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こんなハワイでの春学期最後の日曜

週末図書館にこもり,すさまじい勢いで重回帰分析のレポートを書き上げた. ふぅ.

重回帰分析は数学の世界なので,データを分析しているときは,普段使っている脳の部位とは異なる部位が働いているような気がする. 具体的には,右脳と左脳のありとあらゆる部分が使用されているような気がする. ここ数日,頭全体が何か重い物体に押さえつけられているように痛む. 

そして,頭マッサージがクセになってきた. 頭にはツボがたくさんあるのですね. これまで頭のツボを押さえてみることなんて一度もなかったのですが. ツボを刺激すると頭がとてもスッキリする. なんかオバサンみたいですか. 一人で頭マッサージをしている自分の姿はちょっと悲しいものがあると思いました. はぁ. せつないですね.

しかし,重回帰分析を学んだことによって,今後の研究に使えそうなとてもいいアイデアが浮かんだのだ. むふ. やはり教育系の学問に統計の知識は必要だ. 来学期はさらに上のレベルの統計の授業を履修することにした. 頭マッサージのクセは当分治らなくなるだろう. もはやオバサンだ.

April_12_004書いたレポートをもう一度見直すため,スタバに行く. アメリカのスタバの「ソーセージ&エッグ・サンド」はおいしいと思う. 最近のささやかな楽しみになっていたりする. よくスタバに行っているので店員さんとも知り合いになったり. でも,ひとり感じの悪い女性店員がいますが. 男性客と女性客で態度がガラリと変わる. 声のトーンも変わる. たとえば,注文した後,男性客には 笑顔で"Have a nice day, sir."とか言ってるのに,女性客にはだまっておつりを渡すのみ. UAの客室乗務員と同じだ. 「ビーフとチキンがございますが」と言ったときの顔がわたしにはとても恐ろしく見える. しかし,男性客に対しては,「ビーフとチキン」と言ったときのトーンが高くなるのだ. そしてすごい笑顔だったりする. 女ってこわいと思う.

プロフェッショナルであるべき場に,「女」を全面に出すことをわたしはあまりよろしくないことだと思っている. わたしは男子学生と女子学生で自分の態度を変えるようなことはしたことがない(と思う). 

そんなことを思いつつ,また頭のツボ押しをしてしまっている春学期最後の日曜の夜. あともう少し.

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ライティング研究の仲間にいれていただく

「あなたが2005年に出版した論文がLanguage Teaching40号に紹介されていましたよ」とOrtega先生に教えていただく.

"Selected reseach in second language teaching and acquisition published in Japan in the years 2000-2006"というアーティクルの中で引用されていた.

ライティング研究では大御所のHirose先生やSasaki先生と並んで自分の名前があったことにかなり感動する.

やっとスタートラインに立てたような気がしてきた.

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二つ目のプレゼンが終わった夜に

ビゴツキーのプレゼンが終わった. 

終わった後,Dr. Bayerに"You look poised and confident."と言っていただく. そこを褒められましても. まぁそこしかいいところがなかったのですから仕方ないですけれども.

クラスにたった一人の留学生ということで必要以上に気を使われているような気がする. この前は,"You are brave."などと言われた(一人で海外留学しているということについて). braveと言われましても. braveと聞くと,なぜかいつも,"Braveheart"という映画に主演していたメル・ギブソンのことを思い出してしまう. メル・ギブソンは少々濃いと思う. そして海外留学は別にbraveでも何でもないと思う.

アメリカ人の学生にはこのようなことは絶対に言わないのだろうし,なんだか子ども扱いされているようでせつなくなる. 自分に力がないのだから仕方ないのだけれども.

