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年の瀬に

昨日で授業が終了,今年の仕事がひとまず終わった.

一学期15コマの授業を確保するため,今年は年の瀬ぎりぎりまで授業があり,冬休みも一週間しかない(例年は二週間近くあるようだ). 地方から来ている学生は早々と帰省し今年最後の授業は欠席した人が多かったようだ. が,私のクラスは今年最後の授業を「中間テスト」にしたので,全員が出席していた. 年の瀬に試験というのは,よく考えると学生にはちょっとかわいそうだったかもしれない. "evil teacher"って感じがする. 試験は簡単に作ったつもりだったが,学生にはかなり難しかったようで,試験終了後はみんなフラフラになっていた. あーはっはっは. それでいいのだ. 人生の曲がり角には思わぬ不幸が待ち受けているのだということを,年の瀬に身をもって学んでもらえたかもしれない. やはり"evil"なのかもしれない. イーヴィル.

帰り際,学生の一人に冬休みの予定などをたずねてみたところ,「マージャン合宿に行ってきます」という答が帰ってきた. マージャン合宿. そんな合宿ってあるんですね. それはどんな合宿なのかたずねてみたところ,「朝から夜までマージャンをするのです」という答が帰ってきた. 朝から夜までマージャン. だったら別に「合宿」じゃなくてもいいと思いますけどね. 場所はどこに行くのかたずねてみたところ,「埼玉のどこか」という答が帰ってきた. どこかってどこや. どこに行くか分からない合宿ってなんかテキトウな感じがしてそのいいかげんさが許せないけど,余計なお世話なのであえて指摘しなかった. いずれにしてもマージャン合宿楽しんでほしい. 埼玉のどこに行くのか気になるけど. というかここの隣の県でめっちゃ近いやんか. やっぱりこんなのは合宿とはいえない. どうでもいいけど.

Dec26_011  今年最後の週末はひさしぶりに銀座に出かけてきた.

 そして大好きなお友達と再会. 普段,「冬休みはマージャン合宿に行きます」って言ってるような学生とばかり接しているので,銀座でお友達と過ごす午後は大変優雅で有意義なひとときとなった.

 このお友達は某政府系機関でお仕事をされているエリートで,その鋭い洞察力と分析力にはいつも頭が下がる. きっとすごく頭のいい方なのだと思う. この方がもしお笑い芸人になったら,ツッコミ担当として恐るべし力を発揮してくれることと思う. というかこれは褒め言葉になっているのでしょうか. なっています. その研ぎ澄まされた洞察力ゆえに話がすごくおもしろくて,一緒にいるといつも笑っていられる. 年の瀬にこの方にお会いできて本当に良かった. ありがとう.

Dec26_012  銀座で過ごす時間は本当に充実していて,ファミリアのクマさんにも「こっちへおいでよ」と手招きしてもらえるほどだった. うれしい.

 というかお子様じゃないんですけどね.

 でも「こっちへおいでよ」と手招きされたので,一応接近はしてみた. クマさんにハグされたらどうしようかと思ったが,握手しただけだった. ファミリアのクマさんと握手なんて,この握手にはどんな意味があるのかちょっとよく分からないけど,とにかく何かすごい経験ができたような気がする. ところで,クマさんの手や顔がうっすら汚れていたのを目にして,ファミリアのクマさんもこの不景気で大変な思いをしているのだろうと推測した. ファミリアファミリアー.

Dec26_009  明日から帰省するので,おみやげに,銀座の資生堂パーラーでチーズケーキを買った.

 9月,10月,11月,12月の四ヶ月は本当にあっという間に過ぎ去った気がする. 8月のお盆の時期に帰省したのがついこの間のことのように感じる. 

 今年は初年度ということで授業の立ち上げとその準備に追われて,研究面ではあまり成果が出せなかった. しかし,11月にアリゾナ州立大学で開催された第二言語ライティング学会で発表できたことは,大変良い経験になった. 素晴らしい先生方と知り合うこともでき,日本に帰国してからも意見交換をする機会が持てたことがとても嬉しかった. 特に,ずっと目標にしてきたO先生とL1とL2の転移の問題などについてお話できたことは,自分にとって転機となるような出来事になった. 改めて,研究というのは論文を読むだけでなく,本物の研究者の方と生で話をすることが大事なのだということを実感した. 2010年の研究成果につなげていけそうな土台を築き上げられたような気がする.

今年もあと残すところ一日となった. これから訪れる2010年に,そして,目標にしているひとつひとつのことに,全身全霊でぶつかっていきたいと思う.

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夢を追うこと

Sister_act_2_back_in_the_ha  "Sister Act 2"(邦題『天使にラブソングを』)を観ました.

 わたしの大好きな映画です. 

