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ギリギリの法の隙間 ~Living on the Edge~

501060130cov_white_livedoorTIME January 30号を読んだ。Feature articleは、Livedoor堀江社長逮捕のニュース。Livedoorが数年で急速に利益を上げた背景には、ギリギリの法の隙間を突く巧妙な手法があったことを伝えていていた。Headingには"Living on the Edge"というフレーズがあった。edgeとは「ふち」「先端」のことで、"on the edge"で「ギリギリのところで」という意味になる。Livedoorの旧社名が「オン・ザ・エッジ(on the edge)」だったというのは何とも皮肉な話である。

bjteorこの「ギリギリのところ」を表すedgeは、今読んでいるBridget Jones's Diaryのサブタイトルにも使われている。"Bridget Jones's Diary: The Edge of Reason"、日本語タイトルは、「ブリジッド・ジョーンズの日記 ~きれそうな私の12ヶ月~」と訳されている。このreasonは「理由」ではなくて、「理性があって落ち着きのある」の意味で、その状態のギリギリのところにある、ってところから「きれそうな私の、、、」になったんだろうね。(え、どーでもいいって?興味のない方、ごめんなさい!!)

ところで、上の写真はBridget Jones's Diaryの表紙なんだけど、両端のイギリス人の俳優さんをみなさんご存知でしょうか。向かって左側はHugh Grant(ヒュー・グラント)、右側は、Colin Firth(コリン・ファース)という方です。二人ともさすが英国紳士、アメリカ人とは違って(ゴメン)どことなく品があって、知的で、とっても素敵。さらに、自然に出てくる上品なイギリス英語にもひきつけられてしまいます。でも、私は特にこの右側の、Colin様が大好き。話の中ではMark Darcyという弁護士(barrister)を演じているんだけど、実物と同じくいい男の役で、彼のことを描写する台詞の中にedgeを使ったこんなフレーズがありました。

Mark Darcy is too perfect, clean and finished off at the edges for me, with his capability, intelligence, lack of smoking, freedom from alcoholism...

"finish off at the edges"で、「(~にとって)完璧すぎる」という意味です。

このように、edgeは、Livedoorの悪態を表す「ギリギリの法の隙間を突く」というネガティブな文脈で使われたり、Mark Darcyのいい男ぶりを描写する「完璧すぎる」というポジティブな意味で使われたり、とっても便利な単語なんですね。つまり、同じ「端」でも、「(悪いことの)寸前」であったり、「(良いことの)最先端」であったり、するからなんですね。

Hope my experiences and achievements will give me an edge over other applicants during the screening process for Ph.D candidate.

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「勝ち組」「負け組」ということばに思うこと

「勝ち組」「負け組」という言葉が使われるようになって久しい。定義は不明瞭だが、マスコミでの使われ方を見ると、「勝ち組」は高収入でいい思いをしている人々、「負け組」は勝ち組に搾取され裕福な生活をあきらめざるを得ない人々を指すようである。簡単に言えば、「競争社会」ということである。

今日の共同通信(英語版)でも、「勝ち組」「負け組」に関して次のような記述があった。

The gap in prosperity among Japanese has become bigger, as symbolized by the concept of "winners" and "losers" in connection with disparities in income based on capabilities and job types.

ここでも、「勝ち組(winners)」と「負け組(losers)」の区別が、収入の格差(disparities in income)によってなされることがほのめかされている。

しかし、私は、人を「勝ち組」「負け組」という二つのラベルで分類することを無意味で全くばかばかしいことだと考えている。なぜならば、たとえ貧乏でも、自分の好きなことがやれれば、その人は「勝ち組」なのである。もちろん、自分のやりたいことができるまでの過程では、嫌なこともやらなければならない。しかし、それは、自分のやりたいことをやるための手段だと思えば苦にならない。成長のためには苦労は買ってでもしなければならない、と思う。

勝ち組をこのように定義すれば、一般にマスコミで使われている「勝ち組」という言葉は無意味だ。つまり、自分が幸せかどうかを決めるのは自分自身なのであって、自分以外の人の物差しで決めるものではないからだ。

勝ち負けが決められるとしたら、自分と全く同じ物差しをもっている自分自身でしかない、と私は思っている。過去の自分より現在の自分の方が自分の基準で「勝ち」であれば、現在の自分は過去の自分に勝った、と言える。英語がうまく話せるようになったり、文章がうまく書けるようになったり、去年の自分より今の自分が少しでも成長していれば、自分は「勝ち組」なのである。

