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とてもいい一日

今月中に完成させる予定だった論文が予定通り完成した. そして,投稿する前に大御所の先生に原稿を読んでいただけることになった. あつかましくお願いしてみたところ,快く了解してくださった. このような方からフィードバックがいただけるのはとても勉強になる. とてもありがたい.

学会に出席するためのTravel Grantを申し込むにあたり,推薦状が二通必要になったので,その先生にお願いしたところ,快く引き受けてくださった. しかも,お願いして数時間後に推薦状を書いて送り返してきてくださった. お忙しい方なのにこんなにも迅速に対応していただき感激する. 偉大な研究者というのは心も偉大なのだ. すごい.

"Writing at the End of the World"の著者であるRichard E. Miller氏からメールが届き,びっくりする. このブログで昨年9月に書いたレビューを見てくださったらしい. 「日本語は分かりませんでしたが,一部英語で書かれていたので内容は推測できました.とにかく私の本を日本のみなさんに紹介してくださってありがとう」と言ってくださる. Richard E. Miller氏がこのブログに来てくださり,そして,わざわざメールを送ってきてくださったことに感激する. やはり,偉大な研究者というのは心も偉大なのだ. すごい.

1~2月で終了するはずだった国語研の仕事(言語教育関連データベース調査)が結局5月まで長引き,本業との両立がなかなか大変だったわけですけれども,本日,やっとお給料を支払っていただく. 9ヶ月ぶりにいただく給料. うれしい. やっぱりいいですねお給料って. 何か達成感が味わえますね. データベースは,ERICから始まり,ETSのReSEARCHERS,そして,オレゴン大学応用言語学研究所のSLA Web などの調査を行いました. 日本の国語研も同様のデータベースを構築しようとしているのだそうです. お給料もうれしいですが,何か少しでも社会に貢献できた(かもしれない)ことがうれしい.

来月,京都に行けることになった. うれしい. お豆腐と湯葉のお料理などを食べてまったりしたい. 哲学の道を静かに歩いてみたい. 長いこと電車に乗っていないので電車に乗りたい.

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これから社会人になる人たちへのアドバイス

May_19_013 東京の大学で仕事を始めたのが2004年の4月だったのですが,そのときに出会った1年生の人たちが,この春4年生になります.

まだ高校を出たてでかわいらしかった1年生の人たちがもう4年生になったなんて,時がたつのは本当に早いとしみじみ思います.

そして,その人たちがもう就職活動を終えて社会人になる準備をしていると聞くと,感慨深いものを感じます.

最近,その人たちから就職のことに関して相談のメールをもらうことがあります. 「A社とB社から内定をもらったがどちらを選ぶべきか」,「この会社で自分のやりたいと思うことが本当にできるのだろうか」...というものが多いです.

まだ大学4年生のうちに,今後の人生の方向を決断するというのは簡単なことではないと思います. 迷いがあるだろうし,決断したとしても,不安な気持ちがつきまとうことと思います.

まだ社会人として一人前とはいえないわたくしが言うのも何なのですが(なんせ学生に戻ってますので),ひとつ言えることは,「決断」というのは,それを下すときは,どれが正しいかどうかは分からないのだと思います. AとBとCという選択肢があったら,AとBとCのどれが正しい選択なのかは,選択するときには誰もわからない. 「正しい選択」というのは,それが「正しい選択だった」と言えるように,『していく』ものだと思うからです.

「こういう仕事がしたい」という気持ちがあるなら,その気持ちを大切にして,その方向に進んでいけばよいのだとわたしは思います. 後で,「こんなはずじゃなかった」,「考えていたことと違っていた」と思うことがあるかもしれないけれど,それをプラスの方向に変えていくことは不可能ではないと思います. どんな経験も,しんどいこともつらいことも含めて,すべて自分の肥やしになるのだと思います. 無駄になる経験は一つもないと思います. 新しい発見は,たくさん失敗をして得られるものだと思います. 

わたし自身の人生は,割と寄り道や失敗が多かったほうだと思います. 大学4年生の頃は,フライト・アテンダントになることが夢だったので,卒業後も関連企業に就職しました. が,なぜかその後,教育の道へと軌道修正することになりました. 今は,この道を選んでとてもよかったと思っています. 寄り道をしなければ天職に出会えなかったかもしれないですし,そういう意味では,最初の就職も無駄ではなかったのだなと思います. 

マイナスは自分次第でプラスに変えていけるということだと思います. 

えらそうなことをたくさん書いてしまいました. 社会人になる人たちへ向けてのアドバイスと言いつつ,自分にも言い聞かせているのでした. 最近はどうもしんどいことから逃げることを考えがちになっているのでだめですね. 早くPhDをとって一人前にならなければ. これから社会人になるみなさんに負けないように.

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来学期からPhD in SLSに移る件について

現在所属しているEnglish DepartmentのPh.D. in Composition & Rhetoricのプログラムから,Ph.D. in Second Language Studies (SLS) の方へ移ることになりました.

ハワイ大学の中でのプログラム変更ですので,来学期からもハワイに残ることになります.

「早くアメリカにおいでよ」と言ってくださっていたアメリカ本土在住のみなさま.(ハワイも一応アメリカだと思うのですけれども) 結局アメリカには行かないことにしました. 

「来学期からどこに行くの?」と心配してくださっていた日本のみなさま. 結局ハワイに残ることにしました. 