Ahipoke_001とりあえず終わってほっとしたので,コーヒーを飲みに行く.  夜遅かったので,ナポレオン・ベーカリーのドーナツが半額になっていた. ラッキー. ここのFlaky Glazed Donuts(写真)は,日本の「編みドーナツ」に似た味がする. でも,かなり甘いのでほんとにクタクタに疲れているときしか食べない. 普通の状態のときは甘すぎて半分でギブアップする. そういえば,アメリカのクリスピー・ドーナツが東京・新宿にオープンしたらしい. 1時間待ちほどの行列ができていると聞きましたが本当でしょうか. 日本人の口には甘すぎると思うのですがどうなのでしょうか. シナボンの二の舞にならなければいいですね. わたしはミスドがかなり恋しい. 

ここ数日,ホノルルは強風が吹いている. 夜は気温が下がり寒い. バスを待っているとくしゃみがとまらなくなる. ハクションというたび,となりのおじさんが"Bless you!"と言ってくれる. くしゃみをした人に対して言うこの"Bless you!"は,日本語で言うと「お大事に」という意味のなるのでしょうか. とても温かい言葉だと思います. でも,あまりに何度もくしゃみをしていたのでおじさんに申し訳なかったです. 気を使ってくしゃみを止めようとして,奇妙な音が鼻から出てしまいました. おじさんも「今のは何?」という表情でこちらを見ていました. 赤面.

あとはペーパー2本と統計の試験. 

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永遠の課題について

火曜日のプレゼンの資料を作り始める. 

April_21_005_1  ビゴツ キー理論(10分),フィールドワークの分析結果(10分),質疑応答(5分)というタイム・スロット. 今日は,最初の10分のビゴツキー理論の部分をまとめるだけで一日が終わってしまった. ZPDやらscaffoldingやらsemiotic mediationやらegocentric speechやら,ビゴツキーさんの理論は10分ではとても話しきれないと思うけれども,強引に圧縮しなければならない. アメリカ人みたいにすごい勢いペラペラ話せたらいいのだけれども,なかなかそういうわけにもいかないわけで,外国語でのプレゼンというのはいつになっても好きになれない. 火曜日の授業はわたし以外全員アメリカ人だから,心理的負担も大きい. アメリカ人は英語がうまい. それに比べて私の英語はへたくそだ. しかし,大事なのは話す内容なのだ. 英語はただの手段にすぎないのだ. 

と言ってみたものの,やはり美しい英語を話せるようになりたいと思う. TOEICやTOEFLで高得点をとっても,博士課程に入学できても,ネイティブみたいにはなれない. 外国語はいつまでたってもゴールがないとしみじみ思う. 

夜8時頃図書館を出る.

そんなに根をつめてやったわけではないのだけれども,今日はとても疲れた. 

そしてふと思った. こんなふうにクタクタになって家路に着いたとき,松嶋奈々子のようなかわいい奥さんが「おかえり」といって迎えてくれて,食卓にはおいしいそうな夕食が用意されているというのは,とてもいいものだなぁと. どんな疲れも吹き飛んでまた明日へのエネルギーが沸いてきそうだ. しかし,わたしは女性なので,松嶋奈々子のような奥さんを求めるのではなくて,自分がそのような立場になることが求められているのだと思い改める. 

April_21_006 研究や仕事は続けたいが,結婚もして家庭も持ちたいという思いがある. しかし,「両立」というのは実質不可能なのだと思い知らされた経験がある. どちらかを選ぶことを余儀なくされ,いつも仕事の方を選んできた. そして,そのまま現在まで突っ走ってきてしまった. 「あのとき結婚を選んでいたら」と考えるのは無意味だと思うので,もうこのまま突っ走るしかないのだろうけれども,松嶋奈々子のようなかわいい奥さんになりたいという思いがないわけではない. 大切な人にはおいしいものを食べさせてあげたいと思うし,大切な人の支えになることができればうれしいと思う. しかし,一方で,わたしにはリテラシーに関する研究を続け,教育機関で仕事をしたいという強い思いがある. 5年後,10年後,15年後というスパンで仕事と研究の上での目標ができあがっていてそれをどうしても実現させたいという思いがある.