他人の基準で決められた「勝ち組」の定義に従えば、私は「負け犬」の方になる。収入は決してよくないし、30代で独身、子なしである。まさに「遠吠え」状態(笑)。しかし、そのことに全然ひけめを感じないし、やりたいことがやれる今の生活はとても楽しくて幸せだ。2年間外国で暮らして、苦労を乗り越えて何かを達成したときの喜びは何にも代えられないことを味わった。それ以来、人がどんなにいい暮らしをしていようが、どんなにいいブランド品をもっていようが、どうでもよくなった。幸せとは人との比較でなく、自分の中で得られるものなのだ。

三流作家が「負け犬」なんて言葉をはやらせて世間から注目されても、まどわされないことだ。他人が決めた尺度を鵜呑みにしている限り、「勝ち組」にはなれない。真の「勝ち組」とは、勝ち負けを自分で定義できる人のことだ。

Bridget Jones's Diaryにも、これに関連した記述があった。

It is proved by surveys that happiness does not come from wealth and power, but the pursuit of attainable goals.

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英語のロゴ入りTシャツ

英語のロゴが入ったTシャツやジャケットは、今や、普通にどこのショップでも売られている。何となくかっこいいので、何が書いてあるのか、プリントされている文字の意味なんてあまり考えずに買う人が多いと思う。そう、今や、服にプリントされた英語ロゴは「言語」というよりは一つの「デザイン」として認識されているのだ。

しかし、この英語ロゴ入りシャツの着用は受験生には要注意事項であることを知った。この前、センター試験の監督をして初めて知ったのだが、センター試験では、「英語の文字がプリントされた上着を着用してはならない」という決まりがあるらしい。「受験上の注意」というbrochureを見ると、ちゃんとそういう記述がある。

しかし、今や普通に流通している英語ロゴ入りシャツ。英語の試験でカンニングに使おうなんて考える受験生は果たしているのだろうか。。。が、Rule is rule. 試験監督は、英文字がプリントされた服を着ている学生がいないかどうかちゃんとチェックしないといけないのだ。そして、見つけた場合、学生のところに駆けつけ次のように言う。(1)「脱いでください」 or(2)「上着を着て文字が見えないようにしてください」。。。

200人ほどが入る大教室。見渡すと、いるわいるわ。。。英文字が入ったトレーナーやジャケットを着ている受験生。主任の先生はイギリス人なだけに、日本人以上に過敏になっていた。そして、一人ひとり注意しに回っていた。

しかし、プリントされている文字はというと、

"Good Morning"(おはよう)  

"Let's go"(行きましょう)  

"Surfing" (サーフィン)

"New York"(ニューヨーク)

といったもの。これらの単語が他の受験生に見えたとしても一体何の役に立つんだろう。。。そのイギリス人の先生は、「もし読解がニューヨークについての話だったら、不正が起きる」なんて言ってたけど。服にNew Yorkって書いてたって何も役には立たへんと思うんだがなぁ。が、Rule is rule. 一応、脱いでもらうか上着で隠してもらうかお願いする。言われた受験生は「は~?おまえバカじゃないの?」って表情でこちらを見つめていた。。。

服にプリントされた英語ロゴってこうやって見るとおもしろいですよね。Good Morningって。。。なんでそれプリントするわけ?それに、Let's goって。。。どこ行っちゃうわけ?Surfingって。。。なぜ冬用のセーターに無理してサーフィンって書くわけ?

でも、私も英語ロゴ入りシャツは結構持ってます。去年、UNTITLEDで買ったTシャツには"Love is Blind"(愛は盲目)とプリントされていて、何だか恥ずかしーーと思ったんだけど、全体のデザインがかわいくて買ってしまった。職場にもスーツのインナーとして着て行くことが多かったんだけど、ネイティブの先生に見られたら恥ずかしいなー見られないようにせなあかん、なんて思っていると、ある日、一番見られたくなかったオーストラリア人の先生(real Aussieって感じの)とばったり廊下で出会ってしまった。そして、予想していた通り、その"Love is Blind"を突っ込まれてしまった。