 前にこのDVD(いや,ビデオテープかもしれない)を観たのはずいぶん前のことのような気がする. しかし久しぶりに観てもやっぱりいい映画だった. 1994年公開ということで,心なしか出演者のファッションやメークが古いと感じてしまったのだが,どんなに時間が流れてもいい映画はいい映画であり続けるのだ.

この映画を初めて観たとき,わたしはすごく若くて若いだけにすごく心に残った言葉があった. しかし,若くない今でもその言葉がすごく心に残った. どんなに歳を重ねても,自分にとっていい言葉というのはずっといい言葉であり続けるのだ.

" Don't ask me about being a writer. If you wake up in the morning, and you can think of nothing but writing, then you are a writer. "

「私に作家になれるかどうかなんて聞くな.君が朝起きて,もし文章を書く以外のことが考えられなかったら,君はすでに作家だ」

こうありたい,こうしたいと向かっているところから,もはや始まっている 

こうありたい,こうしたいという理想の姿が具体的に思い浮かべられるようになったら,時間はかかるがきっとその通りになる

というこの言葉の意味が今はあの頃よりよく分かる.

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Flu & Eve

インフルエンザにかかってしまい,しばらく動けない日々が続いていたのだが,ようやく復活. 

しかし,咳と喉の痛みが治っておらず,マスクが手放せない状態. 最近,よくメガネをかけているのだが,メガネとマスクはかなり怪しくてちょっと自己嫌悪に陥る. 外を歩いているとメガネが曇ってきて前が見えなくなるのも嫌だ. いいかげん嫌になってきて,えーいって感じで顔ごと取っ払ってどこかに投げつけたくなってしまう. でも,突然どこかから顔が飛んできたらびっくりしてしまいますよね. あれ.

あまりに喉の痛みが治まらないので,お医者さんに診てもらったら,「ノド,赤いね」と言われてしまう. ノドって普段から赤いんじゃないんですかね. と,そんなツッコミは別にいいのだけれども,たぶん炎症を起してるってことなのでしょうね.

声はいい感じでハスキー・ボイスになっていて,授業中,「声がせくしーですね」と言われてしまう. そうですか,せくしー. 本学の学生でもそんなしゃれたことを言ったりするのですね. というか,どっちかというと飲み屋のママの酒焼けの声って感じがする. 関西なら十三(じゅうそう)とかにいそうな感じ. 失敬.

今日はクリスマス・イヴだが,通常通り授業があり,今,オフィスに戻ってきたところである. 90分授業を3コマ終えたら,ますます喉がガラガラになってきて,見事なまでの酒焼けの声である. こんなクリスマス・イヴってあるのか. 十三やぞ,どんなもんじゃい. あうー.

0007_3 一応,クリスマスですし,ネイルを新しくしてきました.

キラキラしていてきれいです. 酒焼けの声もなんのその.

素敵なクリスマスをお過ごしください.

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プロポーザルなど

忙しさに振り回されひーひーふーふー言っている間に12月も半ばを過ぎてしまった.

ここ数週間は,中間試験の作成,そして採点,通常授業のライティング課題のコメント付けなどの仕事に忙殺され,いつも赤ペンを握っている人になっている. 120人分のコメント付けとかしてたら,手が疲れてきて,しまいにはガクガク震えてくる. ETSのE-Raterがコメント付けの仕事をしてくれるようになったら教員はどんなに負担が減ることだろうと思うけれど,どんなにテクノロジーが進化しても,ライティングのコメントができるのはやはり人間以外にいないのだろう. それにしても,赤いペンで作業をしていると手のあちこちに赤いインクがついてしまって困ります. そして,赤いインクが手につくだけじゃなくて,時々無意識のうちにその手で鼻のあたりを触ってしまったために,鼻から赤いインクが滴り落ちているような状態になって鏡を見てわっっ鼻血やっってびっくりしてしまうときに,何となく切なさを感じてしまうわたしです. 変にハンカチとかで拭いてしまうと赤いインクがさらに広がって流血の事態になってしまうので気をつけないといけません. 

昨日はふらふらになりながら学科の忘年会に参加してきた. 専門科目の先生方とは普段あまりお話しする機会がないので,こういうイベントのときが唯一の交流の機会となる. ただし,普段あまりお話しする機会がないだけに,専門科目の先生方(40~50歳代の男性が多い)に対しては,「ただの酔っ払いの下品なオッサン」というイメージが定着してしまっている. 普段あまりお話する機会がないだけに,普段どういう人なのか知らないのである. だから「普段は真面目な人なんですよ~」とか言われましてもですね. それにしても,ベロベロに酔っ払って許しがたいセクハラ発言を連発するオッサンを見ると,男性という生物は,もしかすると極めて愚かな生き物なのかもしれないということを考えてしまう. ボディタッチはあかんと思います. ごぼうでどついたる.