トランスファーの準備にあたっては,たくさんの方々に相談にのっていただき,また励ましの言葉をいただいたりして,本当に助けられました. ありがとうございました. 

パデュー大学とアリゾナ州立大学とハワイ大学のSLSの3つのプログラムからオファーをいただき,どこに進むべきか1ヶ月ほど悩みました. パデューに行けばライティングに特化した研究ができる. アリゾナ州立に行けばライティングと応用言語学が共存したプログラムで研究ができる. ハワイ大のSLSは,TESOLとテスティング,リサーチ・メソッド関係の科目が充実しているし,他学部の授業も履修できるので,広い視野からライティング研究を見直すことができる. 

そして,いろいろ考えた結果,幅広くTESOLの知識を身につけ,さらにリサーチ・メソッドとテスティングの基盤ができれば,自分のフィールドをもっと広げていけそうな気がしたので,ハワイ大のSLSに進むことに決めました. 昨年,Second Language Writingの授業でお世話になったDr. Lourdes Ortegaにアドバイザーになっていただくことができました.

そして,現実的な問題として,今の私には,アメリカ本土に引越しするためのパッキングを一人でし,家探しを一人でし,新しい場所で生活するための様々な事務的な手続きを一人でし,といった一連の仕事をこなすための体力と気力が残っていなかったということもあります. この9ヶ月で私はすっかり弱ってしまいました. 生きているのがやっとという状態の日もあり,そんなときは誰か手伝ってくれる人でもいればなぁと思ったり.

いろいろと大変なこともありますが,こうして好きな研究ができる状況に感謝をしなくてはいけないと思います. そして,支えてくださっている方々がいることに感謝をしなくてはいけないと思います. 最近どうも「しんどい」とか「もういや」とかネガティブなことを口にすることが多くなっているような気がするので改めなければいけないと思います. こうして元気に生きていられることにも感謝をしなくてはいけないと思います.

来学期から新しいプログラムでまたがんばります.

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ハワイ・ワードセンターにて執筆など

ワードセンターのBORDERSで一日執筆作業.

先学期のTheory & Practice of Teaching Compositionのクラスで行ったプロジェクトを膨らませて,とあるジャーナルに投稿しようと思っている. が,内容が錯綜しているような気がする. それに,Paul Matsuda先生が言っておられることと同じことをダラダラ繰り返しているだけのような気がする. 切り口も同じ. 何も新しいことは言っていない. クラスのプロジェクトのレベルから抜け出せないでいる. 斬新なアイデアと切り口というのはどうやったら生まれてくるのだろう. そろそろ学生特権を発動して先生に泣きついてみようかと思ったり. しかし,もうしばらく一人で苦しむ必要がありそうだ. 要するに勉強不足なのだから. しかし,PhDの学生というのは指導教授とどのように関わっていけばいいのだろう. 

うーむうーむと苦しんでいると,SLSでマスターをしているSaraに声をかけられる. アラスカ出身のアメリカ人. アメリカ人なのに物静かで落ち着いた大人の女性(アメリカ人なのには余計でした). マスター論文を仕上げるためBORDERSに来ていたみたい. この方はなぜかわたしによく質問をしてくる. 今日もやっぱり質問してきた. "reflection paperについて学生に説明するときにどうやって説明したらいいだろうか?" と,そんなことをわたしに聞かれましても. いつもいろいろな質問をされるのだけれど,ちゃんと答えられたことは今まで一度もないような気がする. どうもすみません. reflection paperというのはわたしもハワイ大学に来て初めて経験したのですけれども,多くの授業で毎週課題として出されました. 指定された文献を読み,それについてreflectするというもの. アメリカの大学で取り入れられているgenreの一つなのでしょうか. 日本やオーストラリアの大学院では書いたことがありませんでした. 読むだけでなく,それについて「自分の言葉で書く」ことで内容についての理解も深まるし,クリティカルな視点が養われるような気がします. とてもよい学習ストラテジーだと思います. が,"reflect"というのは漠然としていて,学生側は何を書けばいいか分からないという問題にも直面すると思います. 教える側はこれをどのように説明すればいいのでしょうか. 

Saraと話をしたり,錯綜している論文を書き続けたりしていると,5時間が経過していた. エアコンで体が冷え切ってしまったので外に出る. と,刺すような強い日差しに照り付けられ,冷え切った身体が溶けてしまいそうな感覚になる. どろどろ.

ハワイは「節約」ということを知らない州のような気がします. エアコンも電気も水も使いたい放題というところがあるように思います. 特にエアコンは「ここまで冷やしてくれなくてもいいのに」と思うことが多いです. 特にハワイ大学のハミルトン・ライブラリー. まるで冷凍庫です. 何とかならないのでしょうか. ブランケットと靴下持参で勉強なんてありえないです.

そんなことを思いつつ,ワードセンターを歩いていると,日本人観光客およそ30人くらいの団体が向こうから歩いてきた. 添乗員付きのツアーのよう. 「みなさんついてきてますかー?」「はぐれてないですかー?」とか添乗員さんがあれこれ気を配っていらっしゃる. 大変なお仕事ですね. 信号を待っていると,添乗員さんが 「ここの信号はすぐに点滅し始めますから急いで渡ってください.いいですねー」と指示を出していらっしゃる. そんなところにまで気を配ってなんていい添乗員さん. と思っていると,信号が青になったとたん,その添乗員さんが形相を変えて,「さあ,青になりましたー!さあ,みなさん急いでー!早く渡って早くー!早くー!」と大声でわめきちらしている. すると,30人の団体がいっせいにどりゃーと走り出したので,びっくらこきましたです. ハワイの横断歩道をこんなすさまじい勢いで走らなくても大丈夫かと. しかも,みなさん大人なのに. というか,30人のすさまじい勢いに巻き込まれてなぜかわたしも一緒になって走っていたとです. おーい.

