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違い

昨夜から今朝にかけて,5分に一度くらいの間隔でピコピコという音が鳴り続けていて,何の音だろうと思っていると,部屋に備え付けの煙感知機の音だったことが分かる. タバコは吸わないし,キャンドルを焚いたわけでもないのだが. 早朝に現れた管理人さんによると,別の部屋の人が焚いたお香が原因らしいとのこと. え?別の部屋の煙でうちの部屋の煙感知機が鳴っちゃうの? どんだけきついお香焚いてんねんと心の中でツッコミをいれる. 

ところで,この煙感知機の「ピコピコ」という音を英語で何というのだろうと思っていると,管理人さんが"chirping"という単語を使っていた. ちゃーぴんぐ. なるほど. "chirp"は,一般的には,「小鳥が鳴く」という意味で使われる. ちゅんちゅん. 小鳥だけではなく,煙感知機がピコピコ鳴るという意味でも使えることを,管理人さんとの会話から学ぶ. "chirping"なんていう単語が実際に使われる場面に遭遇したのは初めてかもしれない. 勉強になった. そして,こういう使用頻度の少ない単語が自然に出てくるネイティブ・スピーカーはやはりすごいと思ってしまった. ネイティブだから当たり前なのだけれど. 

大学に行って,統計の試験を受ける. 試験用紙をいただくとき,先生に"Have fun !"(楽しんでね!) と言われる. はい,楽しみます. ていうか,楽しいわけないでしょうが. 問題は全部で12問. えらい時間がかかってクタクタになりました. 計算機をたたいて手で計算できそうにないものは,統計ソフトのSASさんにおまかせしたのだが,よかったのだろうか. SASさんはシンタクスさえ間違わずに書けば,ちゃんと計算して正確な数値を出してくれるので,大助かりである. しかし,今後,一人でリサーチ・デザインを考えなければならなくなったとき,わたしは果たしてSASを使いこなすことができるのだろうか. 今は言われたことだけやっていればいいのだが. "Have fun !"と言ってくださった先生の頭がほしい. 得意科目は数学ですとか一度でいいから言ってみたい.

統計の試験の後,Christine Casanave先生の論文を読む. Casanave先生は,インタビューやオブザベーションなどの質的研究法を大事にされる方である. 今日読んだ論文も,おそらく日本のコロンビア・ティーチャーズ・カレッジで行ったと思われるインタビュー結果が報告されていた. 統計の試験の後だったせいか,量的研究と質的研究は対極にありながらも補い合う関係であることを改めて学ぶ. 量か質かの二項対立ではない. 数値化することだけがすべてではないし,個々のケースを描写することだけがすべてでもない. インタビューもヘタクソだし,SASもちゃんと使いこなせないけど,どちらもちゃんとできる人にならねばと思う.

来週からハワイ大学は一週間の春休みに入る. うふ. せっかくのお休み期間なので,ワイキキのハレクラニ・ホテルで一泊くらいリッチな時間を過ごそうではないか計画を立ててみたのだが,ハレクラニ・ホテルのHPで一泊のお値段を見て,その計画は即却下となる. だいたい一泊の宿泊料金が$660って,わたしのお部屋の一か月分の家賃より高いじゃないですか. 正確にいうと,一ヵ月とプラス10日くらいですけども. 今のわたしにはマノア暮らしがふさわしいのであって,無茶なことを考えてはいけないのだということを知る. それにしても,ハワイに来てハレクラニに泊まる方ってどんな方なのだろう. こういうのを格差社会というのだな. なんか悲しい. 仕事をしてお金をためていつか泊まりに来ようと思った.

いろんな違いを肌で感じつつ,いろんなことを学んだ日.