今日は1限から授業なので忘年会は早く切り上げて早めに帰宅したかったのだが,酔っ払いにからまれて(結局からまれている自分も極めて愚かな生き物である)結局帰宅したのは0時を過ぎてしまった. 1時過ぎに眠りについて朝5時に起床. 冬の朝は真っ暗で真夜中同然なので,こんなのはとても人が目覚める時間じゃないでしょうとか思ってしまう. 家を出る頃に明るくなってきて,ああやっぱり朝なんだなと実感したりする. そして1限の授業をいつものようにこなす. 午後はひさしぶりに研究モードになって,明日が締め切りのSSLWに出すプロポーザルを完成させた. SSLWはつい先月終わったところなのに,次回の学会が5月に開催されるため,明日がプロポーザルの締め切り日なのである. 今集めているデータを,さもデータ分析が終わったかのような感じでまとめて提出した. こうやってまた自分で自分の首をしめてしまうのだ. というかこうやって自分に厳しくしないとわたしのような力のない人間は研究が進まない. 5月に発表できるようにまたがんばらないといけない. 次はオルテガ先生の故郷であるスペインが開催地なのだ. わたしはヨーロッパに行ったことがないので,学会だけじゃなく,ヨーロッパという土地に足を踏み入れることができるかもしれないと考えるとすごくわくわくしてくる. 

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SLA 800

ハワイ大学の2010年・春学期course registration period(履修科目登録期間)がやってきた. 春学期は1月からなので,毎年この時期が春学期の履修科目登録期間となる.

先学期同様,SLSの事務所のカレンさんにメールを書き,CRNコードを教えてもらい,SLA 800 (Dissertation)という科目を登録する. 日本で博士論文を書く間,学期が変わるごとに,こうしてSLA 800の科目登録をしなければならない. 授業料は1科目なので,599ドル. でも,毎回毎回ちょっとずつ上がっている. 来学期はたぶん600ドルを超えることになるだろう. 論文が長引けば長引くほど授業料も上がっていくシステム. それがいやなら早く終わらせよということだろう. うまくできていると思う. 

論文の方は,まだデータを集めている段階なので,実際に書き始めるのは来年の夏以降になると思う. 完成時期は早くて来年末か再来年の春を予定しているが,来年の担当授業がまた1コマ増えて9科目になることを考えると,仕事の合間にどれだけ論文執筆に時間をかけられるか微妙な感じである. そんなことを考えながら眠りについたら,昨晩,オルテガ先生にゴボウで殴られている夢を見た. バシっバシってたたかれていたのである. なんでゴボウだったのかは不明. ゴボウでたたかれた経験はこれまで一度もないけれど,ゴボウでたたかれると結構痛いとその夢を見て思った. 腕に残ったゴボウの跡が痛々しかったのである. ちゃんと書かなくちゃ. 

といっても,オルテガ先生はハワイー日本間という距離を超え,いつもとても親身になって相談に乗ってくださっている. とてもありがたい存在である. ゴボウでなぐられる夢なんか見てしまってごめんなさい. カモーン.

この頃,仕事が忙しくて休みがない. 授業準備と課題の採点などに加えて,悩みをかかえた学生のケアのような仕事も増えてきて,まるでカウンセラーみたいな業務までこなしている. 専門家が週2日ほどカウンセリングを行っているらしいが,悩みをかかえた学生にとっては,あまり面識のないカウンセラーのところに行くよりも,よく知っている先生に話を聞いてもらいたいというのがあるらしい. 気持ちはわかるが,悩みというよりも,治療が必要な病気である場合は,やはり専門家のところに行くべきだと思うのだが. その悩みがただの気持ちの問題なのか,それとも病気なのか,その線引きが難しいと思う. それにしてもいろんな学生がいて,対応に疲れることがある. 専門科目の先生の中には,私のような教養課程の教員のことをまるでお手伝いさんのように思っていて,対応に困る学生は教養課程の先生に任せればいいんじゃないと思っている人がいるようで,そういうことをヘラヘラ笑いながら言ってくる非常識なおっさんを見るとゴボウでどついたろかと思ってしまう. 大変失礼で憤りを感じる.

Dec6_016  最近,この『ネスレ焦しキャラメル・マキアート』でほっこりまったりする時間が,唯一の休息タイムになっている. この商品は,先日の日経トレンド商品第一位に輝いたことからも分かるように,お湯を注ぐとふんわり泡立ち,ほんのりした苦味と甘さのマッチングが絶妙で,カフェで飲むキャラメル・マキアートと変わらない. ちょっとぜいたくをしている気分. 

もう12月ですね.

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