あーびっくりしました. 日本人はやはり真面目な国民なのだと思います. 走れ急げと言われればその通りにするのですね. 

May_24 そろそろ日本に帰ろうかと思いまして,おみやげを買うためワードセンターでショッピングなどをしてみたり. 

テディベアを見るとすぐに手にとってしまう癖がいまだに治りません. この少女趣味は何とかならないのでしょうか. 南国ハワイっぽいテディベアだと思って買ってしまいましたが(しかも二つも),よくよく考えるとこんなのもらってうれしい人って果たしているのでしょうか. 黄色に花のハチマキですから(派手すぎるだろ).

そんなこんなでワードセンターで,錯綜したり団体さんと一緒に走ったり変なぬいぐるみを買ったりした夏の一日.

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ニンテンドーDSを使った英単語授業など

日本にいる人と久しぶりにスカイプでお話をする. 「授業が終わって最近はどう過ごしているの?」と聞かれたので,「論文を書いたり,論文を書いたり,論文を書いたりしています」と答える. 「~たり~たり」形を使ってみたかったのだが,使ってみると,結局「~」の部分には「論文を書く」しか入らなかった. こんな生活を送っていていいのだろうか.

言語教育の分野では,研究をして論文が書けても,教えられなければ意味がないと思う. 「たくさん論文書いてるけどちゃんと教えられないじゃん」と言われればそれまでなわけで. それに教える仕事はやはり楽しいと思うので,早く教室という場所に戻りたいと思う.

ニンテンドーDSを使った英単語授業が京都市八幡市の中学校で始まったそう. DSソフトを使って中学3年生に5ヶ月間英単語学習をさせたところ,平均語彙数が以前の約4割前後増える効果が確認されたとのこと. ふーん. このソフトを見ていないのではっきりしたことはいえないですけれども,「語彙数が増えた」という定義がいまいちわかりにくい. どんな測定方法でこの結論に至ったのかも不明. 短期記憶を試すようなテストではあまり意味がないと思うし. 文脈と切り離して意味だけを確かめるようなテストもあまり意味がないと思うし. 「知っている」と「(意味をちゃんと分かった上で)使える」は同じではないですから. 語彙活動というのはやはりその単語が使用される文脈と切り離すことはできないと思うのですが. つまりmeaning-basedでなければ,あまり意味がないと思うのです. 要するに,ニンテンドーDSよりも,もっと本を読みなさいということです. たくさん読んでその単語に接する機会が増えれば増えるほど語彙は自分のものになっていくと思うのです.が,間違っているでしょうか.

ここ最近,「エデュテイメント(education+entertainment)」とかいって,ゲーム感覚で楽しみながら学習することのできる教育ソフトが話題になることが多いですけれども,どうなのでしょうね. 教室で生徒がDSをピコピコやってる姿は個人的にはとてもきもちが悪い. 楽しみながら果たして「考える力」はつくのでしょうか. 単語は「覚える」ためではなく「使う」ために存在していると思うのですが,DSソフトだけでは「覚える」だけで終わってしまうような気がしてならない.が,間違っているでしょうか.

それにしても5月に入ってからのハワイは異様に暑い. 話がころころ変わりすぎですみません. ハワイにもslight seasonal changeがあることを知る. 1~3月は雨が多くて比較的気温も低い.これがハワイの冬. 4月になると気温が上昇して花が咲く. これがハワイの春. 5月から8月にかけて焦げ付くような暑さの日が続く. これがハワイの夏. ちなみに「焦げ付くように暑い」は,英語で"scorching hot"と言います. どうでもいいですか.

ということで,あまりに暑くてフライパンの上でグリルされているような感じになってきましたので,そろそろ日本に避難しなければと思っています. が,日本ももう暑いのでしょうか. 日本は湿度が高い国なので汗をかくのがいやですね. ここ数年でますます湿度が高くなり,東南アジアの熱帯地方と変わらなくなってきたような気がしますが. ふと近所の空き地を見ると,ドリアンやマンゴスチンの畑が広がっていたなんてことが近い将来起こるかもしれないと思ったり. コップンカー.

May_18_004May_13_001  ハワイに来て9ヶ月,やっとおいしいパンにめぐりあえました. 話がころころ変わりすぎてすみません.マノア・マーケットプレイスにあるベーカリー・マノアです.

この9ヶ月,ハワイの食パンがおいしくなくて悩んでいたのですが,ベーカリー・マノアは日本の食パンと似た味がします. おいしい. でも日本の食パンにはやっぱり負けますが. 「超熟」という食パンが好きでした. 日本に帰ったら食パンだけでなく毎日おいしいものが食べられるのですね. 日本はいい国だと思います.

来月帰りますので遊んでください.