英語がいつまでたってもゴールがないのと同様に,仕事,結婚,家庭という問題もわたしにとっては永遠の課題なのかもしれない.

そんなことを言いつつ,明日も一日ビゴツキー理論について考えクタクタになって帰宅しているのだろう.

こんな女の人はやっぱり結婚には向いていないのかもしれないですね. せつないですね. にゃん.

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あぶり寿司なハワイの夜

CALLプロジェクトのプレゼンが無事終了.

「自分が作ったもの」を先生やクラスメイトに見てもらいコメントやフィードバックをもらえたことで,「自分が作ったもの」が初めてひとつの「形」になったような気がしました.

これで終わりにせず,さらに内容を膨らませて,いつの日か出版などができればいいなと思います. 

そして,今日はもうひとつ大きなイベントがありました.

April_20_002_1日本のお友達がハワイに来てくれたのです. 

約8ヶ月ぶりの再会. 

もうすごくうれしくて,「寿司じゃ寿司~」てな感じで,ハイアットの「ふるさと寿司」で豪勢に「あぶり寿司」などをいただいてしまいました.

おいしかったです. あぶり系は好きです.

そして,久しぶりに,ガールズ・トーク炸裂でたくさんおしゃべりしました. 芸能人でいうとどんなタイプが好きだとか. 結婚するなら誰がいいとか. 言うとれ言うとれ. かなりどうでもいいことのような気がしますが,久しぶりにお友達と会えてうれしくて仕方なく,盛り上がってしまいました. オダギリ・ジョーがいいだとか. 同じオダギリでも,「ライフカードのオダギリ」,すなわち,「『カードの切り方が人生だ.どうすんのよー』と言ってるオダギリ」でなければならないだとか. かなりどうでもいいことのような気がしますが,このブログにリンクをはっているくらいですから(右下),本当のところはどうでもいいとは思っていないのでしょう,たぶん.  言うとれ言うとれ. 

でも,

どうでもいい話でも楽しければそれでいいんだと思いました. 楽しいと感じられるその心,楽しいと感じられるその瞬間がとても大切なのだと思いました. 

そして,どうでもいいことをペラペラ話せる友達ってとても大切だと思いました.

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春学期ラストスパート

早いもので春学期もあと2週間で終了.

最後の追い込みの時期となりました.

1.明日はCALLプロジェクトのプレゼン.

2.来週の火曜日は,ビゴツキー理論とフィールドワークについてのプレゼン.

3.再来週の月曜日は,教育心理学のペーパーの締め切り.

4.再来週の火曜日は,統計のレポートの締め切り.

5.再来週の水曜日は,統計の試験.

しかし

1に時間をかけすぎたため,2~4はまだほとんど完成していないという状態.

仕事が早いことだけが自分のとりえだった気がするが,今回は苦戦している. 

これはかなりまずい.

そして,5の統計の試験勉強もしてない. してないというかそれ以前の問題になってきた.

なぜなら,昨日の統計の授業中,SPSSが動かなくなるというハプニングに見舞われ,TAの人に助けてもらっているうちに先生の説明を聞き損ねてしまい,後半はまったくわけがわからなくなってしまったのだ. 久しぶりに「ちんぷんかんぷん」というのを体験した.

これはかなりまずい.

何とかしなければならない.

ファミマのメロンパンが食べたい.

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くたくた

プロジェクトのために作成したCALL教材をネット上にアップロードしようと思い,作業に取りかかったものの,予想以上に手間がかかる作業だと気がつく. この数日間あんまり寝てない. ただいま深夜1時. とりあえず終わったが,ブログのテンプレートを使ったため何だかブログみたいな教材になってしまった. パワーポイントのままでよかったのかもしれない. きれいなwebページを作るスキルを身につけたい. 

しかし疲れた. 

