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back pain

新学期が始まるまでに終わらせなければならない仕事が山積みで,日本に帰ってきてからも出身大学の図書館に通っているのだが,

六甲山のふもとにある大学までラップトップと本を持って通うのが苦しくなってきた. 苦しいというのはメンタルなものではなく,単に「息切れ」によるものである. わかりやすい. 六甲登山口の交差点に差しかかったあたりですでにゼーゼー言っている. そういえば大学に通っていたのは○○年前になるわけで,その○○年分歳を重ねたわけであるから,当時と同じレベルのエネルギーを持ち合わせているわけではないのだということを改めて実感する. 

毎日ラップトップと本を持って山を登っているせいなのかどうかわからないけれど,昨日家を出ようとしたら突然,腰の辺りに激痛が走り,立っていることができなくなった. しばらく座って休んでいたのだけれど,立ち上がろうとすると激痛が走る. そんなわけで一日中ずっと座ったままの人となってしまった.

Jan8_003 夜は何とかベッドまでたどりつき,何とか眠る体勢になれた. が,問題は翌日の朝. 痛みがひどくて起き上がることができない. トイレに行こうと思うも上体が起き上がらないので,忍者のごとく床を這いながらトイレに向かう. いや,忍者というよりこんなのはただの虫だ. まぁ忍者でも虫でもどっちでもいいのだが,普段なら数秒でたどりつくところを10分くらいかかってしまった. 

 こんな忍者とか虫みたいな姿をさらけ出してしまうなんてもうお嫁にいけないと思った.(誰にも見られてないけど.じゃぁ書くなって)

歩けないうえに,くしゃみができない状態になってしまった. はーくしょんと豪快にくしゃみをしたいがそんなのは自殺行為に近い. 激痛が走り,はーくしょんうえーーっとうなってしまう.

この症状は,いわゆる「ぎっくり腰」というやつなのでしょうか. 

魔女の一撃を食らい奈落の底に突き落とされた気分だ. このままずっと立ち上がることができなくなったらどうしようという不安が襲ってくる. 改めて,体がいちばん,健康がいちばん,ということを思い知らされる. 不自由なく歩けることがどんなに幸せなことかと改めて思う.

Jan8_002  仕方がないのでリビングでのんびり過ごすことにした. 久しぶりに入ったお部屋がとてもきれいに見えたので写真を撮ってみたり. 仕事や研究は家の中に持ち込まないというスタンスでやってきているので,このお部屋でラップトップを開いてみても全然はかどらない. 日曜日に家の中ですることがなくてそわそわしていた自分の父親のことを思い出してしまった. DNAは受け継がれるのだと思った.

親が育てている植物を鑑賞しながらなぜか分からないけど涙が出そうになった. たまに実家に帰ってきても何も親孝行ができない. その上、腰痛を看護されたりして逆介護状態になっている. たまに日本に帰ってきても社会に何も貢献せず自分のことばかりやっている. 世の中にはエンドレスで働き続けている人たちがたくさんいる. 親を見ていてもそう思う. 罪悪感を感じる. 博士号を取りたいと思うけれど博士号なんか本当に必要なのだろうかとか思ってしまう. そんなことよりもっと大事なことがたくさんあるようにも思える.

この痛みは自分勝手な自分への罰なのかもしれない. ごめんなさい.

がんばって今年中にABDを取り,来年の春からは必ず現場に戻れるようにしたい. がんばりますので,どうか歩けるようになりますように. くしゃみができるようになりますように.

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コメント

satchy さん
元神戸YのOZAKIです。
暑いのに動けなくて大変でしょう。具合は如何ですか?あまりひどかったら、お医者さんに行ったほうがいいかもしれませんよ。どこかの筋が緊張したまま戻らない状態だとぎっくり腰だと聞きました。痛み止めも必要かも。。。お大事に!
私はまだ大学院の修士で3年目、今年は論文を出さなければ。。。来週も時々授業に出る以外は昼間は毎日文学部の2階の院生研究室202号室のデスクです。どこの図書館に通ってますか?人文学図書館なら隣の建物です。お会いできる機会があるといいですが。。。お元気で、ご活躍をお祈りしてます。

投稿: オリザ | 2008年7月13日 (日) 17:10

>この症状は,いわゆる「ぎっくり腰」というやつなのでしょうか. 

わぁ〜、大変ですね。
身体の何処が痛くてもしんどいですよね。
そのつらさ(心身共に)、私も怪我をしたことのある
身として良くわかります。


>博士号を取りたいと思うけれど博士号なんか本当に必要なのだろうかとか思ってしまう. そんなことよりもっと大事なことがたくさんあるようにも思える.

人にはそれぞれチャンスを与えられて、
進む道というものがあると思います。
それを信じて、選らんでいる道を進んでみたらいかがでしょうか?
(えらそうなことを書きましたが、
これは常に自分に言い聞かせている言葉です。。
人生には、悩みがつきものであると・・、
めげそうになると、そう思うようにしています)
お身体、早く良くなりますようにお祈り申し上げます。
それでは。。

投稿: nepcom | 2008年7月13日 (日) 21:51

【オリザさま】
ozakiさん!
びっくりしました.またozakiさんとお話ができるなんてブログを書いていてよかったと思いました.

年初にお葉書をお送りさせていた時に,もう大学院を終えられる頃かなと思っていました.いよいよ終盤ですね.修士を終えられた後は,ますますご活躍の場が広がりそうですね.すばらしいですね.

ちょっと腰の調子がよくなくて山を登れなくなっています・・・せっかくお近くまで行っていたのにお会いできず残念でした.

また近況など改めてお葉書でお知らせさせていただきますね.

暑い日が続きますがどうかお元気で.

ありがとうございました.

【nepcomさん】
nepcomさん,ありがとうございます.お返事が遅くなってしまってごめんなさい.

腰痛なんて初めてでびっくりしています.予想以上に回復に時間がかかり苦戦中です.痛いのはいやですね・・・

「人にはそれぞれチャンスを与えられて、
進む道というものがある」という言葉に心を動かされました.とてもいい言葉ですね.

今日はちょっといい出来事があって,自分にはそういうチャンスが与えられているのかもしれないと再認識しました.nepcomさんの言葉を信じてがんばります.

いつも本当にありがとうございます.

投稿: satchy | 2008年7月17日 (木) 23:23

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