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太宰府天満宮

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太宰府天満宮に連れて行っていただきました.

本殿で「学業成就」の祈願をする.

「○○が取れますように」

「□□が書けますように」

「△△になれますように」

と片っ端から学業に関するお願いをする. 

菅原道真公に「欲張りすぎけんねどれか一つにせんとね」(博多弁バージョン)と叱られてしまうかもしれない.  「その前にお賽銭たんまり入れてやー」(関西弁バージョン).

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お守りもしっかり購入した.

○○が取れて□□が書けて△△になれるまでは,肌身離さず持って歩くことにしよう. 

菅原道真公に「あんたお守りに頼らんと一人で頑張らんとね」(博多弁バージョン)と喝を入れられるかもしれない. 「神頼みの前にお賽銭たんまり入れてやー」(関西弁バージョン)

# 博多弁を少し勉強したので早速使ってみたのだが,間違っているかもしらんとよ. うほー

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ところで,本殿の門をくぐると,日本語でない言語があちこちから聞こえてくる.

丸顔で小太りのおっちゃんの集団が前から歩いて来た. なぜか分からないけどみなさん同じ顔に見える. みなさん丸顔で小太りで,そして,みなさんなぜかすごい大声でしゃべっている. そんなに大声を出さなくてもちゃんと聞こえていますよたぶん. それにしてもすごい勢いでしゃべっているのでケンカが始まるのかしらとか思って観察していると,笑顔でお互いの写真を撮り始めた. めっちゃ笑ってるやんか. それにしてもみなさん丸顔で小太りですよねえ,とか思いながら続けて観察していると,「ワーシーラーマルガオラー,コーブトリラー」というような音声が聞こえてきた. えーっ. たぶん広東語だ.

その次は,パンチパーマで顔が真っ白で口紅が真っ赤なおばちゃんの集団が前から歩いて来た. このパンチパーマはどうやって実現しているのだろうか. ジャパニーズ・パースペクティブ的には,これはどう見ても「チンピラ」ですよ,「ミナミの帝王」ですよ,とか思っていると,「パンチパーマデワルカッタニヨー,チェソンハムニダー」というような音声が聞こえてきた. えーっ. たぶん韓国語だ.

このアジアンな雰囲気は一体何なのだろう. 「ワーシーラーマルガオラー,コーブトリラー」とか「パンチパーマデワルカッタニヨー,チェソンハムニダー」とかいう言語が太宰府天満宮に飛び交っている中で,「丸顔ですね」とか「パンチパーマですね」とかいう言語を話す日本語話者の自分の方がマイノリティであるような気がしてきた. 最近はどこに行っても中国人や韓国人を見かけるようになってきた. そのうち太宰府天満宮の参道にトッポッキとか飲茶の露店が軒を連ねるようになるのかもしれないムニダ. ハオチー.

そしてそのうち日本は乗っ取られてしまうのかもしれない.

ということを本気で考える危機意識を我々日本人はもっと持ったほうがいいのかもしれませんね,とマイノリティ同士日本語で話す.

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本殿を出て,参道のお店で焼きたての梅ヶ枝餅をいただく. 太宰府の名物なのだそうだ. 焼きたての梅ヶ枝餅をほおばりながら,お抹茶をいただき,思い出話に花を咲かせる. なんて清らかな時間. 

日本人でよかったと思った.

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ゆふいん

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羽田を飛び立って1時間半.

初めての九州上陸です.

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ハワイ大学で一緒だった先生と約2年ぶりに再会.

湯布院に連れて行っていただきました.

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ここは別世界だ.

あれ,昨日まで自分はどこで何をしていたのでしたっけ? 一瞬分からなくなってしまった.

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緑あふれる景色が目の前に広がる窓際の席で,完熟梅蜜ジュースとモン・ユフというデザートをいただく.

この場所とこの眺めとこの味とこの気持ち. 

何これ. 

やはりここは別世界だ. 

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このやわらかな癒しの空間.

ここは,「湯布院」と漢字表記するより「ゆふいん」とひらがな表記したほうが,そのイメージを適切に表現できるような気がした. 

