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古茶や体育祭など

July13_002 教員室に大きな封筒が置いてあって,宛名に「古茶先生へ」と書かれていたのだが,この「古茶」というお名前は,「フルチャ」と読むのかそれとも「コチャ」と読むのかあるいは他に読み方があるのか(フルサ,コサなど)とても気になってしまった. こういうお名前の先生は同じ学部にはいないのでたぶん非常勤の先生なのだろう. それにしてもこの「古茶」の読み方なのだが,「フルチャ」の場合,意味としては「古いお茶」ということになり,それならば「新茶(シンチャ)」の方がいいんじゃない?ということになるし,「コチャ」の場合,「コラー!」と怒鳴りつける代わりに「コチャー!」とこぶしを上げて怒るとちょっぴりキュートなイメージを作り出せそうな気がする. コチャー! なんだかよく分かりませんが. ともかく,この「古茶先生」のことが頭から離れなかったので,「古茶」の読みに関する疑問を解決すべく,授業の導入の際に黒板に大きく「古茶先生」と板書した上で,学生たちに「あなたはフルチャだと思いますか,それともコチャだと思いますか?」という質問を投げかけてみた. 「どっちでもいいんじゃないですか?」という顔をしていた学生もいたけれど,フルチャだろう,いやコチャだよ,という白熱した議論が展開されたグループもあった. 何だかよく分かりませんが. というかどんな導入やって感じです. 名前に関連した持ちネタでは他に国子(クニコ)君の話がある. 国子(クニコ)君という人は京都に住んでいるわたしのお友達なのだが,国子(クニコ)君のお母さんのお名前は邦子(クニコ)というのだそうだ. そう,国子邦子(クニコクニコ)である. 入国カードにはKuniko Kunikoと書くのである. 人の名前をネタにしたらだめだけど国子君のお母さんの名前おもしろいです. クニコクニコ. というか,そんなどうでもいい小話をしているうちに時間がなくなってしまい,後半はあわてて授業を進めるはめになってしまった. コチャー.

大学は2週間後に学園祭と体育祭と控え,学生たちは「フルチャ」とか「コチャ」とか「クニコクニコ」とかどうでもいい小話にはつきあっていられませんという感じで,毎日お祭り準備にあけくれているようである. 企画委員のような仕事をしている学生さんの中には徹夜で仕事をしているという人もいたりして,ほとんど寝起きの顔で1限の授業に現われ,「ムンクの叫び」みたいな顔をして頻繁に大あくびをしている. その大あくびに向かって「コチャー!」とこぶしを上げて怒ったらそのムンク学生の表情はどのように変化するかという地味なシミュレーションを行いつつ,コチャの効果について考察してみたりしている. しかし,こういう大学行事の企画運営の仕事を学生の間にしておくということは,大変貴重な経験になることと思う. たとえときどきムンクの叫び顔になるとしても. コチャー. 

そんな学園祭・体育祭に向けて盛り上がる大学の中で,自分はというと知らないうちに体育祭委員会のメンバーに加えられており,どうやらイベントにも参加しなければならないようである. 体育祭委員ということで,メンバーの先生方を見てみると,ボクシング部とかラグビー部とか柔道部とかの体育会系クラブの顧問をしているような比較的体格のいい男性の先生が大半を占めているのだが,そんな中になぜわたしのような人が入れられているのかが不思議で仕方がない. というか浮きまくりだ. 体育祭当日はスニーカーを履いてきてください,とか言われたので何か嫌な予感がしたのだが,案の定,よければ学生と一緒に競技に参加してください,とか言われてしまう. 競技は,大玉ころがしとか綱引きとかいう. 絶対ありえない. コチャー!

大体,なぜこの歳になって「大玉」を転がさなければならないのだ. オオダマですよ. 赤と白のオオダマですよ. 小学生の頃は何の疑問も持たずに赤い大玉やら白い大玉やらをコロコロコロコロ転がして走っていたけれども,あれは大人になってから分析すると実に奇妙な競技であると思う. というかなんで大玉(オオダマ)なのだ,といいたい. 小玉(コダマ)だっていいじゃないかと思う. それだと玉入れになるか. というかなんで赤組と白組なのだ,ともいいたい. 月組と星組でもいいじゃんと思う. 宝塚歌劇かい. ついでに,なんで赤帽と白帽をかぶらないといけないのだ,ともいいたい. あのリバーシブル・タイプの日本独自のデザインの帽子だ. ちゃんとゴムをしないと先生に叱られてしまうあの帽子だ. 2週間後の体育祭での大玉ころがしの際に帽子の着用まで強要されてしまったらほんとに泣きたくなる. ちゃんとゴムもしてね. 赤帽をかぶって赤い大玉を転がしている自分の姿を想像したら泣きたくなってしまう. というかおもろすぎるやろ. ほらそこで笑っているあなた. コチャー! 

ちょっと毎日が忙しすぎるような気がする. 毎晩この時間になると何かに搾り取られてしまったかのごとく放心状態になっている. 放心というのは「心が放たれる」という意味だが,心が放たれると,古茶とか国子邦子さんとか結構どうでもいい話がすごくおもしろく思えてくる. 自分はきっとこの大学内ではいちばんおもしろい人物に違いないとかいう自信が芽生えてきてしまったりする. というか自分は一体何を目指しているのだろうかという気がしないでもないが,どんなにかっこつけたって所詮自分は典型的なお笑い好き関西人なのである. ちなみにこの頃はジャルジャルのファンなわたくしである. たぶん関東にいて時々苦しくなるのは,わたしが典型的な関西人であることが遠因としてあるのかもしれない. ということでエンターテイナーを目指すべく,体育祭でも帽子をかぶって(ゴムもね)大玉を転がしてくることにしよう. クニコクニコー.

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コメント

なんか、上にへんなコメントがありますが、気にしないことにして・・・

大玉ころがし、この間、息子の運動会で他のクラスの子がやっているのを見て楽しかったです。
Satchyの大玉ころがしも見たいです。笑

投稿: Hitomi | 2009年10月25日 (日) 22:35

Hitomiさん,

おちびちゃんの大玉ころがし,かわいかったことでしょうね.それにしてももうそんなに大きくなったんですね.子供って大人が想像できないくらいのスピードでぐんぐん成長していきますね.ほんとにすごいなぁと思います.

大玉ころがしのときはどこかに隠れようかと思っています.

投稿: satchy | 2009年10月26日 (月) 18:22

もしかしたら私のことでしょうか。私はW大学文学部とK大学文学部で非常勤講師をしています。もし私のことでしたら古茶は、コチャと読みます。

投稿: kraepelin | 2010年4月19日 (月) 22:32

Kraepelinさま

大変失礼いたしました.本校にお見えになっている古茶先生はKraspekin先生とはまた別の方のようです.わざわざお返事をいただき,ありがとうございました.

投稿: satchy | 2010年4月23日 (金) 13:35

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