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君に胸キュンにキュンとする

『君に胸キュン』のPVがYou Tubeで見られることを,しらいしさんのブログで教えていただく.

http://www.youtube.com/watch?v=QIJo3Wm4MxI

YMOが活動していた頃のことをよく覚えていないけれども,なぜかなつかしいものを感じる.

しかし,三人の踊りを見て呆然としてしまう. 

軽快な動きの激しい踊りというわけではないのに,くぎづけになってしまう.

見ている側をこんなにひきつけるなんて,YMOというのはやはりすごいグループなのですね,きっと.

しかし,振り付けが昭和を感じさせると思いました.

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ハワイ・マジックアイランドで過ごす週末

May_19_005アラモアナ・ビーチに行ってきました.

ワイキキ・ビーチのようなにぎわいがなく,静かで落ち着いた雰囲気のビーチでした.

向こうで,海に突き出た岬のように見えるのは,マジックアイランドです. 

May_19_001May_19_018マジックアイランドから見たサンセット.

水平線に沈む夕日が空をオレンジ色に染める黄昏時がハワイでいちばん美しいと思います.

May_19_008 P.F. Chang's China Bistro 

全米に支店があるチャイニーズ・レストラン・チェーンだそうです.

DOUBLE PAN-FRIED NOODLE(写真奥)は,中に入っているシイタケがおいしかったです.麺のおいしさを引き立たせてくれていたと思います.(どんなコメントや) 

最後のfortune cookieの中から出てきた紙片には,"Your are always welcome in any gatherings."(どこでもウェルカムよ)と書かれていました.fortune cookieの中には「運勢」の書かれた紙片が入っていると思っていましたが,こんなのは「運勢」といえるのだろうかと思いました.かなり適当なことを言っていると思いました.

P.Fチャング 1288 Ala Moana Blvd Honolulu HI 96914  (808) 596 - 4710

    

May_19_014

メイコちゃんと. とてもかわいくてさわやかでハワイが似合う人です.

スポーツ万能なメイコちゃんに一緒にサーフィンをやりましょうと誘われましたが,ありえないと思いました.

自分がサーフィンをしている姿はとても想像できませんし笑ってしまいます(よね,ほらそこで笑っているあなた).

マジックアイランドというところはとても美しい場所だと思いました. 楽しい一日でした. 

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パステル画を始めました

May_18_003 36色のパステルを買いました.

色のグラデュエーションを見ているとなんかわくわくしてきました.

絵を描くのは好きです.

May_18_002_1 ハワイの美しい景色をパステルで描いてみたくなりました.

夏休みに入ってほっとしたのか,ハワイの青い空を見ても息苦しくなることがなくなり,ハワイがきれいなところだと思えるようになってきました.

ハワイのいろいろな場所を描きとめていきたいと思います.

なんかですね,アメリカ(ハワイ)にはよくしゃべる人が多くて,横でキャンキャン騒がれることに疲れてきてしまっているのです. 静かにゆっくり話がしたいのです. キャンキャン騒がなければ自己表現できないものなのでしょうかね. 

絵は黙っていても自己表現ができるから,自分に合っているような気がします.

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研究の方向性,社会との隔離,そして外国人恐怖症

最近の研究の関心は,ライティングからアカデミック・リテラシーへと移りつつある. ライティング能力とリーディング能力の関係についても調べたいと思い始めている.

そして,rhetorical knowledgeやgenre knowledgeは教えられるのか,教えられるとしたらどうやって教えるのか,それはアカデミック・リテラシーの習得につながるのか,といった問題にも興味が出てきている.

先行研究を調べて,現在,literature reviewを作成中なのだけれども,特に,rhetorical knowledgeの方は,ほとんどが第一言語コンテクストでのリテラシー研究になってしまった.rhetorical knowledgeは教えるものではないという考え方が第二言語コンテクストではあるのでしょうか. 読みが足りないのかもしれない. もっと文献に当たらないといけないと思う. 

しかし,今,自分がやっていることは"right track"に乗っているのだろうか. "Am I on the right track?"と指導教授にたずねてみたい. しかし,こんな質問はあまりに初歩的すぎて,「そんなことは自分で考えろ」と言われてしまいそうだ. でも,なんかゆきずまっている感じがする. 

春学期が終わって1週間. やっと研究の時間ができて,毎日こうやって本を読んだり,論文を書いたりしているのだけれども,なんかこんなことやってていいのかなと思うこともある. 自分のことばっかりで,社会に何も貢献できていない. 何の役にも立っていない. 日本で仕事をしていたときも社会の役に立っていたのかどうかは疑問だけれども,少なくとも,与えられた役割があり,果たすべき責任があった. 今は,いてもいなくても別に何も変わらないし誰も困らない. 日本にいる同世代の友達はみんなそれぞれの役割があってとても忙しそうだ. なんかとても罪悪感を感じてしまう. 

そして,久しぶりにスーツを着てみたいと思ったり. スーツは好きです. スーツを着ている人を見るのも好きです. ハワイ,特にマノア,ワイキキ,アラモアナ周辺にはスーツを着ている人がいません. どう見てもパジャマや下着にしか見えないような服を着ている人が多いと思います. 5月に入って気温が上昇しているので,最近では,上半身裸で歩いている人もいたり. 素足で歩いている人もいたり. 野生的なものを感じてしまいます. ここに来て9ヶ月がたったけれども,未だにどうしてもそのような格好をsloppyでだらしないと思ってしまう自分はハワイにはもう順応できないのかもしれません. 

