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プロジェクトの点数がいつも満点かA+である件について

Hawaii_with_masato_fumimo_056セメスター後半に入り,プロジェクトペーパーを毎週提出し,その評価が毎週返ってくるわけですけれども,いつも点数が非常によろしいのであります.満点の100か,A+しかもらったことがない.

一度目の100点は素直に喜んだわけですけれども,これが何度も続くと,なんでやー?と思ってしまう.

一体どういうことなのでしょうか.つまり,わたしは約3ヶ月ハワイ大で勉強してきたわけですけれども,何か新しいことを学んだとか自分の研究者としての力がついたとかいう実感がまるでないのであります.そのような状態で,満点やA+をとったとしても,何の喜びもないわけであります.

努力の跡がみられるとか,よく勉強しているとか,そのような低いレベルで評価されたくないという思いがある.わたしはまだ研究者として一人では何もできないのであって,弱い部分を徹底的に指摘してもらいたいという思いがあるわけです.そうでなければ,わざわざハワイに博士を取りに来た意味がないわけであるし.

あるいは,教授陣は,わたしが留学生であることを理由に基準を低く設定しているのだろうか.最近,自分がアメリカ人学生と対等に扱われていないように感じることが多い.たとえば,わたしの英語に対して,"Your English is excellent."とか"Perfect English."とかいちいち褒めるのはやめてほしいと思うわけであります.アメリカ人の学生にはそんなことは決して言わないわけであるし.(perfectなんてことはありえないわけであるし)

自分は全然成長していないという思いがあるにも関わらず成績が良いというこの事実を,どのように解釈すればよいのでしょうか.

コースワークをやっているうちは頑張っていればいい点数がもらえるということなのでしょうか.しかし,頑張ったり努力したりするのは当たり前のことなのであって,そのことを評価されても全然うれしくありません.この考え方は間違っているでしょうか.

というかそんなことをいちいち人に聞くなという感じですね.ごめんなさい.

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コメント

授業で提出する論文などは、Publishするプロセスの1つであると私は考えて、成績うんぬんよりも、教授や友人からのConstructiveなコメントが大切と思っています。また、そのペーパーを学会で発表したときの聞いている人からのコメントなどを元により良いものにしていく過程が大事かと。私のアドバイザーに言われたのが、「博士課程の成績なんて結局Reference程度で就職のときに聞かれもしない(アメリカの場合だと思いますが)。それよりも、何本Publishするか」だと。ローデスも、「学期毎に書いたものは次の学期には磨いてどこかにPublishすることを考えて過ごしていたわ」といっていました。なんだか、Publishしなければならないというプレッシャーが両肩にどーんとのしかかっているのを感じます。

投稿: Yuki | 2006年11月 7日 (火) 13:28

PhD課程のSatchyさんと比べることは出来ませんが、実は僕も同じような境遇にいます。
コミュニケーション系の授業での話しです。コミュニケーションの授業は、内容だけではなく、文法や表現など"英語"も評価対象になっています。しかし、そんな厳しいと思われるクラスで、ペーパーでAを取っている僕(数回)。周りのアメリカ人を見れば、全員が全員Aではないのです。ほー、これは留学生だから多めに見てくれているからAなのかなぁと思ってしまうわけです。
そこで色々考えてみました…。
確かに留学生はアメリカ人に比べて"努力"はしているかもしれませんが、そこまで教授は大目に見てくれるのでしょうか?
では、こんな考え方はいかがでしょうか?
もしかしたら、Satchyさんの場合、本当にアイディアが評価されているのかもしれませんよ(僕の場合は分かりませんが…)。
英語が上手かろうが、下手であろうが、一番初めに重視されるのは中身だと思います。
中身が大したことがなければ、どんなにオシャレな箱に入れても気持ちは伝わらないと思うのです。逆に、大したことの無い普通の入れ物を開けたときに、中から素晴らしいものが出てくれば、それはそれで感激するわけです。
と、同時にAを取ったからと言って、学ぶものが全く無いわけではないと自分に言い聞かせています。
なぜなら最終的に目指すものは、箱も中身も美しいものですから。精神論を長々と書きました。すみません。

投稿: Tekkan | 2006年11月 8日 (水) 06:45

Satchyさん、きっと中身がしっかりしているから、A+をもらえているんですよ。間違いない!!!

だけど、Your English is excellent."や"Perfect English."と言われてしまうと、疑いたくなりますよね。Native Speakersに対して、けしてそう言う事は言わないですよね。だけど、もしそう言われているとしたら、Native Speakersと同じ言語レベルにあると思えば良いんじゃないかなと思います。残念ながら、僕はそんな事は教授から言われたことがありません。一度は言われてみたいですw。

教授の採点方法を見ると、もちろん、誤字、脱字、文法上の間違えは減点になるけれど、それは採点の一部だって言う印象があります。内容ありきの文法です。

なので、内容も文法もすべて良かったから、A+なんですよ。
Keep up the good work!!!

