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my students

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学生から,名古屋のおみやげをいただく.

「キットカット・みそ風味」

「ちょこ」と「みそ」のコラボとは斬新である. どえりゃーおいしそーだぎゃ.

って名古屋の人はみんなこんな話し方するのかなと思って学生にたずねてみたら,

「誰もそんなしゃべり方はしてません.たわけ」ということだった. 「たわけ」とは言われてません.

ちなみに,この学生によると,「たわけ」は現在でも使用頻度は高いということだった. 若い名古屋人(特に男性)は「たーけ」というように,たわけの「わ」を長音の「ー」に変化させて使用するらしい. どえりゃーおもしれーだぎゃ. ちなみに,名古屋の人は「エビフライ」という単語が発音できなくて「エビふりゃー」という音声になってしまうという噂を聞いたことがあったが,これも確認してみたところ,

「いいえ,ちゃんとエビフリャイって発音できます」ということだった. あれ,やっぱりフライじゃなくてフリャイって聞こえましたよ. 見栄はってるけどやっぱりフライって言えないのかもしれない. 名古屋の方すみません.


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こちらの絵は,本学の学生が描いた油絵である.

学園祭に展示されていたものだが,あまりにプロフェッショナルなので感動してしまった. そのことを本人に話すと,「じゃ差し上げます」と言って持ってきてくれた. ありがたい.

この学生のお母様は芸大出身で現在も画家として活躍されているらしい. この絵を見ていると,やはりDNAは受け継がれるのだということを実感する.

絵の才能があるこの学生は,外国語の才能はあまりないようで英語は6クラス中いちばん下のクラスに入っている. ローマ字もままならないようで,"Tom and John"を「トムとジェリー」とか言っていた. おーい. そんなこと言ったら,トムさんとジョンさんがネコとネズミ呼ばわりされたって怒ってきますよ. もうかんべんしてくださいって感じがします. でも,こんなにすばらしい絵が描けるのですから,トムとジェリーだって許せてしまいます. 英語力なんてその人を表すほんの一面に過ぎないのだ,というついつい忘れてしまいがちな重要なことを,こういう一芸に秀でた学生に出会うたび再認識する.

こんなふうに,本学の学生は,学力はそんなに高くないけれども,他者に気遣いができたり一芸に秀でていたりと,人としての魅力にあふれた学生が多いと思う. たとえば,切れやすいとか暴力をふるうとかそういう形で他者を傷つけるようなことをする学生は,知っている限りいない. 暴力は困りますね. 暴力反対. 最近,大学によってはそういう学生も少なからず入ってきていると聞くと,本学はましなほうなのだろうと思えてくる.

しかし,暴力ではないにしても,別の形で教員のストレスを増やす学生もいる. 秋学期も終わりに差しかかったここ数週間,再履修クラスにいるある一人の学生の対処に困っている. 最後の授業の日,なんか見たことない人が座っているなーと思っていたら,授業後,その人が13回分の授業の欠席届を何のためらいもなく持ってきた. 授業初日から一日も出席していないのである. 10月8日:「ぜんそくのため」,10月15日:「友人の結婚式のため」,10月22日:「新型インフルエンザ」(中略)11月16日:「お葬式に出席したため」,11月23日:「インフルエンザB型」.(中略)12月10日:「銀行へ教育ローンを借りにいったため」,12月24日:「ふたたぶぜんそくが出たため」・・・という感じ. 

なんだかとても多忙な学生のようです.

というか木曜の夜に誰が結婚式すんねんって思いましたけど.

というか木曜の夜に誰が銀行に教育ローン借りに行くねんって思いましたけど. 

というか体弱いんですね.

というかほんの数週間の間に冠婚葬祭多いですね.

こんなウソを平気でつけてしまうその非常識さ. その上,衝撃だったのは,こんな信憑性のない届に保護者の署名と印鑑があったことである. ちょっと理解に苦しむ. なんでこんな学生を入れてしまったのか大学の選抜制度にも疑問を感じる.  

こんな欠席届が出されても,欠席を配慮する理由はなく,もちろん評価は「不可」である. しかし,「不可を出す」=「また来年の再履修クラスでこの人にお目にかからなければならない」という図式が,さらなるストレスとなって頭の中をかけめぐる. 彼の中に変化をもたらすべく教育者として彼と向き合ってべきなのだろうが,その一方で,もうこんな非常識な学生は救いようがないから見捨ててもいいのではないかという気持ちもないわけではない. 