統計の授業もあと3回で終了となったところで壁にぶちあたる. データのばらつきを正規分布させるためになぜNatural Log (自然対数)を使うのかよくわからない. 2.71828の.094乗をどうやって計算すればいいのかわからない. logistic coefficientってどういう意味なのかわからない. 重回帰分析の考え方がいまいちよくわからない. 

苦しくなってきた.

とりあえずもう一度データを分析してみようと思い,SPSSを開こうとしたらエラーメッセージが表示され開かなくなってしまった. こんなときにほんまについてない. 検索にかけてみたらSolutionが分かったけれど,そこに書かれているインストラクションの意味がいまいちよくわからない. あさっての授業までにデータ分析を終わらせないといけないのになぜこんなことになるのでしょうか. こんなことがあってよいのでしょうか. いやよいわけがない. サポートセンターに電話したけどつながらない. メールの返事も来ない. 

ややパニックぎみ.

3日ほど前から部屋の壁にとまっている虫があいかわらず居座り続けているので気になってしかたがない. ハワイには虫が多い. どうやってこの虫を退治すればいいかこの数日間考え続けてきた. 方法としては,(1)ビニール袋の中におびきよせて中に閉じ込めそのままゴミ箱に捨てる,(2)掃除機で吸い込む,(3)殺虫剤をかけるなど. しかし,(1)は失敗する可能性が高く,(3)はその後の処理が大変そうなので,(2)を選ぶことにする. そして,掃除機作戦を実行したのであるが,敵には羽があり,「なに吸い込みようねん」と言わんばかりにこちらに襲撃してきたのである. ぎゃー.

もうくたくた.

CALL教材といい,SPSSといい,虫の襲撃といい,わたしはいったい何をしているのでしょうか. こんなことに心を惑わされているよりも,「おいしい筍ご飯が炊けたよ」とか言って好きな人に食べてもらい,「おいしいね」と言ってもらえる,そんな温かい生活環境を手に入れる努力をしたほうが自分は幸せになれるのではないかと思ったりする.

なんだかさみしい.

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「旬の食べ物」という言葉に思う

「アメリカで暮らしていて,食べ物で季節を感じることはありますか」とお友達のYasuさんがmixi日記で問いかけていたので,「ないです」と即答しました.

わたしは「食べ物で季節を感じる」というのは日本文化の特徴の一つであるように思います.

春の食材だと,筍,ふき,うど,いかなごなど. 日本の気候風土が育んだこうした「旬の食べ物」は,季節を感じさせてくれるだけでなく,わたしたちのからだを健やかに生かす力があると言われています. 

「旬の食べ物」という言葉は,日本にいたときには特に気にかけることはありませんでしたが,今はとても美しい言葉として胸に響きます. 「筍で春を感じる」という言葉も好きです. いつも言っていますが,やはり四季のある国はすばらしいと思います.

「筍で春を感じる」のが日本であれば,「タロイモで夏を感じる」,「パイナップルで夏を感じる」のがハワイということになるのでしょうが,いつも夏じゃ「旬」でも何でもないですし,タロイモもパイナップルも,「筍」という文字が持つような趣がなぜか感じられない. 

日本に生まれてよかったし日本人でよかったとしみじみ思います.

それにしても,筍ご飯食べたいな.

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CALL教材あともう少し

April_12_003 CALL教材を作るプロジェクトで参考にしているアカデミック・ライティングのテキストたち.

 この数週間はこのテキストたちに囲まれて生活しているので,もういいかげんいやになってきてテキストを見ると吐き気をもよおすようになってきた. オエ. 

こうした紙ベースのテキストにはいいことがたくさん書かれてあるけれど,drawbacksもあるように思った. まず,文字が小さくてページいっぱいに文字がつまっているから読みづらい. 人によっては途中で読む気がなくなる(かもしれない). そして,エクササイズはあっても答がないので自主学習としては使いにくい. 