そのオーストラリア人の先生は突っ込みを入れた後で、「椎名林檎の"Love is Blind"という曲を知っているか」と質問してきた。知らない、と返事をすると、とってもいい曲だから聞いたらいい、と言って研究室に戻り、CDを持ってきてくれた。Tシャツのロゴから始まって、椎名林檎にまで話が発展するとは。服にプリントされた英語ロゴは、時に、topic developmentにも役立つものなんだなー。

ちなみに、海外でも外国語のロゴ入りシャツは人気である。オーストラリアでは日本語のロゴ入りシャツがはやっている。「鷹」とか「薔薇」とか複雑な漢字をcoolだと思うらしく、シャツだけでなくtatooを入れているAussieをよく見かけた。でも、一番、びっくりだったのは、「味噌汁」というロゴ。白いTシャツに茶色の文字でプリントされていた(味噌汁だけに茶色か)。たぶん、意味を知らずに着ていたのだろう。"Let's go"に負けない勢いである。たかがTシャツロゴ、されどTシャツロゴである。

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Autonomous Learnerを育てる

Autonomous Learner(自立的学習者)、つまり、先生や友人の援助なしに、一人で問題を発見し、解決方法を考え答や結論を導くことのできる学習者のことである。教師の役割は、学習者に知識をtransmitすることであるが、長期的には、このAutonomous Learnerを育てることが教育の最も重要な目標であるべきだと思う。

Vigotskyは、Autonomous Learnerを育てるためには、学習の初期の段階で、知識の基盤となるしっかりした「足場」を築くことが大切だと述べている。この「足場を築く」活動を"Scaffolding"という。教師は、Scaffoldingにより学習者の知識の基盤を築き、徐々に、援助の手(mediation)を少なくしていく。そして、最終的に、学習者は教師の手を借りずに一人で問題を解決できる能力を獲得する。

最近、というか、ここ1年くらいずっと頭を抱えている問題は、このScaffoldingである。学生が書いたペーパーを修正する時、どのくらい丁寧に修正をしてやるべきなのか。特に書いた経験が極めて少ない大学1年生の場合、ライティングに関しては問題が多岐にわたるし(vocabulary, grammarから始まり、coherence, cohesion, unityから、organizationに至るまで)、基本的な規則(thesis statement, topic sentenceなど)がまったく分かっていない。このようなnovice writersのペーパーを直すときは、やはり、「考える機会を与える」indirective/facilitative approachよりは、「答を教える」directive/corrective approachの方が有益だと思うが、どうなんだろう。答はすぐに与えずに、考える機会を与え、学習者本人に修正をさせることが教育的であるし、最終的にそれが本人の力につながる、とも思う。

いろいろ考えながらも、最終的に私が採用するのはこのdirective/corrective approachになる。初級の学習者には、正しい形を教えてそれを習得してもらい、しっかりとした「足場」を築いてほしいと思うからだ。学生のペーパーを縦断的に分析してみると、だんだんミスも減り、教えた語法を意識的に使うよう努力しているのもよく分かる。こうやって、新しいものを吸収し、「足場」を築いていくんだと思う。

書いたものを修正するというのはとても難しい。教育の場では、editingやproofreadingはできるだけ避けるべきだろう。Better paperではなく、Better writerを育てるべきだから。でも、時には、答を教えることも必要なはず。そのあたりのバランスをどうすればいいんだろう。。。というのが、最近の悩みです。

いつの日か、「あの先生に教わりたい」と言われるようになりたい。

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東京に雪が

06-01-21_06-53 早朝7時、外を見てびっくり!何と一面の銀世界!こんなに雪が積もったのを見たのは何年ぶりだろう。。。今日、東京では、朝から夜まで一日やむことなく雪が降り続き、何と9センチの積雪を記録したらしい。今日はセンター試験の監督にかりだされ、雪の中を出勤。雪は嬉しいけど、雪の中を歩くのがこんなに大変だとは。。。改めて、雪国で生活されている方々の苦労が分かった。ヒールの中に雪が入ってきて、冷たくてせつなくて悲しくなる。だれか、ゴムの長靴もってきてくれ~(心の叫び)

06-01-21_19-08 夜7時の大隈講堂。何と幻想的な光景でしょう。。。センター試験が終わり、受験生たちがワイワイ言いながら、携帯で記念撮影をしていた。受験生に交じって、私も負けじと記念撮影(ここは私の職場のはずやのに)。ちなみに、この大隈講堂の前では、高校生カップルがきゃーきゃー言いながら雪合戦をしていた。何て純粋で美しい。。。若いっていいないいないいなーーーと心の底から思ったのでした。

