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burn out

Sep2_005_2  博士論文のプロポーザルを提出してきた.

 5月に 1st ドラフトを提出. その後,6・7・8月の三ヶ月間は,1st ドラフトに対していただいたコメントとフィードバックを元に思考を深め,ひたすら書き続けた. そして,何とか,Introduction,Literature Review,Methodology の3チャプターを書き終えることができた. とりあえず形になってほっとした. 論文作成プロセスを記録として残しておくため,プロポーザルを撮影しておいた. 

でも,これはまだ2nd ドラフトに過ぎないわけで,正式にプロポーザルを提出する11月末まで,まだまだ書き続けなければならない. 長い. プロポーザル・ディフェンスが終わってもそこからがまた長い. 2010年には論文を完成させ,PhDを取っていたい. まだ先は長い.

それにしても毎日しかめ面をしてラップトップとにらめっこしているので,普段の顔がそういう顔になってきたような気がする. さらに,長時間ラップトップとにらめっこしているとだんだん目が血走ってきて,普段の目がそういう目になってきたような気がする. 結果的に,普段の顔が「しかめ面に血走った目」が特徴の顔となってしまったような気がする. どんな顔や. こわすぎです. 研究を進めることと外面の美を磨くことは"trade-off"の関係にあるのかもしれない. 佐伯チズさんのエステに行って「佐伯チズ式リンパマッサージ」を受け,しかめ面の顔を引っ張って元に戻してもらいたい. ひっぱってひっぱってあげてあげて.

今回のドラフトは3チャプターで計80ページくらいになった. 2nd ドラフトにしては,やや長編になってしまったかもしれない. 新学期が始まってただでさえ忙しい先生はこんな長編を読む時間を作ってくださるのだろうか,いつものモナリザの微笑が一瞬消え,「ただでさえ忙しいのに80ページ読ませるんかいカモーン」という反応をされたらどうしようか,などと心配していたのだが,"I will read all asap and give you feedback."と言ってくださる. ありがたい. サンライズ先生とか言ってしまってごめんなさい. 

とりあえずドラフトが完成してほっとしたのか疲れがどっと出てきた感じがする. 久しぶりに先生とお話して気疲れしてしまったせいもある. グッタリ. グッタリしたまま午後からの統計の授業に出る. 前回のMatrix Algebra に続いて,今日は,Covariance Matrix,Eigenvalue など. 今学期の統計の先生も,最初から統計ソフトには頼らない. 「コンセプトをきちんと理解するため最初は手で計算してもらいます」という主義である. 何事も基礎から体系的に知識を積み上げていかなくてはならないという教育的アプローチである. すばらしい. と言いつつ,小数点が入ると掛け算ってなんて難しいのだとか低レベルのことを言っている人がいる. そして,三次方程式の解き方を忘れてしまい途方に暮れている人がいる. わたしのことだ. 文系の大学に進んだ後は数学脳を使用する機会が極端に減ってしまい,今では小学生と変わらないレベルにまで衰えてしまった感がある.

今日は疲れていたこともあって授業中だんだん頭が働かなくなってきた. そのうち,Covariance Matrixを説明する先生が度々「マトリックスマトリックス」って言っているのを聞いて,映画『マトリックス』で主演していたキアヌ・リーヴスのアクション・シーンを思い出してみたり. すごいエビゾリだったとか思ったり. そのマトリックスとちゃいます.

そうこうしているうちに授業が終了した. 終了と同時に来週提出という宿題が配布される. 「SPSS(統計ソフト)は使わずに手で計算すること」という指示がある. ひょー. おもわずエビゾリしそうになる. キアヌ・リーヴスかい. というか,エビゾリするほどびっくりしてたら教室で目立ってしまいます. そりー. それにしても,今日は頭が全然頭が働かなかったので今回の宿題はできないのではないかなぁまずいなぁと思っていると,隣に座っていた計算の速さが尋常じゃないインド人男性が"Do you want to work with me?"と言ってきた. 何で分かったのだ. でも,何でちょっとだけ上から目線なのだ. ちょっとだけ悔しい. ところで,わたしはこの"Do you want to...?"という英語表現が最近ようやく慣れてきたけれども,最初はあまり好きになれない表現だった. 日本語で訳してしまうのが原因なのだと思う. 直訳すると,「わたしと一緒に宿題したいですか?」という感じ. したくない. 

"Do you want to...?"は,正確には,「~しませんか?」とか「~しましょうか?」という提案や勧誘の意味がある. 日本語学習者であるアメリカ人がよく「ノミタイデスカ?」「タベタイデスカ?」「オドリタイデスカ?」とか言っているのは,"want to"(~したい)を直訳してしまう第一言語からの転移が原因だと思われる. 食べても飲んでもいいが別に踊りまではしたくない. ワイキキの通りを歩いていて,「スシタベタイデスカ?」と勧誘されたこともある. 食べたくない. 

統計の宿題は,インド人に頼らずひとりで頑張ることにした. 

やらなければならないことがどんどん増えていく. 

タベタイノミタイオドリタイ.

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