そして,アメリカ人の女性は胸がとても大きいと思います. 夏になって薄着になると,その胸がますますexposeされるので,男性陣はひゃっほうーという感じで喜ばれるかもしれませんが,わたしとしましては,あまりに大きいのでちょっときもちわるくなることがあります. 負け惜しみも半分. 果たして同じ人間なのだろうかと思うこともあり,同じ人間なのだとしたら世の中は不公平にできているのだと思ったり.

そして,ハワイには変な男の人がとても多いと思います. 気軽に声をかけてくるのはもういいかげんやめてほしいと思う. 日本人女性は,結局はなめられているのだろうと思う. 特に,「英語を教えてあげようか」という手のナンパには,かなり怒りを感じつつある今日この頃. あなたに英語を教えてもらうくらいならワイキキの沖合いでサメに食われたほうがましだと思ったり. なんか意味不明ですが. こういう輩は,逆の立場になって物事を考えるということをしないのですね. つまり,自分が相手の女性と数分でも時を共有することによって相手の女性がどれだけ不快な思いをするかということなどは一寸たりとも考えはしないのでしょう,こういう輩は. そして,大人の女性に対して,「英語を教えてあげよう」なんていうことがどれだけ失礼なことかということは一寸たりとも考えはしないのでしょう,こういう輩は. けしからん. 

だらしない.軽い.失礼. "xenophobia"という言葉がありますが,使い方が間違っていなければ,わたしはxenophobiaになりつつあるのかもしれません. 最近では,バスの隣に座られただけでぞっとすることがあります. あまり好ましくない症状だと思うので克服しなければいけないと思いますが,克服する方法が今のところ見当たりません.

研究の方向性,社会との隔離,外国人嫌い,なんかいろいろモヤモヤしている.

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上級英単語を身につけるための本

「たまには英語のことも書いてください」とリクエストがありましたので,英語のことを書いてみようと思います.

最近,アメリカで話題になっているVocabulary Buildingの本があります.

Imagedb_4

"The Yo Momma Vocabulary Building" です.

 そこからのクイズです. 

 次の英文のそれぞれの(   )内にはどんな単語が入るでしょうか. 前文で話題に上がっている人を描写する単語が一語入ります. 頭文字のみ示してあります.

(1) It seems that she has quite mixed feelings about her new job. She seems to be (a                 ) about the job.

(2) You know a guy who always says something but is never conclusive. Everytime you talk to him, you feel like you don't get a clear answer. He (e                     ).

(3) He is interested in pursuing imaginative projects that will cause a fundamental change in technology. He's so passionate about the projects he has never changed his attitude toward the goal. He remains (s                  ) in pursuing the goal.

答:

(1) ambivalent (複雑な思いで,どっちつかずの気持ちの)
(2) equivocates (言葉を濁す,はっきりものを言わない)
(3) steadfast (ゆるがない,確固とした)

というように,上級単語が学べる本のようです.

単語が例文の中に組み込まれているので,文脈で効率よく単語が覚えられるようになっています.

SAT (Scholastic Assessment Test, 大学進学適性試験)やGRE(Graduate Record Examination, 文系大学院の入学試験)を受けるアメリカ人高校生や大学生から大人まで幅広い読者層に対応できるように作られているそうです. 英語ネイティブ用なので少し難しめですが,ノン・ネイティブのわたしたちの語彙力アップにも役に立つと思います.

(3)の"steadfast"という単語は力強くてかっこいいので好きです."steadfast in pursuing the goal"というフレーズでよく使っています.

"The Yo Momma Vocabulary Building"のことは,ABCニュースで知ったのですけれども,こんな本がニュースで話題に上がるという背景には,アメリカ人の活字離れや国語力低下という問題があるのかもしれないですね. 日本でも同じ問題がしばしば指摘されていると思いますが.

ところで,わたしは最近,「閑話休題」という四字熟語を学びました. まだまだ知らない日本語ってたくさんあるんだなと思いました. 英語の前にもっと日本語を勉強しないとと思ったり.

「ことば」とは奥が深いと感じる今日この頃.

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J1ビザ更新

フルブライト奨学金の1年延長が認められまして,新しいDS-2019がIIEから送られてきました. これであと1年アメリカで勉強を続けられます. フルブライト様ありがとうございます.

DS-2019が届きましたので,ぼちぼちJ1ビザ更新の準備を始めることにしました.J1ビザというのは期限が1年なので毎年更新を行わなければいけないのですね. けっこう面倒. 更新の仕方がよくわからないので,US government of stateのHPを読んでみる. が,英語を読んでいると気分が悪くなってきた. 読めー読むのじゃ. こんなに小さい文字でこれでもかというくらいぎっしり書かなくてももっと"reader-friendly"に書けないものでしょうかね. そういえば,韓国の人は「ビザ」を「ビジャ」と発音する人が多い. 韓国語は,「ザジズゼゾ」と「ジャジジュジェジョ」の区別がない言語だからだ. と,ジェンジェン関係ないことを考えてみたり. おもしろくないですね. 「タチツテト」と「チャチチュチェチョ」の区別もないそうです. 要するに清音と拗音の区別があるのは日本語の特徴で,それがない韓国語話者の方には日本語の清音は発音しにくいということですね. アニャチャがーチュキだからー(あなたが好きだから by チャンドンゴン). すみません.

