期に産出した文章を収録したという"LONGDALE"コーパスというものがある,ということを教えていただいた. 個人的には,同一の学習者の長期的な発達というものに興味があるので,この"LONGDALE"コーパスがどういうものなのか調べてみたいと思った. シンポジウム後の懇親会で,Dr. Gaëtanelle Gilquinと席が隣同士になったので,この件について質問させていただいたが,「まだ出版されておらず,現在,編集段階です」ということだった. なるほど. それにしても,Dr. Gaëtanelle Gilquinは大変お美しく,そしてお顔が大変小さく,見事なまでの八等身を実現されておられるので,隣でじっと拝見していると,同じ人間ではないように思えてしまった. ところで,先生のお名前をどう発音するのか最後までよく分からなかった. 

Dr. Gaëtanelle Gilquinの講演の後は,3人の日本人の先生からコーパス研究に関する発表があった. そのうちの一人,大阪大学のK先生の発表は,metadiscourse markers (Hyland, 2002)という観点からNS/NNS textsの特徴を説明する,というもので,個人的には大変興味深かった. これまでのNS/NNS text分類研究では,「品詞」レベルのものを説明変数にしたものがほとんどで,metadiscourse markersのような「談話情報」を変数にするものは,私が知る限りなかったように思う. そんなわけで,K先生の発表は大変刺激的だった. 発表後,資料をいただけないかあつかましくお願いしてみたら,快く承諾してくださった. 翌日の朝メールを開くとすぐに資料が届いていた. ありがたい. というか,K先生は自然言語処理がご専門なので,私に先生の論文が理解できるかちょっと不安ではある. こういうシンポジウムや学会に出席するたび,自分はまだまだ知らないことがたくさんあることを思い知らされる. 

シンポジウムではN先生とお会いすることができた. 昨年のアリゾナのSSLW以来一年ぶりの再会である. 国内外で幅広くご活躍されているN先生. 今月末には,第二言語ライティングセミナーを主催されることになっている. お忙しい中,どうやってこれだけの業務をこなしておられるのか本当に頭が下がる思いである. すごいオーラを放っておられる先生だけれど,私のような者にもいつもとても親切に接してくださり,そして,どんな質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださる. わたしが尊敬する,そしてわたしが大好きな先生です. 

日曜日は,勤務先の大学の学園祭だった. 展示を少し見て,その後は,シンポジウムの資料をまとめたり,K先生に送っていただいた論文を読むつもりだったが,学生にホットケーキを買わされたり(生焼けだったので今度会ったらクレームつけなくては),鶏の照り焼きを買わされたり(骨がグロテスクでキモチ悪くなってしまったので今度会ったらクレームつけなくては)しているうちに時間が過ぎ,極めつけに,「僕の女装ステージ見に来てください!」とか言われたりして(彼の女装のクオリティーは決して低くはなかったのでこちらはクレーム不要で),結局19時くらいまで学園祭で遊んでしまった. 最後の女装ステージが結構おもしろくて,心なしかはしゃいでしまった. わたしは真面目な人間なので新宿二丁目のオカマバーに遊びに行くようなタイプでは決してないと思っていたけれど,案外そうでもないのかもしれない. 言うよねー.

学術的な土曜日と非学術的な日曜日. 

でも有意義だった.

もう11月.

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