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pilot study

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昨年,春学期と秋学期の約8ヶ月かけて博士論文研究のパイロットスタディを行った.

その一部結果がまとまったので,ハワイ大学のオルテガ先生に送らせていただく.

「論文を投稿するときカバーレターは論文と同じくらい大事なのよ」ということを教えてくださったオルテガ先生. なので今回も一応きちんとカバーレターを付けておいた. ちょっとフォーマル過ぎたような気がするが,わたしは今でも「アメリカ式・教授と院生の距離の取り方」がよく分からないでいる. オルテガ先生のこともまだファースト・ネイムで呼べないでいる. 呼び捨てにしている感があって違和感を感じてしまうし,オルテガ先生のモナリザの微笑みを見てしまうと,ローデス(先生のファーストネーム)なんて恐ろしくてとても言えなくなってしまうのだ. いいかげんアメリカ式に慣れろよという感じですが. カモーン.

しかし,帰国してからも,こうしてオルテガ先生に論文を送ってフィードバックをもらえる環境にあるというのはありがたいことだと思う. まだハワイ大学に授業料を払っている期間だからこそ許されることで,学位が取れたらもう甘えるわけにはいかない. 今のうちに先生から吸収できるものはできるだけ吸収しておきたいと思う.

忙しいオルテガ先生に迷惑をかけてはいけないので,英語をより質のよいものにしようと今回は英文校正を某企業に依頼した. 9000 wordsのペーパーが約45,000円. 見積もりの段階でえーーたかーーい!と思ったけど,そのお値段の相当分の校正をしてくれるのならと清水の舞台から飛び降りるつもりで依頼をした. しかし,返ってきたペーパーは,冠詞を直されていた程度で,これなら町田駅あたりを歩いている外国人(英語話者)に頼むのと変わりはなかったのではないかという気になった. また町田駅かい. みなさんは英語論文の校正はどうされておられるのでしょうか. それにしても冠詞の習得というのは私にとって永遠のテーマであり,最近ではもう永遠に習得できないだろうという確信に似た気持ちを抱くようになっている. 特に,冠詞をつけなくていい場合(無冠詞)がどういうときなのかがいまだによく分からないでいる.

オルテガ先生に送る論文を郵便を出しに行く前にもう一度論文を読み返してみた. こんなのでいいのかな先生をがっかりさせてしまうかなとかいろいろ気になり,やっぱり送るのやめようかなと思ったりしたが,清水の舞台から飛び降りるつもりで思い切って投函した. EMS の送り状にオルテガ先生の名前を書こうとして,緊張していたからか,オルテガ先生を「オルテゲ先生」と書いてしまい,新しい送り状にもう一度書き直した. 気がつかずにオルテゲのまま送っていたら,誰がオルテゲですって?カモーン!と怒られるところでした. おるてゲー. ところで久しぶりにSLSのウェブサイトを見ると,オルテガ先生が大変痩せておられたのでちょっと心配になりました. モナリザじゃなくなっている. 元気にしておられるのでしょうか.

この論文は明後日にはハワイに到着するのだろうか.

何となく懐かしくなって論文と一緒にハワイに行ってみたくなった. EMSならたった1000円でハワイに連れて行ってくれるのだ.

留学当時の思い出がよみがえってくる. 約2年半住んでいたSeaview Houseとか,ワイキキトレードセンターのスタバとか,時刻表通りに来ない4番バスとか,バス停でハトにえさをやっているおじさんとか,ハワイ大学のシンクレアライブラリーの2階ベランダとか,ハミルトンライブラリーが冷凍庫みたいに寒かったこととか,本当に懐かしい. ワイキキに住んでいるMさんとまたスタバでお茶したい. 

過ぎ去ってみるとすべてがいい思い出に変わっている. 

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コメント

Satchyさん、こんにちは。
校正、9000 wordsで約45,000円は、高いのか安いのか、よくわかりませんね。5 yen/1 wordって思うと、さらにわかりにくくなります。英語校正は、文章のcoherenceとかclarityもチェックしてくれるんですか。

冠詞は、本当に悩むところですね。以前よりは、採点されるときに、教授に指摘されることが減ったんですが、この間提出したペーパーは、theがあちらこちらぬけていたことを指摘されてしまいました。かなり、意識して、theを使っていたので、そこは入れなくてよいと思うところにも入れろってかかれていたり。けど、そのうち何個は、文脈上、絶対に、入れてなくても良いところだと確信してます。

theの場合、その前に出てきているものを指摘する以外は、noun phraseの後relative pronounとかprepositional phrase (of about)とかが続くときとかは、theが付くことがありますよね。けど、付かない場合もあるので、ややこしいです。つけない場合は、uncountable nounがheadのphraseで、contextually、最初に出てきた内容だったら、つけないと思って、書いていることが多いです。a/anは、わからないときは、辞書でわからないときは、googleでmodifiedされる名詞を調べて、つけるかつけないか判断することもありますね。

articlesは、EFLの人に取っては、永遠の悩みなんでしょうか。普段から、冠詞の使い方を、人の文章を意識して読む以外には、なかなか、自分のものにするのは難しい気がします。

話はずれますが、Satchyさんは、relative pronounで、restrictedの場合、ものに使う場合、whichとthat、どっちを使っていますか。僕は、restrictedの場合は、thatで、unrestrictedで、whichを使っているんですが、かなり、古くさいのかなと思います。

教授の名前ですが、僕は、基本的に、一人以外、全員、名字で呼んでいるんですが、最近、めんどくさくなってきて、下の名前で呼びたい病が発生してます。卒業したら、下の名前で読んでよいですメールをしちゃうかもしれません。まぁ、教授のいないところで、友達と話しているときは、下の名前を使っていることが多いですが。

EMSは、カナダから送るとき、恐ろしいほど高いんですよ。日本から、カナダに送るときは、1,000円くらいだったのが、こっちからだと、4,000円くらいかかったりで。日本の、郵便、宅配は,こっちのサービスに比べると、かなり親切で便利ですよね。

投稿: masaki | 2010年3月20日 (土) 00:25

masakiさん

お元気ですか.お返事が遅くなってしまってごめんなさい.

>restrictedの場合は、thatで、unrestrictedで、whichを使っているんですが、かなり、古くさいのかなと思います。

正式にはそれで正しいのではないでしょうか.私もrestrictedではたいていthatを使いますが(whichのときもありますが),unrestrictedではwhichです.

EMSがカナダ→日本だとそんなに高額になるとは知りませんでした.船便があればもう少し安くなるのかな.ただ,時間がかかるし,海外かだと紛失の可能性もあるので心配ですよね.その点,日本のサービスはきちんとしていて信頼できるなと思います.

masakiさんは長く英語圏におられるので,冠詞もintuitionで使い分けができるのではないでしょうか.わたしは英語に関してはまだまだ問題が多いです.英語にはgoalがないなあと痛感する毎日です.

投稿: satchy | 2010年3月24日 (水) 12:04

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