ジェンジェン頭が働かないので(もういいですか),少し休んでから気合を入れて英文を読み始める. なるほどわかりました. J1ビザの更新には,DS156, DS157,  DS158, 財政証明書,成績証明書,カラー写真(5×5cm),警察証明(逮捕歴のある方)が必要とのことです.  しかし,この書類の記入がけっこう面倒なのですね. "Who will pay for your trip?"ってほっといてくださいそんなこと,と言いたいですけれども. Marital Statusの"Single (Never Married)"の"Never Married"は不要だと思いますけれども. なんだかダブルパンチを食らったような気分になります. 

9.11以降はいったんアメリカ国外に出ないとビザ更新ができなくなっているので,この更新手続きは日本で行わなければいけません. アメリカ大使館で面接も受けなくてはならない. けっこう面倒. でも仕方ないですね. 更新手続きは,東京だけでなく大阪のアメリカ総領事館でもできるのだそうでHPから面接日を予約できるようになっています. 今後,同じ手続きをする人のために,念のため. 西天満はあまり環境のよろしくない場所のような気がしますが. わたしは神戸市民ですので大阪に行くのがこわいです. そんなわけないやろと突っ込むmaculonさんの声が聞こえてきました. すみません. 

J1ビザ更新について書くつもりが,途中で韓国語と日本語の音声の違いについて語りだしたり,支離滅裂になってしまいました. すみません. 最後まで読んでくさった方,ありがとうごジャいました. すみません.

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Mother's Day

今週の日曜日は母の日です.

Kahala Mallで,ハワイの小学生が書いた『母の日』カードが展示されていました.

May_8_008May_8_009  左が幼稚園.

 右が小学1年生.

 アルファベットを書く練習を始めたばかりの年齢でしょうか.どこか文字がぎこちなくて,日本の同年齢の子どもたちのひらがなと同じだなと思ったり."I love my mother because..."とか作文調になっていてかわいいなと思ったり.

May_8_006May_8_007_2  左が4年生.

 右が5年生.

 "I appreciate all the efforts you put into my life." よい言葉だと思います.小学校高学年の年齢になると,このくらいしっかりした文字と文章が書けるようになるのですね.

子どもたちの『母の日』カードに触発されて,わたしも,数週間前にようやく携帯デビューを果たした母親にメッセージを送ってみることにしました. 

「来月日本に帰ります」とメッセージを送ったところ,

「まつてるよ」と返事が返ってきました.

小さな「っ」の打ち方が分からなかったようです.一瞬,「松照代(まつてるよ)」という人の名前のように見えましたけれども.

真ん中の娘は親に心配ばかりかけていますので早く親孝行というか安心させてあげたいと思うのですが,あと1-2年はこの状態が続きそうですので何だか申し訳ない気持ちでいっぱいでございます.「青い目をしたダンナさんでもいいのよ」などと言われてしまったり.「青い目をした」なんていうあたりがいかにも世代を物語っていますけれども.でも青い目をした方は遠慮しておきますが.

親というのはいつも子どものことを心配しているんだなと思います.いつまでも自分のことばかり考えて生きていてはいけないですね.

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ハワイには変な男の人が多いという事例について

変な男の人がとても多いと感じるここハワイ.

本日の事例3件.

1. キャンパス近くの公園でハトにエサをやっていたおじさんに,「君も一緒にやってみないか?」と声をかけられる. ハトにエサですか.なんかほのぼのしますな.っていうか別にやってみたくないです. 「用事があるので」と言って通り過ぎようとすると,「てめーーいきがってんじゃねーよ」てな感じで逆ギレされる. なんで逆ギレされるのか意味がわかりませんけれども. そして,「ハワイ大学で勉強できるのはオレたちが払ってる税金のおかげだぞ. おまえらもっと授業料払え! Pay more tuituon! Pay more tuition!」とどっかのprotestのかけ声みたく大声でPay more tuition!を連発される. そんなことをわたしに言われましても.

ていうか,うっせーーんだよこのハトじじぃ. 

とは小心者なので言いませんでしたけれども. まぁ日本語は通じないのだから言ってもよかったですかね. とても変な人だと思いました.

2. 夕方,スタバに行って本を読んでいると,突然背後からヌッと男の人が出現し,「何かスナックでも食べない?」とか言われる. スナックですか?それはいいですね. えっと,でもあなたは誰ですか. 突然背後からヌッと現れて「スナック食べない?」とか言われましても. 「別にいらないです」と言って断ると,「そう」と言ってスタバーを去っていった. 出てけ出てけ. おまえみたいな変なやつはもう二度とスタバに来るな. と思っていると,5分後くらいにその男の人が再び現れる. うわ. そして,「近くのベーカリーでパンを買ってきてあげたよ」と箱一杯に入った菓子パンを手渡される. 菓子パンですか.これはどうもお気遣いいただきまして. どうしてもわたしにスナックを食べさせたかったのですね. ありがとうございます. ていうか,あなたは誰ですか. 菓子パンは好きですが知らない人には物をもらってはいけないと子どもの頃に両親に教えられましたから. いらないといって返そうとすると「エンジョイしてねー」と手を振りながらスタバを去っていった.

ていうか,オマエはダレやねん.

とは小心者なので言いませんでしたけれども. この箱一杯の菓子パンをどーせーというのじゃ. というか捨てるのもどうかと思って持ってかえってきてしまいました. 食べていいのだろうか. しかしとても変な人だと思いました.