ゆふいん.

大好きな先生にとっての特別な場所に来ることができてとてもしあわせだと思った.

ありがとうございます.

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@ つくば

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出張で筑波大学に来ています.

すごい山の中. 何もありません.

タクシーを降りて早速迷ってしまい,遭難するかと思いました(夏休み中なのでキャンパスに人がいない).

ジョギング中の筑波大学の学生さんをつかまえて目的地の場所をたずねると,「一緒にそこまで行ってさしあげます」とのこと. なんて親切な学生さんなのだ. でも,このジョギング中の学生さんと一緒に私も走って行かなくてはいけないのかしら?とか思っていると,徒歩に変更してくれた. よかった.

一日目は,主にライティングに関する研究発表を聞かせていただく. 

人の発表を聞くと本当に勉強になる. 

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Finished marking

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ライティングのクラスの採点が終了.

成績も提出して,これでめでたく前期の業務がすべて終了した.

いつまでかかっとるんじゃいという感じだが(もう今日は8月20日).

ライティングのクラスはポートフォリオも提出してもらったので,ファイルとペーパーどちらもチェックするのは予想以上に時間がかかった(126名分).

でも,学生が一生懸命書いた文章を読むのは楽しかったし,訂正やコメントを入れながら学ぶことも多かった. 文法とか語彙とかかなりめちゃくちゃだったりしたのだが,とりあえず何かを伝えようというその姿勢に心を打たれた.

といっても,やはり日本では中学・高校でもっと英語で文章を書かせる経験をさせたほうがいいのではないかと改めて思った. "receptive knowledge"と"productive knowledge"の開きがあまりに大きすぎると感じるからである. 

明日からやっと自分の研究にうちこめる. まず,JSLWに出す論文の修正に取りかからないといけない. 

しかし,今年度から新カリ実施により夏休みが短くなったため,わたしのような下っ端の人間には研究環境がますます厳しいものになっている. 自分が学生だった頃は,7月に入ったらもう夏休みが始まっていて,後期が始まるのは10月に入ってからだったような記憶がある. そのような古き良き伝統は守っていかなくてはならないと思う. 「前期の最後の授業は9月3週目に実施してください」と言われましても,もう成績も出てるのに誰が出席するねんって話だ. 「その日は『授業の総括』を行ってください」と言われましても,夏休みの間に学生は忘れてしもうとるわって話だ. 新カリ新カリって何でも新しくすりゃいいってもんじゃねえんだよオイコラ!と静かに腹を立てている次第である.

後半は愚痴ぽくなってしまいました.

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Arrived at Haneda

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羽田空港に到着.

スターバックスにて.

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home

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ポートライナーから六甲山系をのぞむ.

ああ帰ってきたんだと思える景色.

いつ見ても大好きな景色.

この景色が遠ざかっていくときはしんみりしてしまう.

これから神戸空港へ.

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神戸

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お盆休みで神戸に帰ってきました.

神戸空港を出て三ノ宮行きポートライナーに乗ると,周囲の人々がみんな関西弁で話しているので,特におもしろいことを言っているわけではないのだが,なぜか笑えてくる. たとえば,「○○ちゃう?」「いや,○○ちゃうんちゃう?」的な関西独自のディスコースが聞こえてくると,ほほえましくなる. ちなみに,(前から来るチャウチャウ犬を見て)「あれチャウチャウちゃう?」「いや,チャウチャウちゃうんちゃう?」っていうのは,関西弁の「ちゃう」ディスコースを用いた定番ネタである.

久しぶりに神戸元町通を歩いてみる. ここは,三ノ宮センター街ほどの集客力はないものの,老舗が多く残る昭和の風情あふれる商店街である. また,西に向かって(=神戸駅方面)歩けば歩くほど,あたりが薄暗くあやしげな雰囲気になっていくのも神戸元町通の特徴である. そのあやしさのためか,神戸駅付近になると元町通にはほとんど人が歩いていない. いつ行っても「店じまいセール」をやっているバッグ専門店とか(早く閉めろよ),「ハックルベリーの冒険」って名前の中古CD店があったり(どこがハックルベリーやねん),いつ見てもバナナしか売ってない熱帯果物専門の「八百屋さん」があったりする(「八百」じゃねえじゃねえかよ). 「商売あがったりやー」(=「利益が上がらない」の意)「えらいこっちゃー」(=「とても深刻だ」の意)という声が聞こえてきそうである.