学生を見ていると,一人ひとり本当に違っていて,人間って本当にいろんな人がいるんだなということを感じる. あまりに低レベルな13回分の欠席届を見ていると,"Tom and John"=「トムとジェリー」ってもしかしてアリじゃないか?って思えてくる. 

疲れた体と心に,キットカットのみそ風味がじわっと染みる. 

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コメント

名古屋人です。
名古屋の住人はちゃんと東京弁喋ってるつもりであります。

投稿: 学部生J | 2010年1月30日 (土) 22:16

こんにちは。

Satchyさんのおっしゃるぐるぐる図式、とてもわかるような気がします。私も今の仕事で似たようなぐるぐる図式に悩まされることがよくあります。

常識・モラルは個人差がありますから難しいですね。

投稿: girigiri | 2010年2月 1日 (月) 13:40

satchyさん、お久しぶりです。

久しぶりに、ブログにお邪魔しに来ちゃいました。先学期の途中から、勉強が忙しくなったのと、気合いを入れて勉強しなければという危機感から、今まで読んでいたブログを読むのをやめていたんですよ。大学院の入試があったって言うのがおもなんですが。

以前、一度相談した記憶があるんですが、大学院用の奨学金って、探すのが大変ですね。日本の大学にいたら、かなり応募できるのがあるのに、一度海外に出てしまうと、応募できるのがなかなかなくて。父親に、日本ってそんなところだよ、って言われてしまいました。

キットカットみそ味を見て思い出したんですが、日本に一時帰国していた友達が、チロルチョコのしるこもちをお土産に持って返ってきてくれたのを思い出しました。初めて食べたんですが、とても美味しかったんですよ。きなももちのも美味しいですが。ぜひぜひ、食べたことがなかったら、試してみてください!

ちなみに、AdobeのCS4なんですが、一度、立ち読みでも良いので、使い方の本を読んだ方が、使い始めやすいと思います。illustratorは、pathの使い方をちゃんとできないと、思った通りのものを描けないし、photoshopもillustratorもlayerの使い方は、最低限は知っておくと、思った通りのものができるだろうし。もしはまり始めたら、ペンタブレットがあると、かなり便利ですよ!

とにかく、Welcome to Mac!

投稿: masaki | 2010年2月 1日 (月) 15:23

【学部生Jさん】
J君,こんにちは.

J君は名古屋人同士で話すとき,語尾が「だぎゃ」になったりしないのですか.「エビフリャー」とかもありでしょうか.

名古屋すてきです.

投稿: satchy | 2010年2月 1日 (月) 17:04

【girigiriさん】
girigiriさん,こんにちは.

常識とモラル,本当に個人差がありますね.でも,うそをついたり人をだましたりするのはあきませんね.そういうことをされたら相手がどんな気持ちになるかという「第三者視点」を持つことは大事なことだと思いますね.

自分が教えている学生には人の痛みが分かる人になってほしいと思います.自分も含めて...ですけれど.

投稿: satchy | 2010年2月 1日 (月) 17:08

【masakiさん】
masakiさん,お元気ですか.おひさしぶりですね.

もしかするとコースを修了して帰国されたのかなと思っていました.院入試があったんですね.ごくろうさまでした.

留学生がアプライできる奨学金は確かに少ないですね.GAshipもプログラムによっては留学生には狭き門だったりするようですね.もう解決したのでしょうか.これからまた新しい生活のスタートですね.

CS4の件,アドバイスしてくださってありがとうございます.ガイドブックを読んでちょっと勉強しますね.

Macは知れば知るほど魅力的ですね.いろいろな機能があって,もっと早くに乗り換えておけばよかったと思いました.

またお話できるのをたのしみにしています.

投稿: satchy | 2010年2月 1日 (月) 17:19

全くないですね笑
そういった生粋の名古屋弁は死滅寸前じゃないかと。
「じゃん、だら、りん」の三河弁はいまだ健在ですが。

投稿: J | 2010年2月 2日 (火) 16:17

Jくん

そうなんですね.河村市長さんはテレビに映ってないときは標準語しゃべっているのかな.どえりゃーってよく言ってるよね.良い一日を!

投稿: satchy | 2010年2月 3日 (水) 10:43

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