3. 6番バスのバス停で6番のバスが来るのを待っていると,隣に座っていたおじさんに「何番のバスを待っているの?」と聞かれる. えっと,6番ですけれども. 無視しようと思ったけど親切に「6番です」と答えてしまう親切なわたし. すると,「6番バスに乗ってどこに行くの?」とか聞いてくる. えっと,家に帰るのですけれども. というか,私の目的地があなたにとってどのくらい大事な情報なのか私にはわかりませんけれども. この質問は無視. でも,あきらめずいろいろな質問をしてくる. そして,ときどき大声で奇声を上げたりする. もうここまできたら動物だと思う. ふとそのおじさんの顔を見ると前歯がなかった. うわ. なんだかとても恐ろしいものを見てしまった気がした. 恐怖感を感じていると6番バスがやって来たのでやれやれと思っていると,「6番バスが来たよ」とその前歯のないおじさんに大声で教えていただく. ていうか見えてますから. 無視していると,今度は,「バスキタバスキタ」と変な日本語で叫び出す始末. 

ていうか,うっせーーんだよこの歯ナシじじぃ.

とは小心者なので言いませんでしたけれども. 「バスキタバスキタ」. とても変な人だと思いました.

ハワイは常夏のパラダイス,Anything goesなのでしょうかね.

この強烈な3連発には参りました. あーもーやだほんとにここ.

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2007春学期終了そして今後について

March_20_009 2007春学期が終了しました.

今学期は,CALL教材を作ったり,統計の勉強を始めたり,いろいろと新しい経験ができたので,とても実り多い4ヶ月となりました.

昨年8月にハワイ大学に来て,これで2セメスターを終えたことになります. 

でも,この2セメスターの間は授業の課題をこなすだけになってしまい,研究の方がstuckしてしまいました. はっきりいって,授業というのは言われたことだけやっていればいいのだから簡単なのです. もうアンダーでもマスターでもないのだから,そこから自分で新しいアイデアを作り出し,自分の研究と結びつけていかなくてはいけないのだけれども,それができなかった. 単位を取りにきたわけではないのだから,こんなんじゃあかんと思う. 来学期からは授業と研究を平行してやっていかなくてはならぬと思う.

今日から形式的には夏休みに入ったわけですけれども,これから論文書きます. 5月中にコンポジション理論に関するものを1本,6-7月中にCALLに関するものを1本という予定でいきまする.

と,自分を戒めるために今の思いを文字化しておきましたけれども,内心は,あと最低1年はアメリカで暮らさなければならないことにしんどさを感じていたりもします.

しんどさの原因は勉強や研究から来ているのではなく(これが原因ならとっくに辞めてますよね),たぶん,環境だと思います. この9ヶ月で一番つらかったのは,朝起きて窓の外を見ると,いつものごとく太陽がギラギラ輝いてヤシの木がトロピカルなムードを漂わせてそびえたっていることでした. そして,「今日もまた一日が始まるのか」と憂鬱になったり. 徐々に朝起き上がるのがとてもつらくなってきてしまったり. 体がだるくて重くて誰かに背中を引っ張られているような感覚. でも,「がんばらねば」という気持ちは失せていないので何とか起き上がるのだけれども,外に出ると強い日差しを受けて頭がクラクラしてきてしまったり. 夕方になると頭が働きだしてそこから深夜にかけて勉強に集中できるという毎日. しかし夜は夜でアレルギー性のじんましんに悩まされたり. 

そんなときに日本にいるお友達から「ハワイに住めていいよね」とか「勉強以外に楽しいことを見つけたら?」なんてことを言われてしまうとなんだかとてもやりきれない気持ちになってしまったり. しんどさの原因は勉強ではないのだけれども,自分の今の状況をうまく説明するための言葉が見つからなくてもどかしい思いをしたり. そして,自分のことをわかってくれる人っていないんだなと思ってますます孤独を感じてしまったり. 

そんなわけで,この9ヶ月間は,ぎりぎりのところでふんばっていたようなところがあります. あと1年,何としてもふんばりつづけないといけないのですけれども,体がしんどいというのはなかなかつらいものがありますね. もっと異文化に溶け込もうとか,ハワイを好きになろうとか努力しないといけないのでしょうね. でも,今の私はそのようなことに関してすっかり冷めてしまっているのです. 年齢のせいもあるのかな. そして,すでに留学というものを一度経験してしまっているというのもあるのかもしれません. 

でも,ぎりぎりのところでふんばれたのはこのブログの力が大きいです. みなさまが書いてくださるコメントには本当に励まされました. ありがとうございます.

今後のことについてまだご報告しなければならないことがあるのですけれども,長くなってしまったのでまた日を改めて書かせていただきます. なんだか暗いことをだらだらとつづってしまってすみません. 仕事とか勉強というのは楽なもんじゃないし,しんどいのはみな同じなんですよね. あと1年頑張らないといけないですね.

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Opposites attract? Similarities attract?

男女関係においては,「違うもの同士」,「似たもの同士」,どちらの組み合わせの方が惹かれ合い,良い関係を築いていけるのでしょうか.

"Do opposites attract? Or do similarities attract?"

ABCで金曜の夜に放送されている20/20という番組(←CBSの60 Minutesに相当する報道番組)で,司会のJohn Stossel氏とアメリカのお見合いサイト会社社長が論争を繰り広げていました.

