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「我思う、故に我あり」 -母子手帳事件-

哲学者デカルトの「我思う、故に我あり」という言葉。たくさんの情報があふれる中、絶対確実な情報はいったいどこにあるのか。その方法は、まず疑ってかかること。あらゆるものを疑うことで真理を導き出す(→「方法的懐疑」というらしい)。つまり、すべての情報を何も考えずに受け入れるのではなく、「考える」ことが大事。これが、「我思う、故に我あり」(「考える、だから私は存在する」)という思想が伝えていることだ。

あ、何か今日は「哲学者」してますね。でも、これ以上、難しいことは何も語れませーん(笑)。今日はなぜデカルトなのかというと、「当たり前とされていることを疑ってかかること」の大切さを改めて感じる事件に遭遇したからなんですーー。

えっと、アメリカ留学のための学生ビザを取得するのに、健康診断を受けないといけないので、今日、霞ヶ関のある病院に予約の電話を入れたんです。で、問題なく、3月末に診断の予約をとって電話を切りました。

ここまではよかったんだけど、問題はこの後。電話を切って、1分も立たないうちに、その病院から折り返し電話がかかってきました。さき予約を受け付けてくれた同じ女性で、「大事なことを言い忘れてました」って深刻なトーンで言うんで、何を忘れたんやと思っていると、

「診断の日に母子手帳を持ってきてください」

と一言。

。。。(沈黙、約13秒)

この沈黙13秒の間、頭の中によぎったことっていうのは、まず、あまりにもフツーに、まるで、"この年代の女性は母子手帳を持ってて当たり前"って感じのトーンで、バシッと力強く言われてしまったので、「えーーっと、ワタシって母子手帳持っとったけー?いや、そんなはずないよなー、子供おらへんし、第一、その前に、結婚もしてへんやんーー!」ってこと…。この13秒の思考は本来なら必要ないと思うんだけど、その女性の言葉が、「当然持ってますよねっ」って感じの強いトーンやっただけに、私も言葉につまっちゃいました。

「えーーと、母子手帳持ってないんですけど、、、」

「え??、、、少々お待ちください」

。。。(音楽が流れ始める)

この間、電話の向こうでどんな会話がなされていたのか。「この年齢で母子手帳持ってない人っているんですねーーっ」「へーー、めずらしいですねーーーっ」なんていう会話があったんだろうか。でもさー、この年齢っていっても、まだ子供産んでない女性っていっぱいおるんとちゃうのっ、20代ではないにしてもまだ若い方やろっ、めちゃ失礼ちゃう、そーゆー偏見ってっ!て電話の向こうでの会話をいろいろ想像して、怒りがこみあげてきました。プンプンっ(by さとうたまお)。

で、次に相手が何を言ったかというと、

「それでは、母子手帳は結構です」やって。

「結構です」って、持ってへんねんから、結構もクソもあるかいっーー、このスカターーンっ。

あ、スミマセン。ついホンネが。腹立つと、もろ関西弁がでちゃいます(笑)。

ていうか、この一連の出来事が表しているのは、多くの人がそうだからといって、それが必ずしもすべての人に当てはまるわけではない、当てはまらない場合があるかもしれない、と考えてみること、当たり前だとされていることを疑ってみること、がいかに大切かということだと思う。

少しでも「考える」ということをすれば、「母子手帳持ってきてください」の前に、何かこっちに聞くことができたやろうし、そうすれば、相手の心を傷つけずにすんだはず、、、。(え?傷ついてたん??んなはずはないか)

「我思う、故に我あり」 

これは、与えられた情報に振り回される我々に対しての、「ちゃんと考えることをしようね」、というデカルトからのメッセージだと思う。

それにしても、母子手帳って健康診断に何か関係あるんかな?(←まだこだわっている) こればっかりは、未知の世界やから、考えても真理は導き出せないですなぁーー(笑)。

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コメント

本当に、何で必要なのでしょう?摩訶不思議・・・・私も、タロママと称しママとうたっていますが、実際は犬のママだし・・・・保健所に行ったら、母子手帳を発行してくれるかな?PS:札幌は雪解けが始まっています。早く春がこないかなぁ~

投稿: タロママ | 2006年3月 4日 (土) 00:12

Satchy♪に母子手帳を求めるなんてφ(≧▽≦)キャハハ!!顔を見れば子供がいるかどうかぐらい判らないの、それでよく病院の受付やってるか~!と言いたい所だが、電話だと顔は見えないわね~
でも母子手帳って妊娠中と産後少しの間だけ必要で、後は全然お呼びじゃないですよ。
まさかレディースクリニックに電話して健康診断を頼んだ¢( ・_・) ン? まさかね~
変な話ね~そんな話聴いたことないわ!

一昨日はひょんな所でお会いしましたね~。o@(^-^)@o。ニコッ♪10日楽しみにしております。
神戸ではパソはなし?

投稿: OWL | 2006年3月 8日 (水) 00:12

随分前のお話へのコメントになりますが、母子手帳は、Satchyさんが子どもを生んだことがあるだろう、という前提のものではなく、Satchyさんのお母様が、Satchyさんが赤ちゃんの頃に受け取った母子手帳のことなんじゃないのかなあ、と思いました。

アメリカでは、普通みんな予防注射記録を持っています。そして、大学に入学する際そのコピーの提出を求められます。麻疹はやったか?おたふくかぜは?三種混合ワクチンは受けたか?などなど。普通、母子手帳に記録してあるそうですね。でも、私を海外で生んだ私の母親は、母子手帳を随分後になってから受け取ったもので、母子手帳を全く活用しておりませんでした。ゆえに、何の記録だったか忘れましたが、(はしかだったかな。)の記録が無く、アメリカで大変でした。入学の際、「記録がないから、予防注射を受けてもらう」と。「でも、親に聞いたら私は確かにその病気にはかかったといっています殻、予防注射は必要ありません。」「記録がないから駄目。」私は、日本人の医者に連絡し、「予防」注射を受けて害はないかを確認しました。「別に害はないから大丈夫」とのことでしたが、無駄な時間とお金を取られました。

・・・とは言うものの、Satchyさんの場合、やっぱり日本の健康診断での出来事だったのですから、「Satchyさんの子どもの」母子手帳を要求していたのかなあ???

投稿: ココナツミルク | 2006年6月 1日 (木) 12:54

のプレビュー
ココナツミルクさん♪
コメントありがとうございます。
そうなんですよー、母子手帳の件、satchyが子供の頃の予防接種の記録を知るために必要だったみたいです。病院に行ってから気がついたんです。受付で、また同じ質問をされたので、たずねてみると、「satchyさんご本人の母子手帳ですよ」と。。。なーんだ!そうだったんだって。最近、少子化問題解決に貢献していないことに後ろめたさを感じていたので、「母子手帳事件」を勝手に悪い方向に考えてしまいました。お恥ずかしい限りです。
ビザ取得のために、破傷風やらツベルクリンやらおたふくかぜやら、、、予防接種をたくさん受けたのですが、アメリカに行くと現地の基準でまたもう一度注射を受けないといけないのでしょうか。

投稿: satchy | 2006年6月 1日 (木) 23:27

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