ということで,こうした紙ベースのテキストの欠点を補うべく,授業の復習用としてのライティング・ソフトウェアを作ってみた. 

プロジェクトの発表は,来週の金曜日.

再来週というオプションもあったが,sign-up sheetが回ってきたのが最後だったので,再来週のスロットはすべて他のクラスメイトにとられてしまった. 「早いもの勝ち」というのは万国共通の概念であることを知る. 

とりあえず3分の2は終わった. あともう少し. 

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ついてない一日

March_20_005_1 1. アメリカで確定申告を行うために申し込んでいたITIN (Individual Taxpayer Identification Number)に関して,テキサスのIRS税務署から返事が届く.

"We have rejected your application because you qualify for a social security number (SSN)." 

とのこと. おいおい.

rejectはこれで二度目である. 一度目のときは,「申請用紙が変わったので新しい用紙を使ってもう一度申し込んでください」と言われた. 言われたとおり,新しい用紙を使って申請したら,今度は,「あなたはSSNを申し込む資格があるのでITINはとれません」などという. ほんなら一度目のときにそうゆえやーと思う. しかし,わたしは去年の夏,SSNを申し込んで,社会保険事務所から,「アメリカで仕事をしていないのならSSNはとれません」といわれたのである. 社会保険事務所と税務署で言ってることが違うではないか.

もう怒った. もう確定申告なんか知らん.

(# と言いたいところだが,税金はフルブライトさんが払ってくださるのだから,なんとかせねばならぬ)

2. この9月に名古屋で開催される学会に出席するため,ホテルを予約することにした. 「全日空ホテル」と「名鉄イン名古屋金山」だとお値段が半分くらい違うのですね. 出張費がいただけていた去年までの身分を懐かしく思い出す. はぁ. ホノルルから名古屋までの往復チケットのことも考えて迷わず後者に申し込むことにする. しかし申し込みはファックスのみとなっている. おいおい. 

ファックスを持っていないので,ハワイ大学のキャンパスの中にあるKinkosから送ることにする. すると,"We are temporarily closed."という張り紙が. おいおい. King StreetのKinkosまで降りていこうかと思ったがあまりの暑さのため断念. ファックスを持っていた去年までの日本での生活のことを懐かしく思い出す. はぁ. ファックスほしい.

3. 教育心理学 (Development & Learning) の授業に,ゲスト・スピーカーがやってきた.   ハワイ大学付属のCharter School (州の補助を受けるが,公的教育規制を受けない学校)の先生で,"Measure Up Math Project"という小学生向けの算数指導法のプロジェクトについて話をしてくださった. 要するに,大きさ,重さ,長さ,空間などの概念を「物」を使って体得させようというもの.

そして,小学校一年生のアメリカ人児童が取り組んでいる活動というのをやらされる. 「AとBの二つのビンのうちどちらが体積が大きいか」,「どちらが重いか」などいろいろ質問される. そして,「A」とか「B」とか答えると,いちいち,「どうしてそう思うの?」と聞いてくる. 「そんなの見たらわかるじゃん」と思いつつ,"it's OBVIOUS!"とか言っちゃうとひんしゅくをかうと思ったのでちゃんと答えようとする. が,こういう空間とか数の概念を説明するための英語が出てこない. おいおい. こっちの小学生がやっている活動だよ.

mass (容量),volume (体積),area (面積) ... 普段使わないからすぐに出てこなかった.  なさけない.

ゲストスピーカーの先生は,Fay ZENIGAMI という名前だった. ZENIGAMIという名前から日系の人だと分かった. 顔は日本人だけど,日本人じゃないんですね. 完全にアメリカ人. 当たり前ですけど. そして,話を聴きながら「この人の名前は漢字でどう表記するのだろう」とどうでもいいことを考えてしまう. たぶん,「銭神」だ. 「銭」の「神」なんて毎日でも拝みたい名前だ. 