このお見合いサイト会社では,出会って比較的早い時期に結婚を実現させたカップルのうちおよそ90%が"Similarities(似たもの同士)"だったとのこと (しかし,90%といっても分母がどれくらいだったのかは不明). したがって,社長さんは"Similarities attract"派. 「似たもの同士カップルはhappier marriage, richer lifeにつながるんだワッハッハ」と力強く語っていました.

それに対して,司会のStossel氏は,"Opposites attract"派. 「"Opposites(違うもの同士)"のカップルはお互いがdiffenrent perspectives(異なる見方,考え方) different world(違う世界観)を持っているから一緒にいると世界が広がる.だからこそ惹かれあうのとちゃいますか?」と社長さんに反論していました.

どうでもいい話題のような気がしますけれども,アメリカ人というのはこういうどうでもいい話題であっても実におもしろく論争を繰り広げてくれると思う. 「アーギュメント」というものを小学生のときから訓練されるらしいから,「ああ言えばこう言う」力が根底にしっかり備わっているのだと思う. 

そこで,どうでもいい話題と思いつつ,二人のアーギュメントにすっかり聞き入ってしまった. そして,「なるほどーーどちらも一理ある.でもやっぱOppositesの方がいいでしょーよ.」とか思ったり. あまりに似すぎているとうまくいかない事例を思い出してみたり. 

個人的には,まったく違う世界観を持っていたり,まったく違う分野で仕事をしているような方のほうが一緒にいておもしろいのとちがうかなと思ったりしますがどうなのでしょうか. みなさまはどちら派でしょうか. と,どうでもいい話題のような気がしますけれども,ちょっと聞いてみたくなりました.

May_4_003_1 May_4_001_1                                   

5月ですね.

ハワイにも春が訪れて,キャンパスにきれいな花が咲いています.

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考えろー考えるのじゃ.苦しめー苦しむのじゃ.

統計の試験が終わりました.

つかれました.

論述形式の問題が8問.

ご丁寧に,1問につき,1枚の白紙の紙がくっついておりました.

ちょっと多すぎとちゃいますか. 欲張るのはよくないですぞ.

そして,先生というのは実にうまく問題を作るのだなぁと感心してしまったのですけれども,きちんと体系的に理解できていないと解けない問題形式となっておりました. そして,きちんと考えさせる問題形式となっておりました. 

まさに,

考えろー,考えるのじゃ.

苦しめー,苦しむのじゃ.

そして,考え,苦しみぬいたのち,

書けー,書くのじゃ.

とムチうたれる競走馬の状態.(ひさびさに登場したぞ.今回は三連発だ.)

2時間半,考え,苦しみ,そして,ひたすら書き続けたのであった. どりゃぁぁぁー.

手書きで英語長文を書くのは,TOEFLがペーパー形式だった90年代後半以来のような気がする. でもこれほどの量はほんとに久しぶりだ. ちなみに「消しゴム」をこんなに使用したのもほんとに久しぶりだ. 書いては消し書いては消し...その作業を2時間半続けたことによって右手首が痛い. 現在,試験が終わって4時間が経過しているが,右手がしびれて小刻みに震えている. ガクガク...

学問を追求するとは,時に,肉体的苦痛も伴うものなのだと知る.

とりあえず終わった.

"significant(有意な)"という文字はもうしばらく見たくない. 

寝ます.

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試験勉強にあたりプリントを整理してみる

明日は統計の試験の日.

試験っていやですね.

特に前日の夜がいやですね.

これまでの大学院生活を振り返ってみると,成績はたいていペーパーと出席で評価され,筆記試験が行われることはめったになかったので,わたしにとって「試験」はかれこれ十ウン年ぶりとなります.

クラスメイトのアメリカ人も,試験なんて久しぶりという人が多くて,ウダウダと文句を言っていましたが. 先生に向かって,"That kind of test is old-fashioned!"なんて言ってるアメリカ人もいました. 先生は「古い」と言われてしまったことにえらく傷ついておられましたが. 

でも,先生によると,「限られた時間でデータを解釈し,それについて説明する経験もとても大切だ」とのこと. その通りだと思う. 

試験勉強をしようと思って3日ほど前から授業のプリントなどを見直しているのだけれども,試験前に暗記をしてどうにかなる試験ではなさそうなので,あきらめてプリントの整理などを始めてみた. なにしろ統計のプリントは量が半端ではない. まさにプリント地獄. この4ヶ月の間,ファイルに収まらないプリントを部屋の片隅に置いていると,日に日に「紙の山」が築き上げられていった. やっほぅー.

雪崩が起きる日も近そうだったし,項目ごとに分類して,日本から持ってきたクリアファイルに収めてみた. キングジムの「クリアファイル・カラーベース」がわたしは好きで,プリント類はたいていこのファイルに整理するようにしている. 袋状になっているので紙がいたまないし,ページもめくりやすい. アメリカには,このタイプのファイルがないので,日本から数冊持ってきてとても役に立っている.

May_2 そして,1時間ほどかけてクリアファイルに整理してみたら,自分だけの「統計学参考書」が完成した. 整理するとすごく見やすくなって,勉強もしやすくなった.

自分だけの統計参考書が完成したのがうれしくて記念撮影などをしてみた. 試験前に何をやっているのやら. 

これからこの参考書を使って試験勉強します.

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