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○○大学にすべての希望をかける "have all eggs in one basket"

フルブライト奨学金に合格し、次にしなければいけないのは大学院への出願である。フルブライトのスポンサーである日米教育委員会からは、最低5大学に出願するように、と言われている。せっかくフルブライト奨学金をもらえるチャンスを得ても、大学院からオファーをもらえなければ、フルブライトは無駄になってしまう(補欠候補の方に回されるらしい)。

しかし、「どうしても○○大学で学びたい!」という気持ちが強く、それ以外の大学が考えられない場合、第4、5希望の大学というのは、受かっても行く気が起こらないかもしれない。Ph.Dは、「留学」自体が目的ではなく、「研究」が一番の目的だからだ。だから、どこでもいいからとにかく出願っていうのは、私には難しい。でも、せっかくつかんだフルブライトというチャンスも無駄にしたくない。

こういう状況を英語で、"have all eggs in one basket" というらしい。「ひとつのことにすべての希望をかける」という意味。そのバスケットを落としてしまうとすべての卵が割れてしまう、ということから、こんな意味になったようだ。今日、大学でL先生と立ち話をしていて、彼が"It's not a good idea to have all eggs in one basket."と繰り返し言っていた。

いろいろ考えて、結局3大学に応募した。でも、行きたいところはただ一つ。University of Hawaii, Ph.D in Composition & Rhetoricのコースだ。Ph.D candidatesは、毎年5人しかとらないらしい。著名な研究者が集まっているので、人気も高く、たぶんものすごい競争率なんだと思う。しかも、環境もいいしね。2~3年を研究だけで過ごすのなら、凍りつきそうなfreezing coldの場所より、常夏のところの方が絶対にいい。しかも、日本食が食べられるというのは、かなり重要な要素。

それから、「ホノルル・マラソンに出たい!」という長年の夢を果たせるかもしれない。。。

そこで、3大学に応募したものの、自分の中では、"having all eggs in one basket"である。University of Hawaiiというバスケットに、すべてのチャンスをかけて。

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震災から11年

1月17日。今日であの阪神大震災から11年がすぎたことになる。かけがえのない人を失った悲しみは、11年が過ぎた今でも、決して癒されることはない。すさまじい勢いで家が倒壊するという恐怖が消えることもない。あの戦後の焼け野原のような光景も、今でも鮮明に目に焼きついている。11年という年月が流れたのだけれど、私の中で、あのときの記憶が風化することは決してないと思う。

11年前の今日午前5時46分、神戸市須磨区の実家。ドンッと爆弾が落ちたかのような音がしたかと思うと、下からつつき上げられるようなものすごい揺れ。本が落ちてくるのでとにかく机の下へ逃げなあかん、と思うのだが、揺れが激しくて体が動かない。揺れはますますひどくなっていき、「もうすぐ天井がくずれて私は押しつぶされて死んでまうんやなぁ、、、」って思ったのを覚えている。そのうち、揺れがおさまり、隣の母親の部屋から、私の名前を呼ぶ声が聞こえた。その声の大きさと激しさと切実さは、今でもはっきり覚えている。その頃は、母親との関係は今ほど良くなかったと思うのだけれど、娘の無事を確かめるその切実な声は、改めて母親の愛情に気づかせてくれるものだった。

家は倒壊をまぬがれ、グラスや花瓶が割れた程度で済んだ。しかし、家の外に出て愕然とした。あちこちの家が倒壊していた。道路はくずれた壁石でふさがれていた。どこかで火災が起きたのか、空一面すすでどんより曇っている。これは一体、、、しばらく、目に映る光景を現実のものとして受け止められなかった。これは、ただごとじゃない、どうすればいいんやろう、、、。

神戸が壊滅状態になったことを知ったのは、それから数日がたってからのことだったと思う。水道、ガス、電気すべてのライフラインがストップし、普段当たり前だったことが当たり前でなくなった。スーパーが倒壊し、物が買えなくなった。

