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ハワイ・ワードセンターにて執筆など

ワードセンターのBORDERSで一日執筆作業.

先学期のTheory & Practice of Teaching Compositionのクラスで行ったプロジェクトを膨らませて,とあるジャーナルに投稿しようと思っている. が,内容が錯綜しているような気がする. それに,Paul Matsuda先生が言っておられることと同じことをダラダラ繰り返しているだけのような気がする. 切り口も同じ. 何も新しいことは言っていない. クラスのプロジェクトのレベルから抜け出せないでいる. 斬新なアイデアと切り口というのはどうやったら生まれてくるのだろう. そろそろ学生特権を発動して先生に泣きついてみようかと思ったり. しかし,もうしばらく一人で苦しむ必要がありそうだ. 要するに勉強不足なのだから. しかし,PhDの学生というのは指導教授とどのように関わっていけばいいのだろう. 

うーむうーむと苦しんでいると,SLSでマスターをしているSaraに声をかけられる. アラスカ出身のアメリカ人. アメリカ人なのに物静かで落ち着いた大人の女性(アメリカ人なのには余計でした). マスター論文を仕上げるためBORDERSに来ていたみたい. この方はなぜかわたしによく質問をしてくる. 今日もやっぱり質問してきた. "reflection paperについて学生に説明するときにどうやって説明したらいいだろうか?" と,そんなことをわたしに聞かれましても. いつもいろいろな質問をされるのだけれど,ちゃんと答えられたことは今まで一度もないような気がする. どうもすみません. reflection paperというのはわたしもハワイ大学に来て初めて経験したのですけれども,多くの授業で毎週課題として出されました. 指定された文献を読み,それについてreflectするというもの. アメリカの大学で取り入れられているgenreの一つなのでしょうか. 日本やオーストラリアの大学院では書いたことがありませんでした. 読むだけでなく,それについて「自分の言葉で書く」ことで内容についての理解も深まるし,クリティカルな視点が養われるような気がします. とてもよい学習ストラテジーだと思います. が,"reflect"というのは漠然としていて,学生側は何を書けばいいか分からないという問題にも直面すると思います. 教える側はこれをどのように説明すればいいのでしょうか. 

Saraと話をしたり,錯綜している論文を書き続けたりしていると,5時間が経過していた. エアコンで体が冷え切ってしまったので外に出る. と,刺すような強い日差しに照り付けられ,冷え切った身体が溶けてしまいそうな感覚になる. どろどろ.

ハワイは「節約」ということを知らない州のような気がします. エアコンも電気も水も使いたい放題というところがあるように思います. 特にエアコンは「ここまで冷やしてくれなくてもいいのに」と思うことが多いです. 特にハワイ大学のハミルトン・ライブラリー. まるで冷凍庫です. 何とかならないのでしょうか. ブランケットと靴下持参で勉強なんてありえないです.

そんなことを思いつつ,ワードセンターを歩いていると,日本人観光客およそ30人くらいの団体が向こうから歩いてきた. 添乗員付きのツアーのよう. 「みなさんついてきてますかー?」「はぐれてないですかー?」とか添乗員さんがあれこれ気を配っていらっしゃる. 大変なお仕事ですね. 信号を待っていると,添乗員さんが 「ここの信号はすぐに点滅し始めますから急いで渡ってください.いいですねー」と指示を出していらっしゃる. そんなところにまで気を配ってなんていい添乗員さん. と思っていると,信号が青になったとたん,その添乗員さんが形相を変えて,「さあ,青になりましたー!さあ,みなさん急いでー!早く渡って早くー!早くー!」と大声でわめきちらしている. すると,30人の団体がいっせいにどりゃーと走り出したので,びっくらこきましたです. ハワイの横断歩道をこんなすさまじい勢いで走らなくても大丈夫かと. しかも,みなさん大人なのに. というか,30人のすさまじい勢いに巻き込まれてなぜかわたしも一緒になって走っていたとです. おーい.

あーびっくりしました. 日本人はやはり真面目な国民なのだと思います. 走れ急げと言われればその通りにするのですね. 

May_24 そろそろ日本に帰ろうかと思いまして,おみやげを買うためワードセンターでショッピングなどをしてみたり. 

テディベアを見るとすぐに手にとってしまう癖がいまだに治りません. この少女趣味は何とかならないのでしょうか. 南国ハワイっぽいテディベアだと思って買ってしまいましたが(しかも二つも),よくよく考えるとこんなのもらってうれしい人って果たしているのでしょうか. 黄色に花のハチマキですから(派手すぎるだろ).

そんなこんなでワードセンターで,錯綜したり団体さんと一緒に走ったり変なぬいぐるみを買ったりした夏の一日.

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コメント

私もアメリカ留学時代にreflection paperをよく書かされました。でも確かに漠然としている言葉ですよね。
私の指導教官は「reflection paperを書かせることで、色々なポイントについて批評的になることができるし、クラスのグループワークなどでお互いのペーパーを読むことによって視野が広がる」といわれていました。
私は、これは学生に選択権を与えているような課題に思えて仕方がありません。

投稿: American Mike | 2007年6月 6日 (水) 12:08

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