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ヤマグチとさくらんぼ

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同期のヤマグチ先生からさくらんぼをいただく.

同期といってもヤマグチ先生は1950年生まれ(満60歳)である. 昨年の4月に本学に着任したという点で「同期」と呼ばせてもらっているが,キャリアの点では私のような若造がヤマグチ先生にかなうはずがなく,勝っているところがあるとすればそれは髪の量くらいだと思われるのだが(失敬),いずれにしても,ヤマグチ先生からしてみれば私のような髪のある若造(失敬)に「同期」と呼ばれるのはやや心外なのかもしれない. でも,さくらんぼくれたってことはヤマグチ先生もわたしのことを「同期」と思ってくださっているのかもしれない. 髪の量のことに触れてしまってどうもすみません. 

ヤマグチ先生は,本当にいい方である. わたしのような髪のある若造に(失礼だろ)こうしてさくらんぼを差し入れしてくださるところにも,先生の人の良さが表れている. いつもニコニコしていて,誰に対しても優しく,少しシャイで,人前で話す時はあがってしまうらしく,会議ではいつもスモールサイズの自作カンペを見ながら話しておられる先生である. カンペを持つ手がガタガタ震えているところをキャッチしてしまうときは,まるでテレビ番組のADのごとく,「先生,巻きで!」とか言ってラージサイズのカンペを持って先生の目前に座ってあげようかという気持ちになるわたくしである.

そういえば,「ヤマグチ」という名前の人は,わたしが知っている限り皆「いい人」である. 有名なヤマグチさんちのツトム君は,広場で遊ぼうって言っても絵本を見せるって言ってもいつも返事は「あ・と・で」だったのだけれども,そんな控えめで謙虚なところがヤマグチさんちのツトム君のいいところだったのだと思う. 山と口と書いて「ヤマグチ」と読むこの名前のルーツを探ると,元々の「山の入り口」という原点にたどりつく. 山の入り口は,老若男女どんな人も受け入れる器の広さを備えている. そういう意味で,山の口と書いて「ヤマグチ」と読むこの名前の持ち主は,器の広さにつながる「いい人」DNAを自然選択しながら進化を続け今に至っているのかもしれない. 実にシンプルで薄っぺらな分析である. このごろ少し変よーどうしたのかなー♫.

たとえば,さくらんぼを差し入れしてくださったヤマグチ先生の他にも,本学にはヤマグチ君という群馬県高崎市出身,現在3年生の学生がいる. このヤマグチ君もやっぱり「いい人」である. でも,ヤマグチさんちのツトム君とは違って本学のヤマグチ君は,見た目がヤンキーである. 髪が金髪で,ときどき一昔前の成金がつけていた金のチェーンネックレスをしていて(ポーチを手にするところまではいっていない),黒いスウェットパンツには「龍」という文字が金色でプリントされていたりして(最先端を行くには「寅」でなければならなかったと思う),見るからに田舎のたちの悪いヤンキーって感じなのである. でも,なぜかスウェットの上のTシャツは「ミッキーマウス」だったりする. しかも両手を広げてうぇるかむー!って言ってそうな,ディズニーランドで売っていそうな「気合いが入っている型」のミッキーマウスである. ガチのミッキーかよ. 下のスウェットは龍だったじゃねえかよ. とツッコミをいれずにはいられないバランスの悪すぎるファッションなのだが,このアンバランスさ,そして両手を広げたミッキーマウスの中に,ヤマグチ君の「いい人」ぶりが表れていると思うのである.

このごろ少し変よーどうしたのかなー♫.

ヤマグチ先生のさくらんぼ,おいしくいただきます.

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