不便は多くなったが、このときの経験は私にとってかけがえのないものになった。多くの人の優しさに触れることができた。知らない人同士が声を掛け合い、手を取り、助け合う光景を目にし、人間は本来優しい生き物なんだということを学んだ。これは、人間関係はgive and takeで成り立っているという考えを根本から覆すものだった。この経験がなければ、今の私はいなかったかもしれない、と思うのだ。

多くの人に助けられ、今、こうして生きていられること、元気に過ごしていられることを、心から感謝したい。温かい心を向けてくれたすべての人たちに心からありがとう、と言いたい。

そして、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。あの震災のことは絶対に忘れません。

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シンポジウム成功に向けて②

2月24、25日に開催するライティング指導に関するシンポジウム。guest speakerがようやく決まり、現在、それぞれのプレゼンのトピックをまとめ、プログラムを作成中。同時に、関東甲信越の大学のリストを作成。プログラムが完成したら、各大学に送付する予定だ。

といっても、まだ何を話すのかそのトピックさえ決まっていない発表者が何人かいる。もちろん、著名な学者さんたちなので、ネタはいっぱいあるんだろうけど。ProcrastinatingとLast-minute submissionは、年齢を重ね出世してもなかなか克服できるものではないらしい。。。ということを学んだ気がする。ま、人のことを言えた義理じゃないんだけど。

そこで、著名な学者先生に、「原稿はよ出せや~~」と言いたいが言えない時(そりゃ言えんやろ)、別の表現で何かいいものがないだろうか。

こんなとき、"feel up to~" (~できそうに思いますか?)を使うといいらしい。例えば、

Do you feel up to writing a description for your presentation? (原稿が用意できそうですか?)

というように。ちなみに、これに対して、ある発表者から来た返事は、

I'll certainly give it a try."(頑張ります)

であった。。。

「頑張ります」、じゃなくて、とにかくタイトルだけでもはよ決めんかいっ、原稿もはよ出せやーー、と言いたいが言えないとき、こんなときは、、、待つしかないんですね。著名な学者先生の気を悪くしてしまうと、下も子もありませんから。。。そういえば、この状況を同僚の先生が次のように言っていた。

I don't want to tread on her toes. (彼女の(発表者の)気分を害したくない)

"tread on someone's toes"は「~の気分を害する、~を怒らせる」ということ。

こんだけ待たされて気分を害するのはこっちやっつーの、と言いたいっ。というのは、冗談だけどね。I don't want to tread on her toes...なんて、将来出世して言われてみたいもんやなー。。。と、しみじみ思うのでした。がんばれ下積み時代!

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英語で注意事項を伝える ~TOEIC試験会場で~

TOEICを受験してきました。今さら、、、という感じなんだけど、次々回から試験が大幅に変更になるらしいので、今の基準でどのくらいとれるのか、満点がとれるかどうか、試すために受験しました。

TOEFLに比べると、TOEICはシンプルで平易な問題が多い。リスニングは、数秒のshort conversationの内容を聴き取るだけ。リーディングも、いわゆるacademic textsではなく、ビジネス・レターや広告などシンプルな題材を扱っている。careless mistakeがあるかもしれないけど、930-950点はとれたかなーと思う。でも、普段あまり接することのない英語の広告や招待状を読みながら、奥底に眠っていてunconscious levelにあった語彙を、conscious levelにbring upすることができました。例えば、

「予定はまだ先」を、"...is a long way off"ということとか。。。

それから、もう一つ、試験とは関係のないところで、学ぶことがありました。それは、試験についての注意事項(英語版)です。仕事柄、英語でインストラクションを書くことが多いので、こういう注意書きを取っておくと、後で大変役に立つんですよね。例えば、

「適切なテスト環境を維持するために、皆様のご協力をお願いいたします。」

"In order to maintain the very best testing conditions for all examinees, we ask for your cooperation."

"We would like to thank you for your understanding and cooperation so that all examinees will have equal opportunity to maximize their test performance."

これって、読めば完璧に理解できるんだけど、この文章を自分でproduceできるかどうかとなると自信ない。口語じゃなく書き言葉の場合はゴマカシがきかないし、formalでありdecentでありsophisticatedされてないとあかんからねー。

それから、いつも「試験監督」ってどういえばいいのかなーーと思っていて、これまでは"supervise"を使ってきたんだけど、正しくは"a test proctor"というらしい。

「適切な試験環境の維持と禁止行為等の確認のために試験管が教室内を巡回することがあります。」

"Test proctors will make rounds of the test room to confirm that optimal testing conditions are maintained and that all examinees comply with the instructions and warnings."

