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この世の中の「ズレ」について

分散分析の次は,カイ二乗検定.

検定というのは,要するに,「ズレ」の原因を探るものであるらしいことが分かってきました.

グループ内のズレ,グループ間のズレ,観測度数と期待度数のズレ. 

あけてもくれても「ズレ」の計算をしている今日この頃.

おかげさまで,Σ(xi-m)^2/n-1 の式がいつも頭の中をグルグルかけめぐるようになってしまいました.

天気予報で,一週間の最高気温と最低気温を示す数字が並んでいると,思わず計算したくなってしまったり.

そこで,ふと思ったのだけれども,この世の中には,非常に多くの「ズレ」が存在し,その「ズレ」が時に人を苦しめる原因になっているのであって,その「ズレ」が果たして偶然によるものなのかそうでないのか,偶然でないとしたら「ズレ」の原因はどこにあるのか...を検定により明らかにできるのだとしたら,検定は心と体の安定にも貢献しうるのではないかと.

たとえば,バスの時刻表に記載された時間と実際にバスがやってくる時間の「ズレ」. 本日のプレゼンの期待度数と観測度数の「ズレ」. 早くお嫁にいってほしいと願う親と海外留学中の娘の気持ちの「ズレ」など.

これらを無理やり数値化して計算してみた場合,F値やカイ2乗値の有意水準は,おそらく5%から1%の間に落ち着き,「ズレ」は偶然生じたものではないという結果になることが予想されるわけですけれども,この結果が,「ズレ」を埋め合わせるための具体的な対策へとつながっていくのだとしたら,検定は,この人に明るい未来への道筋を与えてくれるのではないかと.

最初から結果が予想できるのであれば検定は必要ないではないかと言われてしまえばそれまでなのですけれども.

実験群と統制群の「ズレ」の検定に少々飽きてきましたので,何とか検定を日常生活に応用したいと考えているのですけれども,そんなことを考える暇があったら,さっさと自分の研究のリサーチデザインを考えなさいと言われてしまいそうですけれども.

何だかよく分かりませんが,とにかくこの世の中に存在する「ズレ」を埋め合わせたい.

でも,どうしても埋め合わせことができない「ズレ」というのがひとつあって,それは気持ちの「ズレ」だと思います.せつないですね.

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コメント

 「ズレ」ってややこしくて、そしてとっても魅力的だと思います。気持ちのズレって切ないですけど、でもだから素敵なんかなぁって思いますよ。ぴたりんこって、多分つまんないと思います。

 でも、でもでも、泣き言ですが・・今はちょっと自分の理想と現実のズレにや自分自身と周りからみた自分とのズレにヘナヘナとへっぴり腰なわたしです。ま、そのぐらいのズレはなんとかしろい!って感じですかね、がんばります。

投稿: うらん | 2007年3月 5日 (月) 00:02

うらんちゃん,

「ぴたりんこ」もたまにはいいかなー.

理想に近づきたいね.うらんちゃんは今のままで十分すばらしいしすてきだと思うけど.

びっぐなぷっちんぷりんたべたい.

投稿: satchy | 2007年3月 5日 (月) 17:22

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