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もう一人の自分と戦う

前回、「ハワイ大学の授業」というタイトルで前向きな発言をしたばかりなのに、こんなことを言うのは何なのですが…

ハワイ大学に行くことが決まって以来、目標に少し近づけたことを嬉しく思う反面、博士課程での厳しい生活を思って不安になっている自分がいます。目標に向かってガンバっている自分と、高い理想に押しつぶされそうになっている自分が常に戦っている、、、そんな状態です。そして、目標のために、犠牲にしなければならない多くのこと、例えば、大切な人との別れ、大好きな日本との別れ、婚期の遅れ(?)、、、を思って、「私の目標って、大切なものを失ってまで果たさなければならないものなんだろうか、私のやろうとしていることって、それくらい価値のあることなんだろうか…」ってどうしようもなく悲しくなることがあるんです。

これまでを振り返ってみても、何かをやり遂げようとするたび、犠牲にしなければならないことが常につきまとっていたように思う。中でも、大切な人との別れは、いつも自分を苦しめてきたと思う。そして、きっと、相手の心を傷つけることもあったんだと思う。その度に、「こんな思いをしてまで、追い続けなければいけない夢なんて、一体何の意味があるんやろう」って自分を責めてきました。

でも、それでも、結局は自分の目標の方を選んできたんですね。そして、その選択を「正しい選択だった」と言えるように、犠牲にしてきた大切なものを心の片隅において思い出さないようにするために、がむしゃらに頑張る、satchyの人生ってそういう構図になりつつあるのかもしれません。

また今回も、目標に向かって突き進もうとしている自分と、大切なものを犠牲にしなければならないことに怯えている自分が、戦っています。どちらを選ぶかはもう分かっているのに、どうしてこんなに心が大きく揺れるんでしょうね…。

と、今日は何だか暗いトーンになってしまいました。ごめんなさい。「もう一人の自分と戦う」なんて仰々しく書いてみたものの、これって誰もが経験する心の状態なんですよね。みんな多かれ少なかれ、もう一人の自分と戦いながら厳しい社会を生き抜いているんだと思います。ただ、プロや一流といわれる人たちは、あえてそんなことは口に出さないんだと思います。satchyが一流になれないのは、そういう意志の強さが欠けているからなんだろうなぁ。。。

何となく、みなさんはどうやって「もう一人の自分との戦い」に勝利してこられたのか(または敗北する場合も含めて)、聞いてみたいなーと思って、ブログに思いを綴ってみました。

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コメント

人生は一度だけ・・、私は何かに迷った時にそういう風に考えます。
やり直しはきかないから、やっぱりこうしておけばよかった・・と、
後悔だけはしないように様々な決断をしてきました。
でも、完璧な人間ではないので、多少悔やんだりすることもあります。
ただ、それを引きずっていたら未来を築けなくなってしまいます。
だから、判断は間違っていなかったと自分に言い聞かせ、
過去は終わってしまった出来事で、今、一番やりたいことをする。
それが自分の未来を創るのだという感覚で生きています。
sachyさん、自分に自信を持ち、一生懸命目指すことに突き進んで下さい。

投稿: nepcom | 2006年5月27日 (土) 19:09

本当にそうですね。satchyさんの心境、すごくよく分かります。
私はsatchyさんの足元にも及びませんが、自分のことを重ねて思って、またウルウルしてしまいました。私がここ2年間学業に費やしてきた時間は、数々の犠牲の上にあることをふとした時に実感します。修了後の春休みは、皮肉なことに、自分が置き去りにしてきたモノやコトの大きさに気づかされる経験を一度にして、かなり落ち込んでいました。でも、これからは、そうやって犠牲にした大切な人たちやもう一人の自分を忘れるんじゃなくて、常に思い出すことで自分を奮い立たせることにしています。

satchyさんは、誰がみても努力家だし、悩む姿も人間的な魅力を感じます。そういう人には、自然に人が集まって見守ってくれていると思います(だから婚期だって心配することないと思います!)。これが一流になる人なんだなあって私は思っていますよ。

投稿: yoppy | 2006年5月28日 (日) 19:21

 確かに犠牲になることはあっても、後で得られる大きな成果を考えると人生で出来るうちに何でもやろうってポジティブになれると思います。また次回にとかいうとしまいまでチャンスが来ないこともありますし。
ブログをずっと読んでるととても勉強家で努力家だし、どんな困難でも前向きにやっていけると思いますよ。あまり心配しなくていいかと思いますよ。
 昔と違うのはネット社会でいつでもどこでもやり取りが出来ること。昔なら電話だけでも大掛かりでしたが今はネットからメールやTV電話で気楽にやり取りできるから精神面でも大丈夫だと思います。
 留学が決まっただけでも僕から見れば一流です。どこの大学とか関係ないです。ただ語学留学とは訳が違い日本の大学以上に学問に対して目的意識を問われますよね。

私の悩みというか今でも失敗の連続ですが、TOEICなら、いくら勉強しても文法語法の問題が全然解けないこと。安易に本を沢山買い漁りしないで、地道に遠回りだけど、これはこうだとしっかり分かるまで今持ってる問題集1冊を何度も叩きなおし理解できるまで頑張ろうって思ってます。「回り道する楽しみ」、苦行ですがこれが私には一番いいようです。今日の試験で思いました。会話力中級以上や英検でもそこそこ成績が良くてもTOEIC文法だけで足引っ張ってます。TOEIC試験はスピード勝負でいちいち考える暇がないのでかも分かりませんが。