"optimal"はあまり使うことがないので忘れかけていた。「最善の」っていう意味なんだね。それから、"comply with..."は、「(規則などに)従う」ってことなんだけど、たいてい私はfollowを使うので、これからはcomply withも使うようにしよう。

もひとつ、試験中携帯がなったら「退場してもらう」ということはなんと言うでしょう。

Failure to follow the instructions may result in dismissal from the test site.

シンプルにget away!!とか言ってしまいそうになるけど、formalには"dismissal"を使うわけやね。いやいや、勉強になります。

最後に、みなさん、"steer"って動詞、ご存知ですか。「(車、飛行機や船など)を操縦する」って意味なんですけど、思わぬところにこの動詞が使われていて、おもしろいーっ!と感動してしまいました。

TOEIC運営委員会」を、英語では、"TOEIC Steering Committee"というんだそう。

TOEIC運営の舵を取る委員会ってことやね。Steerを使うなんて、おぬしやるなーって感じ。

この"Steer"って、彼氏を手のひらで転がすとか、ダンナを尻にしくとか、いう時にも使えるんとちがうかな。そう考えると女性にとって何て便利な単語やろーー。Men Steering Committeeなんかがあったらおもしろそうーー(笑)。男性のみなさま、ごめんなさい。

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ごはんですよ!~おでんの巻~

寒い冬に食べたいもの。

やっぱり、「おでん」。これに限りますね。

コンビニのレジのところにある「おでんコーナー」も、すごい売り上げを伸ばしているとか。まだ買ったことはないんだけど、とってもおいしそう。外までだしのいい匂いが漂っていて、冷たい冬風の中を帰るとき、その匂いだけで幸せな気持ちになり、心まで温かくなります。

今日はお休みだったので、自家製おでんを作ってみました。大根、ごぼう天、さつまあげ、がんもどき、こんにゃく、ウインナー、ゆでたまご、、、さらに、美容のことを考えてにんじんの乱切りもどっさり。うーん、おいしそうーー。

06-01-14_12-52

この「ふっくらがんも」(写真上)は、「ふっくら」というネーミングの通り、おもちみたいにふっくらしていてとってもおいしい。新潟県の伏見蒲鉾株式会社というところが製造しているらしい。初めて食べる食感。ぜったいおすすめです!

06-01-14_16-20 恥をしのんで、自家製おでんを公開!来週は仕事が忙しくなりそうなので、約5日分、大量に作りました。(興味のない方、ごめんなさい…)

まだまだ寒い日が続きますが、みなさん風邪などひかないように暖かくしてお過ごしくださいね。

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血液型と性格

血液型による性格判断は、学問的な根拠に乏しく、信頼性に欠ける。血液型による性格の決め付けという危険もはらんでいる。しかし!これが結構おもしろくて、ついつい「血液型なに?」と聞いてしまう。ついでに、「ワタシ、人の血液型あてるの得意なんですよ」という自慢までしてしまうのだ。オーストラリア留学中も、日本にいた時の癖で、つい"What's your blood type?"と聞いてしまいそうになった。が、血液型性格判断が存在しない外国では、血液型は医者でない限り、人に聞くものではないらしい。同じクラスにいた中年のオーストラリア女性が、自分の家にホームステイに来たJapanese girlに、この質問をされてぶったまげた経験を語っていた。彼女は太っていて血圧も高そうだったので、余計びっくりだったのかもね(笑)。

今日、仕事帰りのバスの中で、ふとある広告が目についた。『B型の彼氏』という映画の広告で(なんてベタなタイトル)、主演の俳優の写真の下の方に、血液型による恋愛感の違いが書かれていた。

「AB型のあなた: 自分の世界や価値観を守るのに一生懸命で、恋愛に対するひたむきさは低め」

あたっている!そう、いつも自分のことが一番プライオリティが高く、恋愛を優先したことなんてないんだな、これが。いやいや、『B型の彼氏』というタイトルはいただけないが、この性格判断は、あっぱれだ。もちろん、AB型の人みんながこれにあてはまることはないとは思うんだけどね。どうですか、AB型のみなさん。