実家に帰ってテレビをつけると,とりあえず阪神のことばっかりやっている. まだ優勝していないはずだがもう優勝したかのような盛り上がりぶりである. サンテレビ(=関西ローカルチャンネル)は,阪神の試合中継をほぼ最初から最後まできっちり放映してくれるし,時には練習風景まで放映してくれたりする. たまに試合中継が「テレビ大阪」で放映されたりすると,試合途中で番組が終わってしまうので,ラディカルな阪神ファンのオッサンは「サンテレビに放映させろやー」と虎柄のメガフォンでテレビに向かって叫ぶことになる. 関東地域ではまず見られない現象である. 改めて,関西地域における阪神タイガースの影響力の大きさを実感する.

そんなわけで,ひさしぶりに関西に帰ってくると見るものすべてが何かおかしく,それらに対してツッコミをいれずにはいられない. 

この場所で生まれこの場所で育つことができたことは幸運だったと今改めて思う. なぜならここは「おもしろい」から.

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年下の

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大学近くのシチリア料理のお店へ.

前にも一度来たことのあるお店. 今回もワタリガニのパスタ(写真左)をいただく. このお店のワタリガニパスタは美味である. 美味すぎてもう一方のパスタ(写真右)が何のパスタだったのか忘れてしまった.

今回は,年下の男の人と一緒だった. ワタリガニのパスタともう一つ名前を忘れてしまったパスタを半分こした. 年下といっても相手は男の人なので,分け前は6:4くらいにしたほうがよいのではないだろうかと気を使ったが,あちらは,いやいや,やはり年上の人がたくさん食べる権利があるという儒教精神の持ち主で,分け前は4:6であるべきだと主張した. しかし,この議論はいつまでたっても平行線であるように思われたので,結局5:5の半分こにすることにしたのである.

年下の男の人は前から知り合いだったけれど,ちゃんと話したのは今回が初めてだった. どうやら自分よりも年は下であるらしいということは知っていたのだが,「ジャニーズの光GENJIが流行っていたときは小学1年生でした」という彼の言葉を聞いたとき,やはりパスタの分け前は,わたしが6で彼が4でよかったんじゃないかと思ったりした. 敬えー敬うのじゃ. というか,彼はなぜ自分の年齢を暗示する手がかりとして「光GENJI」を引き合いに出したのか気になってしまった. まさか山本君のファンだったことがばれていたのだろうか. 

ああなつかしい.

その年下の男の人が,学生時代に東南アジアを旅行したときの話をしてくれた. シンガポールからバンコクまでを結ぶマレー鉄道に乗って,マレー半島を横断したのだそうだ. そのときの珍道中がめっちゃおもしろくて3時間くらいゲラゲラ笑いっ放しだった. 光GENJIが流行ったときに小学1年生だったという,ちょっと世代が違う人と一緒にいると,新鮮な楽しさがあることを発見した. 

若さを吸収させていただきましたが,笑いすぎて笑い皺が気になります. 光GENJIが流行ったとき,小学校はもう卒業していた年齢ですから.

楽しいディナーでした.

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ひよこ

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とある雑貨屋さんでレジのところにちょこんと座っていたひよこちゃん.

手編みのベストを身につけ,足を伸ばして座っている(てか,ひよこのくせに足長くねー?←いまどきの若者風).

あまりのかわいさに思わず手に取って見つめてしまう. すると,ねぇ一緒に連れてかえってよねぇねぇねぇピヨピヨピヨと言われている気がしたので,連れて帰ってきました.

レジのお姉さんに「名前をつけてあげてくださいね」とお願いされたので,「ひよこ」と名付けました. 

てか,そのまんまじゃね?(←いまどきの若者風).

ひよこに癒されている月曜の朝.

