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二週目

二週目が終わった.

統計の授業で,effect size (d)について学んだ. 量的研究の目的はsignificance levelを明らかにすることではなくeffect sizeを明らかにすることなのだとZhang先生に教えていただく. effect sizeは非常に重要な指標であるにもかかわらず,多くの統計のテキストではほとんど言及されていないということだった. ふーん. なんか目からウロコでした. それにしても,母平均を表すギリシア文字の「μ(ミュー)」がしょっちゅう出てきて,授業中みゅーみゅー言ってるのが気になって仕方ない. みゅーみゅー. 

別の授業で一緒になるクラスメートで気になって仕方ない男の人がいる. 先生が何か言うたびに「ワォ!」と驚きの声を上げるのである. アジアの人なので,この中途半端なアメリカンな感じが余計耳に残るのかもしれない. 例をあげてみよう. 先生がこんな話をしてくれた. アメリカ民主党大統領候補バラク・オバマ氏のお父様はケニアの方だそうだが,その昔ハワイ大学に留学していたそうだ. (ワォ!) カンザス州出身のお母様とはハワイ大学のEast West Centerで知り合ったそうだ. (ワォワォ!) こんな感じ. まぁ確かにビックリなニュースでしたけど. しかし,あんまりワォワォ言ってるので先生の話よりあんたがおもろいわと思ってしまいました. ワォワォ.

ワォワォに加えて,笑い声もその人の気になる特徴の一つである. 先生が何か言うたびに「イヒヒヒヒ」と教室に響き渡るような大声で笑い飛ばすのである. ポイントは,音声が「ハハハ」ではなく,「イヒヒ」と表記できる点である. 「イヒヒ」という笑い声が表すメタファーはわたしの中ではスケベなオジサンである. 俗に言う「スケベオヤジ」である. 従って,「イヒヒヒヒヒ」という笑い声を聞くと,とっさにその人物を「コラッっ」と叱りつけたい衝動にかられるのである. 叱りませんでしたけども. 世の中いろんな笑い声があるわけで多様性は認めなければいけませんが. しかし「イヒヒ」はね,ちょっと. コラーッっ.

ワォワォもイヒヒも別に非難しているわけではないのだが,何というか,このような形でtoo muchに目立ってしまうような男の人を見ると引いてしまうのがわたしの価値観である. 男の人はおとなしくて小鳥のような人がいいと思います. ちゅんちゅん. しかし,今の環境で,おとなしくて小鳥のような人に出会うことは少ない. 研究というのは多かれ少なかれ競争環境下で行われているのであって,小鳥ではそのような環境で生き残っていくことは難しく,みな環境に適応するため必然的にワォワォ・イヒヒ星人へと豹変していくのかもしれない.

日本では学べなかった新しいことを学び,日本では出会わなかったような新しいタイプの人と出会い,視野がどんどん広がっていく. 得がたい経験をしていると思う. しかし,広がれば広がるほどよいかというとそうでもなさそうであることを悟りつつある. なんでもtoo muchよりは"moderate"がいい. 小鳥がいい.

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コメント

> 男の人はおとなしくて小鳥のような人がいいと思います. ちゅんちゅん.

あはは、めちゃ笑える。彼はいい人なんですけど、too muchなところがありますね。アドバイザーの授業だからはりきってるんだろうけど、人の神経に障るくらいの目立ちようはどうかと。

でも「ちゅんちゅん」って(笑)!そんな癒し系の方がいらっしゃったら、ぜひともお茶がしたいです。

ひと昔前は井川遥が癒し系の女王でしたが、人によって「癒し系」の定義が違いますよね。かわいくてぼーっとしてどこでもついてきてくれそうなのがよいのか、身の回りの世話をしてくれて癒される環境を作ってくれてるのがよいのか、etc. 

私の求める癒し系は、びゅんびゅん頭がキレて、でもそんな能力を人にひけらかさず、自分の世界で淡々と生きている、やわらかい笑顔のゆっくり行動系の男性です。

そんな人いるのかー?!私は人の目を気にして飼い主にこびる犬的な所があるけど、自由きままに生きる猫ちゃんになって、かわいい小鳥をつかまえに行くのだ。にゃーにゃー。また愛護協会行きたくなってきました。

投稿: Mari | 2008年1月26日 (土) 06:40

私の学生時代にへんな人がいて話してるとき
返事するときに「チュン」「チュン」「チュンチュク」と言うんです。マジで。
私は一生懸命話しているのに チュン、とかって返事されると
あんたおちょくっとるんけ?と思いますよね全く。
これってイメージは小鳥ではないでしょうか?
小鳥のような人を実践するのは並大抵ではないようですね。
あるいは小鳥を体現しようなんて力んでいる時点ですでに小鳥らしさを
放棄している結果になっていると見るべきか。。
イヒヒ。

投稿: せつこ | 2008年1月26日 (土) 23:51

そんな人がクラスにいたら、後ろから、おしずかにぃ〜って、突っ込みたくなりますね〜。

教授の一人で、かなりの頻度でしゃべっている時、舌と歯茎の摩擦の音(ちっ、つぃ、みたいな音)をたてるんですが、しゃべっている内容より、そっちの音に耳が傾いてしまったりしてます。

まぁ、人の振り見て、我が振り直すというけれど、きっと、どこかで、自分も同じようなことをしているから、気をつけなければと思います。

投稿: masaki | 2008年1月27日 (日) 14:44

μとdは去年のできごと。懐かしいです。μってネコちゃんの名前みたいですよね。学部ではdは習った覚えがなかったのですが、院レベルではpracticalな題材を扱うので、便利な代物というところでしょうか。

ワオイヒヒの君。どこにでも変わった人はいるものですね。目立たないといけない社会では、一種の戦略?とも捉えられますが、授業でいろいろ連発されるとビミョーですね。でも、お話からすると、戦略というより、彼の元来持つpredispositionのような気もします。

とかくいろいろな人がいるものですね。小鳥の君もいつの日か現れるのでしょうか...

投稿: ねこたん | 2008年1月27日 (日) 16:15

【Mariさん】
頭がきれて,でもそんな能力をひけらかさず,人の話もちゃんと聞ける人っていいですね.必要なときだけ能力をひけらかし,普段はおとなしく小鳥のようにちゅんちゅんいっている人がいいですね.知ったかぶりはその人の商品価値を下げてしまうと思います.

小鳥というと,自分の中ではオダギリジョーのような人なのですがいかがでしょうか.岡山で桃をつついていそうな小鳥です.

【せつこさん】
これまたすごいですね...
「チュンチュク」は何を意味するのか興味深いです.チュン,チュク,チュケれば,チュカないというふうに五段活用で使用されるのでしょうか.謎めいていますね.でも,イメージはまさしく小鳥です.そんな返事をされたら吹き出してしまいそうですけど,なんだか癒されそうです.イヒヒ.

【masakiさん】
そうですね,おだまり!と美川憲一ふうにツッコミをいれたいものです.

先生の摩擦音が気になってしまうのもよく分かります.英語ネイティブでチッチ言ってる人いますよね.

自分も気をつけないといけないと思います.

masakiさんはイヒヒとかいわないですよね.小鳥でいてください.

【ねこたんさん】
お元気されてますか.

そうですね,一種の戦略なのかもしれないですね.がんばっておられるのだと思います.それはそれで素晴らしいことだと思います.
でも,うるさいです.

いろんな人との出会いがあるのが留学のよい点ですね.よい勉強をさせてもらっています.

また疲れが出てきた今日この頃です.またねこたんさんのところに癒されに行きますー.

投稿: satchy | 2008年1月28日 (月) 19:11

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