だから
あまりナーバスにならないで、留学後のいいことだけを常にイメージトレーニングされるといいと思います。新しいことには誰しも不安です。それを跳ね除けるのはあくなきチャレンジ精神かなって。

生意気言ってごめんなさい。私の人生うまくいってないので言える立場じゃないですが。

「頑張る」と言うと気が重くなるので「チャレンジする」と言い換えると気持ち少しいいかもしれません。

これからもずっと応援しています。

投稿: 里ヤン | 2006年5月28日 (日) 21:11

nepcomさん♪
いつも応援してくださってありがとうございます。本当に、nepcomさんのおっしゃるとおりですね。自分の未来を作るのは、結局自分しかないんですよね。目標に向かって突き進んでいきますね。必ず達成して、ひと周りもふた周りも大きくなって日本に帰ってきたいです。またウジウジ言い出すことがあるかもしれませんが、そのときはどうか背中を押してやってください。これからもよろしくお願いしますね。


yoppyさん♪
お元気されてますか。ウルウルしてくださったなんて。。。気持ちをわかっていただけて本当にうれしいです。誰も何も犠牲にせず、やりたいことに向かってただ邁進することができれば、それほど素晴らしいことはないですね。yoppyさんは、私なんかより、そのことがうんと難しい状況にいらっしゃったはず、と推測します。厳しい状況を乗り越えて目標を達成したyoppyさんに心から敬意を評します。
そうですね、犠牲にしてきたものの大切さは、やっぱり忘れることはできません。ずっと心の片隅にあって、結局はそのことが無意識に自分を奮起させていたのかもしれません。yoppyさんのコメントを読んで、改めて気がつきました。私にはどうしても忘れることのできない大切なものが、心の中でずっと生き続けています。yoppyさん、ありがとう!


里ヤンさん♪
コメントありがとうございました。そうですね、つかんだチャンスは絶対に無駄にしてはいけないと思います。後で悔いのないようにしたいし、とにかく今は前向きに頑張るしかありません。里ヤンさんのおっしゃるとおり、「チャレンジする」、この気持ちを忘れないでおこうと思います。これからも応援よろしくお願いしますね。熊本からも応援してくださっている人がいるなんて、本当に嬉しいです。里ヤンさんのTOEICスコアが伸びることを祈っています!

投稿: satchy | 2006年6月 1日 (木) 23:00

>「私のやろうとしていることって、それくらい価値のあることなんだろうか…」
・・って!価値ありすぎですよ!!

先生が研究しようとなっさってることを私は半分も理解してないかもしれませんが・・

この間、グループワークで帰国の子に遠まわしに『あなたの英語がつたないから、私の仕事が増えるんだ。』っていうようなことを言われたとき、私なりにベストを尽くした分、かなり落ちこんだんですよ。それは留学行ったらなおさら感じることだろーなって思ったら余計、「このもどかしさは誰も分かってくれない!」っていうような孤独感を感じたわけです。

そんな時ですよ!19号館ラウンジに置いてあったWasada Global Forumを見つけたのです。で、先生のArticleを発見。ジーンときました。「L2の日本人がアカデミックなレベルでものを書くのがとっても大変だから、何かもっと良い指導のコツとかポイントはないのかしら?」っていう趣旨・・ですよね?!そういう研究が着々と進んでるんだなって確信できて心強かったんですょ。ん~・・なんていうか、新薬の完成を待つ患者の気持ちに近かったと思います(笑)頑張るのは私なんですけどね。でも私みたいなのがどうやって適切にペーパー書けるようになるのかっていう研究分野があるという証拠を見れたことがすごい支えになってるんですよ。多分それは私だけじゃなく、全国の“純ジャパ”の皆さんの支えになっていくんですよね。

投稿: Writing Center 常連w | 2006年6月 2日 (金) 00:43

Writing Center常連wさん♪
来てくれてありがとう。wさん、誰だろうなーと思いながらメッセージを書いてます。
SILSは英語教育を重視した学部だけに、「何を伝えるか(what to tell)」(=つまり、内容)よりも、「どう伝えるか(how to tell」(=つまり、英語力)の方を伸ばすことに目が向けられているような気がします。ですので、すぐれたアイデアや知識をもっていても、それを英語でうまく表現できないことで、もどかしさを感じている学生さんが非常に多くいることも事実です。しかし、大学で学ぶことの本当の意味は、「何を伝えるか(=what to tell)」の方を伸ばすことだってことを絶対に忘れないで。卒業するときに、「私の専門はコレだ!」って堂々と言えるように、いずれ社会に貢献できるような専門知識を着実に身につけていってほしい。伝えたいという思える内容があれば、英語力は後からついてきます。しかし、英語力はネイティブ並でなくてもいい、と私は思っています。内容がしっかりしたものであれば、英語が下手でも必ず聞き手に評価されます。fluentに話せても、内容が薄っぺらであれば、誰も尊敬してくれません。fluentにペラペラ話しているクラスメートがいても、そのことだけでupsetしないでね。大事なのは「何を伝えるか」ですから。
というsatchyも、wさんとまったく同じ問題で悩んだ時期はあります。ですから、痛いほどwさんの気持ちが分かるのです。今の研究に自分の人生をかけようと思ったのは、そうした過去の経験が影響しているのかもしれません。一緒にがんばろうーー!

投稿: satchy | 2006年6月 4日 (日) 14:35

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