お盆シーズンですね.

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portfolio

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今学期のライティングの授業では,学生一人一人に「ポートフォリオ」を作成してもらった.

「ポートフォリオ」とは,「学生が自分が書いたものすべて(下書き,ピア・コメント付きのもの,書き直したもの,提出し評価された課題,それに伴う内省など)を,時系列にファイルに入れてストックし」(大井,2008)たものである. 学期末にそのファイルを提出し,教師がそのファイル内のすべてを使って学生のパフォーマンスを評価する. 

学生のライティング・プロセスやライティング能力の変化を縦断的に分析できるという点で,「ポートフォリオ評価」の重要性が昨今注目を集めている. また教師の視点からのみならず,学生本人にとっても,ポートフォリオとは「自分の成長記録」であり,学生が自分の成長を実感できるという点で,極めて大きな教育効果があると思われる.

今学期は,3クラス分,合計130人分のポートフォリオを回収. 

本学の学生は決して学力は高い方ではないが,基本的に真面目である. そして,明確な到達目標や明確な評価基準を示すと,そこに向かって驚くほどの力を発揮する. そういう意味で,ポートフォリオ作成は,本学の学生に適したタスクだったと思われる. 

一人一人が作成したポートフォリオから,一人一人の学習プロセス,そして一人一人の成長が感じられ,ちょっと感動している. これは学生にとって一生の財産になるに違いない. ポートフォリオの重要性は,思っていたよりもうんと大きそうである.

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JSLW

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Journal of Second Language Writing (JSLW)に提出していた論文がアクセプトされたというメールをいただく.

しかし,もちろん「条件付き」のアクセプトである. "Certain revisions are needed before the paper is ready for publication."というコメント付きのアクセプトだ.

私の専門(といっていいのかいまだによく分からない.「私の関心」というべきなのかもしれない)は第二言語ライティングなので,JSLWに自分の論文が掲載されることは,自分にとっては大きな意味がある. なので「条件付き」とはいえアクセプトされたというニュースはとてもうれしい. 

しかし同時に,3人のreviewersからのコメントを読み,正直なところ圧倒されている. このコメント全てに応えられるような修正を,これから提出期限までの二ヶ月間で終えることができるのだろうか. そして,3人のreviewersのうちの一人のコメントがかなり手厳しく,使われている英語が心臓に悪い. 読み進むにつれて脈拍が上がってくるので,目の前がクラクラしてくる. そんなわけで,アクセプトしてもらえたとは言え,何か心から喜べないような,どんよりした気持ちになっている.

しかし,reviewersの方がわたしのへなちょこ論文のために費やしてくださった時間と労力を考えると,頭が下がる思いである. さすがJSLWのeditorial committeeによって選ばれた査読者である. theoretical, そしてpedagogicalの両面から的確なコメントを出してくださっている. 使われている英語は恐怖英語だとしても,たとえ脈拍が上がって心臓が痛くなったとしても,それはわたしがへなちょこであることが問題なのであって,査読者には何ら問題はないのである. 的確で詳細なコメントをいただき,さらに修正の機会を与えていただけたことは本当に本当にありがたく,心から感謝をしなければならない.

しかし,アカデミアって何て厳しい世界なのだ. 

こんなに厳しい壁を乗り越え,「プロフェッサー」と呼ばれる地位まで上り詰めることができる人々を本当に心から尊敬する.

そういえば,本学の学生が「プロフェッサーって『野菜のみじん切り』って意味ですか?」と言ってたことがあった. 

それは,プロフェッサー(professor)じゃなくてプロセッサー(processor)やろがボケ.

というツッコミはあえて入れなかったけれども,「教授」と「みじん切り」を間違えるとはさすが本学の学生である(これは究極の例の一つに過ぎず,もっと優秀な学生もいます,念のため). 

しかし,わたしのようなへなちょこはこのレベルの人たちと一緒にいるのがちょうどいいのかもしれない,という気もしないでもない.

でもどうせ上り詰めるならプロセッサーよりプロフェッサーがよいと思うのである.

みじん切りはいやだ.

修正をがんばろう.

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