そして,高校のときのクラスメイトに「花神(HANAGAMI)くん」という男の子がいたことを思い出す. 「花」の「神」なんて実に美しい名前だ. しかし彼のニックネームは「ネピアくん」だったのだ. なぜなら,HANAGAMIは「鼻紙」とも表記できるからだ. 鼻紙→ティッシュ→ネピア. 万歳!

こんなことを考えているから,算数の英語が使えなかったりするのだ. 反省せよ.

4. 小学校一年生の活動をやらされてクタクタになって帰宅する. 朝炊いていったご飯を食べようと思ったら変なにおいがする. 腐っている... おいおい.

4月に入りホノルルは気温が上昇している. このところやけに暑い. ハワイにも一応は四季があることを知る. そして,食べ物は必ず冷蔵庫に保管しなければならないことを知る. 

そんなこんなでついてない一日だった. しかしZENIGAMI(銭神)は今日のヒットだ(まだ言っている). 明日は,よい一日になりますよう.

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人の弱みに付け込むということ

「自分が信頼されたければ,まず相手を信頼することから始めなさい」

ということを,大学生の頃にある人に言われたことがあります. この言葉は,当時の自分にとても大きな影響を与えました. それ以来,人を疑うということをあまりしなくなったし,人というのは基本的に善良な生き物なのだと思うようになりました. そして,こちらが気持ちよく接すると相手も同じように接してくれる,つまり人は自分を映す鏡なのだと思うようになりました.

でも,とても残念なことだけれど,「人の弱みに付け込む」人というのはいるのかもしれないですね. 

「利用」という言葉は使いたくないけれど,「この世を去ってしまった人を思う気持ち」とか,「会いたい人に会いたいと思う気持ち」とか,そういう純粋な気持ちがいいように利用されているんじゃないかなと思うことが最近あります.

信頼していた人が,実は人の弱みに付け込んでいただけだったとしたら,とても残念なことだと思います.

「自分が信頼されたければ,まず相手を信頼することから始めなさい」という言葉に純粋に感動していた10代の頃に戻りたいですね. 大人になると,純粋な心だけでは生きていけない. 「弱みに付け込まれているかも」「利用されているかも」って疑う気持ちも必要になってくる. またまた純情ぶっちゃってと言われてしまいそうですけど,人を疑わないといけないのってなんか寂しい. にゃお.

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お好み焼きなハワイの夜

March_20_006_1アラモアナ・ショッピングセンターのフードコート内に「Koi Koi」というお好み焼きのお店があります.

カウンター上のメニュー一覧のところには,"What is OKONOMIYAKI?"として,お好み焼きについての基本事項が述べられ,続いて,お好み焼きとは「KANSAI風」と「HIROSHIMA風」の二種類に分類され,両者の違いは,中にソバが入っているかどうかによって決まるとの解説が添えられていました.

たかがお好み焼きですけれども,じっくり読んでいると,どこかの観光名所に設置されている英語の解説を読んでいるような気分になってきました.

Okonomiyaki 今日はアラモアナに行く用事があったので,初めてテイクアウトしてみました.

これは「HIROSHIMA風お好み焼き」. 関西では「モダン焼き」といいますけれども.

おいしかったです. 日本のお好み焼きの味がしました.

そして,「オタフク」のソースを使っているところがよろしい. お好み焼きソースは「オタフク」に限りますから.

欲を言えば,これにご飯とお味噌汁をつけてほしかったですけれども. 関西人ならお好み焼きはご飯とセットでないと. こうしたいわゆる「炭水化物定食」は「大阪風フルコース」と言われておりますから.

こんなふうにお好み焼きについて長々と語っていると,「でた関西女」と言われてしまいそうなのでこの辺で終わりにしたいと思います.

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CALL教材を作る

CALLの授業のファイナル・プロジェクトで,HotPotatoesを使って教育ソフトを作ることになりました.