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コメント

Smoke detector、バッテリーの残量が少なくってくると、ピコピコ言う時もありますよ〜。

英語と日本語の違いなんですが、確かに、新聞の記事とか、学術論文とか、ある程度書き方が決まっているものだと、違いはなさそうですよね。

だけど、形式が決まってないものになると、違いがある気がします。英語だと、(かなり大まかな言い方だけど)まず最初に結論に近いものを言って、また、最後に結論を言うと思うんです。日本語だと、最初の方に結論を言うことは少なさそうな気がします。実際、英語の文章だと、最初の文と最後の文を読んでいけば、ある程度、話の流れが分かることが多いんですが、この間、日本語の文章をそういう風にしても読んでも、分かりにくかったんですよ。

恥ずかしい話なんですが、そこまで、起承転結を分かっていないんですが、論文とか書く時だと、起承転結が何層にもなった感じになるんですか?起承転結の一つの流れだと、議論の展開が難しそうな気がします。

おそらく、英語の方だと、”起”の終わりの段階に、一度、”結”の内容をある程度、入れてきているかもしれませんね。

投稿: masaki | 2008年3月15日 (土) 22:59

satchyさん、こんにちは。

ハレクラニ、良いですよね。
ワイキキの喧噪から遮断された
とても環境の良いホテルだと思います。

>ハワイに来てハレクラニに泊まる方ってどんな方なのだろう

ツァーだと、そこまでは高くないようですね。

http://www1.tour.ne.jp/toku/tur/dtlist.php?grp=20622&cat=57978&did=2


ハワイへツァーで行ったことがないnepcomなので、
ワイキキ滞在中、週末に1泊でもと
思ったけど、レートを見て断念しました。。

なので、朝早く起きて朝食を食べに行きました。
まるで、宿泊者のように・・、
落ち着いて、朝ご飯を食べる。。
それだけでも気分は最高でした。


投稿: nepcom | 2008年3月16日 (日) 08:37

ひさしぶりの登場です。
へぇ~chirping。。。
なんで海外に行く煙探知器とか火災報知機のトラブルがあるんだろうか(僕の勝手な思い込みかもしれませんが)。
僕も、前に火災報知機が一晩中、「ピッ」という音を立てていて眠れなかったことがありました。これが気になりだすと、次いつ鳴るんだろうかと、眠れないのです。その時は、皆はbeepingって言ってましたね。面白くもなんともない表現です。
それにしても、Satchyさんの「ピコピコ」という表現は可愛いと思いました。
僕も今度使います(笑)

投稿: Tekkan | 2008年3月16日 (日) 15:33

【masakiさん】
ありがとうございます.masakiさんのご経験をお聞きできて参考になりました.

学術論文の場合だと,起承転結は使わないと思います.多くの論文作成法のテキストでは「序・本・結」の三段構成をすすめています.起承転結が好まれるジャンルは文学系かなと思います.

日本の新聞の社説のレトリック(構成)を調べたことがあるのですが,英語のように,結論を先に言って,その後で理由や根拠を述べていくというスタイルのものが多かったです.これが英語のレトリックの影響を受けているからなのか,新聞ではもともとそういう書き方が好まれるのか,判断しかねるのですけれど.

個人的には,結論を先に言ったほうが読み手をひきつけられるような気がするのですよね.「もっと読みたい」と思ってもらうためのストラテジーのような気がします.

また面白そうな本があったら紹介しますね.

【nepcomさん】
nepcomさん,こんにちは.

ハレクラニのサンデー・ブランチ,いいですよね.昨年,日本からお友達が来てくれたときに一緒に行ってきました.オーキッズのポーチドエッグ,大好きです.1つじゃものたりず2つ食べてしまいました.焼きたてクロワッサンもおいしかったです.また行きたくなってきましたー.

目の前の広がる青い海と波の音にも癒されました.nepcomさんがおっしゃるように,ワイキキの喧騒から遮断されて,本当に静かな空間なのですよね.

ハレクラニが含まれているツアーなんて素敵ですね.情報ありがとうございました!

日本はどんどん春めいてきているようですね.あと二週間もすれば桜が見られるのでしょうか.

今日からまた新しい一週間が始まりますね.よい一週間になりますように.

【tekkanさん】
Tekkanさん,こんにちは.元気ですか?

ほんとに,外国行くとよくsmoke detectorとかfire alarm鳴ってますね.なんででしょうね.日本ほど管理システムが行き届いてないのかもね.

そういえば,感知機の音は正確には「ピコピコ」じゃなくて「ピッ」でした.そうそう,次にいつ鳴るか気になってくるんだよね.数えてみたりして.

beepingも使いますね."chirping"というのがとても新鮮でした.なんか音がかわいくないですか?ちゃーぴんぐ.「ピコピコ」と合わせてお使いください.

またね.

投稿: satchy | 2008年3月17日 (月) 04:14

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