投稿: masaki | 2006年11月 8日 (水) 08:11

Satchy先生のPhDに対する固い決意が伝わってきました。そこが一ファンとして(いつのまに?)「かっこいい」と思うツボでもあります。

「自分は全然成長していないという焦りがあるにも関わらず成績が良い」という状況のまさに逆を感じることの多かった中高時代を過ごした私…笑。自分では成長したと思っていても、周囲の評価が着いて来ないー!なんて考えていました(アホ学生疑惑)。

でも今冷静に振り返って考えても成長していたことは過大評価じゃなく本当で、要は成績を付ける人とそりが合わなかったのだと思います。評価する側とされる側が理想や目的など、評価の焦点で食い違っていたのだと思います。実際、高校を出たら評価されていいと思っていたところがちゃんと評価されましたし。その事実が畑が違っていたことを証明したような気がします。

この例はSatchy先生の真逆ですが、理由は結局同じなのではないかと…。Satchy先生はご自分で在籍するDepartmentが目的に合わないとすでにお感じになっているように、評価の面でもきっとずれているのではないでしょうか。だとすれば来月から、期待通りの評価が受けられますよ、きっと!

ごめんなさい。なんかこのコメントは出すぎた感が否めない… まあいっか。送信!

投稿: w | 2006年11月 8日 (水) 08:30

【Yukiさん】
seminar paperもpublicationの一部と考えれば前向きに取り組めますね.しかし,その過程というのはほんとに孤独との戦いだなぁと感じる今日この頃.プチひきこもり状態になっています(笑).

【Tekkanさん】
どうもありがとう.
TekkanさんのペーパーがAなのは,SILSのライティングセンターでいい先生に鍛えられたからだと思います.

と,自画自賛してみました.冗談です.

Tekkanさんが物事を分析する時の独自の視点は誰にも負けていないと思いますよ.自信をもって頑張ってくださいね.

【masakiさん】
ありがとうございます.

自分が教師の経験があると,先生が何を求めているか,この先生はどんなことを書けば喜んでくれるか,というのがだいたい分かってしまうのですね.それに合わせて書いている自分が何かいやだったりします.

英語が上手ですね,といわれるたびに外国人扱いされている気がします.←もちろんわたしは外国人なので仕方のないことなのですが,語学留学に来た学生ではないのだし,出来ればもう少しプロフェッショナルに扱ってほしいなと思うことがあります.たとえば,私が日本の大学の博士課程で留学生に教えていたとしたら,「日本語が上手ですね」などとは絶対に言わないと思うのです.これは学生さんにとってとても失礼な一言のような気がするのですけれど.日本で博士を取ろうとしている人の日本語が上手なのは当たり前なのであるし.

何かいちいちまじめに考えすぎかな...

もうすぐ出発ですね!

【wさん】
どうもありがとう.

おっしゃっていることはそのとおりだと思います.私も高校時代に似たような経験をしたことを思い出しました.先生も人間なので,時にはそりが合わない人とめぐり合うこともありますよね.

ちなみに私は体育の先生(女性)とそりが合いませんでした.ダンス好きの先生で,学年全員にレオタードを購入させ,グラウンドで躍らせる人でした(毎週!).しかし,わたしはどうしてもこの人の価値観というか教師としての質に疑問を感じざるを得ませんでした.そして,体育の成績はいつも悪かった.

なぜならダンスがヘタクソだったからです.

しかし高校を卒業して大学に入り,体育の授業でテニスやゴルフなどに取り組むようになると成績はよくなりました.もう二度とダンスはしたくないと思いました.

あれ,何か話がそれているような...

出すぎたコメントなど気にせずにどんどん投稿してくださいね.free speech, free discussion, free inquiryはとても大事なことですから★

投稿: satchy | 2006年11月10日 (金) 16:07

Satchyさんのおっしゃるとおり、時にはムチで打たれ、、、という話は別の機会にして、良い先生に鍛えられたか今があるのだと思っていますよ、Satchy先生。ちなみに現在も、鍛えられております。
アメリカ人の先生(Master課程の学生)には、各パラグラム毎の"Topic Sentence"をよく指摘されます。
「今度、Paperが忙しくない時には、Topicセンテンス強化特訓をやろう」と言われました。ブーーー。

投稿: Tekkan | 2006年11月11日 (土) 15:38

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