将来的に,アカデミック・ライティングの教育ソフトを作りたいという夢があって,その長期的な目標のために,今回のプロジェクトはよいスターティング・ポイントになると思うので,HotPotatoesでは限界があると知りつつ,とりあえずいいもの作りたいと思っています.

春休み中に書いたプロポーザルを先生に読んでもらったら,「おもしろい」と言ってもらえたので,今週末から本格的に形にしていく予定です.

でも,この先生は,誰のどんな質問に対してもとりあえずExcellent !とかExciting !っていう方で,最初は「ほめて育てるタイプなんやなぁ」と思っていたのですけれども,だんだん,「なんかめっちゃ適当や」と思うようになってきました.今日もやっぱりプロポーザルを読みながら,How exciting !とか言ってましたけれども,「ほんまかいな?」と.

まぁこれでいいことにしましょう.ハウエキサイティングなんですから.明日から問題とコメントをHotPotatoesに入力していこうと思います.

それにしても,教材を作るのって難しいですね.わたしは今回パラグラフ・ライティングに焦点を当ててみたのですけれども,何が一番大変だったかというと,「例文」です.例文ってとても大事ですよね.でも,問題の目的にぴったりあった例文を見つけてくるのはとても難しい.自分で考えるとなるとこれまためちゃ大変.

簡単すぎてもいけないし,難しすぎてもいけないし,適切な例文をそろえるのはとても大変な作業だと痛感しました.教材を作られている先生方はどうやって例文をそろえているのかな,とちょっと気になりました.

それから,完成した教材が日本の大学で使えそうかどうか機会がありましたら見ていただけますでしょうか.もちろん,現役大学生のみんなも大歓迎です.

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白い恋人

Spring_018_1 まだ冬の寒さが残る北海道から南国ハワイへ『白い恋人』が届きました.

札幌のタロママさんが送ってくださいました.

『白い恋人』ってなんか胸がきゅんとするネーミングですね.(すみません急に乙女ちっくなこと言いまして)

ある年の師走、社長が近くの公園から歩くスキーを終えて会社に戻ってきたときの「白い恋人たちが降ってきたよ」という何気ない一言が名前の由来なのだそうです.(Wikipediaより)

すてきー. 

このハワイという島では絶対に耳にすることのない美しい言葉だと思います.

日本語の美しさや表現の繊細さは,四季折々の風情や情緒が育んだものなのでしょうね.

ところで,いまや地方の名産品が商業主義に流され全国展開する中で,この『白い恋人』は北海道でしか手に入らないのだそうです.

利益に流されず,生まれ故郷をいつまでも大事にするというその考え方はとてもすばらしいと思います.

『ひよ子』は見習わないといけませんね. 確か福岡県出身のはず...そんなにあちこちに出没してたら,頭からガブリといっちゃうぞ. 

『ゴーフル』も同じくです. 神戸・風月堂さんが作っているゴーフル. いまや早稲田大学の生協でも,『ワセダ・ゴーフル』として販売されております. (他の大学にもあるのでしょうか)

タロママさんが送ってくださった『白い恋人』が,日本語の美しさとかふるさとを愛する気持ちとか普段忘れてしまいがちだけどとても大切なことを思い出させてくれました.

ありがとうございます.

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ハワイでの学会

ISLS Conferenceに行ってきました.

October_11_009_1 場所は,ハイアット・リージェンシー・ワイキキ.

ハイアットを貸しきるなんて豪華ー. 

ちなみに,2年前に参加した全国英語教育学会はJA長野県ビルでしたけれども.

学会参加の楽しみは,学会そのものだけでなく,その土地の歴史や風土にふれることができる点でもあると思います. 

そういう意味で,学会開催地がハワイのしかもハイアットというのはなかなかよいと思います. (長野もJAビル以外はとてもよかったです.「白線流し」の舞台になった学校に行ったり,安曇野のいわさきちひろ美術館に行ったりしました.)

でも,ここに住んでいるのでぜんぜん感動ないっす.

となりの席に座っていたフィンランド人の先生は,5時に学会が終わるや「これからビーチにくりだすわよ.水着きちゃうわよ.」とはりきっておられました(ちょっと細木和子風に日本語訳してみました). 御歳おそらく50は過ぎている方だと思われましたが. 水着姿を思わず想像してしまったわたしはとてもいやな人だと思います. 

ハワイに住んでいなかったらこのフィンランド人の先生と一緒にビーチにくりだしていたかもしれませんが,何しろここに在住していますので,学会の帰りはビーチではなく,近くのスーパーで,ほうれん草とトマトを買って帰った次第です. ちゃんちゃん.

というか,ほうれん草とトマトはどうでもよくて学会の話をしなくてはいけませんでしたね. 

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不動心

31843496_1  春休みの間に,ヤンキースの松井さんがこの2月に出版した『不動心』という本を読みました.

最近の自分はどうも逃げることばかりを考えていてとてもよくない傾向だと思ったので,どんな試練にも果敢に立ち向かってゆく松井さんの思考法とはどのようなものなのか知りたいと思ったのです.

わたしは阪神タイガースファンですから,松井さんよりは金本さんや矢野さんや鳥谷くんが好きなのであって,特に松井さんのファンというわけではないのですけれども,ニューヨーク・ヤンキースに移籍してからの松井さんの活躍ぶりとその根底にある絶対に揺るがない野球哲学にはいつも刺激を受けているし,松井さんのように強く動じない心をもった人になりたいといつも思います.

ニューヨークというところはアメリカの中でも「競争」という面で特に厳しい街のように思います.夢を実現させようとやってくる外国人を快く受け入れてくれる反面,結果が出せない人に対しては容赦がない.そんなニューヨークで一人で戦っている松井さん.表には出さないけれども,しんどいことつらいことがたくさんあるんじゃないかと思う.異国の地で生活していると,野球以外にもいろいろなしがらみとか問題にぶちあたることがあると思う.どうやって乗り越えているんだろう.

子どもの頃から現在に至るまで松井さんを支えている言葉があるそうです.

努力できることが才能である

松井さんのお父様が毛筆で書いてくれた半紙を今でもニューヨークの部屋に貼っているらしい.打てずに悔しいとき,その半紙を見つめながら素振りを繰り返すのだとか.そして,ご自分のことを,「僕は決して天才型ではないし,野球センスにあふれるタイプでもない」と評価し,「努力せずに成功した人などいない」と言っています.

次のフレーズも力づけられました.

「...僕も人並みに悩みます.苦しみます.失敗します.けれども,そこで挫けたり,逃げ出したりしない.悩みや苦しみ,失敗や逆境をどう糧にしていくか.マイナスをどうプラスに変えていくか.いつもそんなことを考えています.」

「『広く深い心』と『強く動じない心』― すなわち,『不動心』を持った人間でありたいといつも思っています.」

この本を読んで,自分自身のことをふりかえりました.そして,なぜハワイ大学で勉強しているのかを自分は見失っていたのかもしれないと思いました.目先のしんどさとか孤独さとかから逃れることばかりを考えて,長期的な目標を見失っていたのではないかと.

そして,やっぱり,もっと上の自分を目指すためには「努力」は大事だと.

最近の若い人たちの中には「努力する」こととか「頑張る」ことはダサいって言う人がいるらしいですけれども,わたしから言わせてもらうと,そういう考え方の方がダサい.なぜならば,一人で生きていくためには努力しなければいけないし頑張らなければいけないからです.「ゆとり」などは必要ないのであって勉強はしなければならないのです.生きるとはそういう試練を乗り越えていくことなのだと.

んなことを熱く語っていると「さっちーせんせダサーい」といわれてしまいそうですけれども. でも,「不動心」をもった人間にわたしはなりたいです.

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