ついでに、この恋愛話について続けさせていただくと、最近、ある人にこんなことを言われたんです。

「satchyさんって理想の人っていないでしょ」

。。。

「理想の人ってどんなひと?」という疑問文ではなく、「理想の人いないでしょ?」という否定疑問文(決め付け文)というところがミソ。その人いわく、自分の世界の守りに入っている人は、異性に求めるものもなくなってしまうのだそうだ。なーるほどねー。また、別の人からはこんなことを言われました。

「satchyさんって結婚する気ないんだよね」

。。。

「結婚の予定は?」などという純粋な疑問文ではなく、「結婚する気ないんだよね」というほぼ断定に近い疑問文(決め付け文)というところがミソ。その人いわく、いつも仕事ばかりで私の頭の中にはけっこんの「け」の字もないように見えるらしい。そんなことは実際なく、「けっ」くらいまでは考えているんだけど(笑)。ま、考えているだけで努力していないので、そう見えても仕方ないか。研究や仕事もコツコツと努力を続けることが大事なように、結婚だって本当にしたければちゃんと努力しないといけないんだろうね。

まぁ、とにかく、こんなこと(決め付け文)をおもしろおかしく言ってもらえるうちはまだ花なのかもね。「その質問はタブーよ」っていうオーラがそのうち自然に出てくるかもしれない。。。ああ、こわい。

血液型は人の性格や運命を決めるのだろうか。1000人くらいのサンプルからデータをとって共通点が見られたらおもしろいよね。論文が一本書けるかも。

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内面の美しさ ~Innner Poise~

FC0141000198Bridget Jones's Diaryを読んでいる。映画もおもしかったけど、原書はもっとおもしろい。それに、女性の心情を描写する英語表現が満載で、かなり勉強になる。Bridgetが自分と同世代で、しかも生活環境がかなりかぶる(alchoholicsi以外)ので、共感できるところも多い。

今日、紹介したいのは、「内面を磨く」とか「内面の美しさを保つ」という意味の"poise"という単語。Bridgetは、New Year's Resolutionsとして次のような目標を立てている。

Will not get upset over men, but instead be poised and cool ice-queen.

Will develop inner poise and authority and sense of self as a woman of substance...

Bridgetは、この"inner poise"という表現をあちこちで使っている。実は、好きな男性にふりまわされっぱなしで、いまいち自分に自信がもてないでいる彼女なのだけれど、何があってもドンっとかまえていられる強さと自信を備えた女性を目指しているのだ。

強さと自信で光り輝く「内面の美しさ~inner poise~」を私も磨きたいと思う。

でも、ほんとに久しぶりにふりまわされるような恋愛もしたくなってきました(笑)。DanielにふりまさされっぱなしのBridgetの心の叫び(mantra)は、何年か前に自分も経験したことがあるような…

"Remain aloof, unavailable ice-queen; Remain aloof, unavailable ice-queen..."

"aloof"というのは"distance"の意味で「距離をおく」ということ。「ちょっと距離をおいた方がいいかも」って、恋愛で悩む友達にアドバイスしたり、自分がアドバイスされたりした経験、みなさんありますよね?英語だとこんなふうにいうんですね。もともとは、海運の専門用語だったみたいです。

こんなふうに恋愛で悩むのも大人への第一歩やねんよ。今はちょっと距離をあけてお互い考える時間をもった方がいいよ。

と、そういえば先日、大学一年生(18さい)の女の子にアドバイスしました。ちなみに、彼氏に送る携帯メールの文章まで考えてあげました。

18さいの学生たちと一緒に私もいろいろ勉強して、inner poiseを磨いていきます。

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New Years' Resolutions

あけましておめでとうございます。みなさま、お正月休暇はゆっくり過ごせましたか。8日に東京に戻ってまいりました。そして今日から仕事がスタート。また気持ちを切り替えて頑張ります。今年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始は、神戸の実家でゆっくり過ごしました。家族が集まって一緒に食事に行ったり、初詣に行ったり、近所のショッピングモールに出かけたり。毎日が本当に楽しくて、改めて家族の大切さを実感した休暇でした。甥っ子たちも本当にかわいくて!いつまで「Satchyおねーちゃん」っていってくれるのかしら。。。「おばさん」と言われてしまうその時がくるのがこわい。

普段あまりテレビは見ないんだけど、関西に戻るととにかくお笑い番組がおもしろくて釘付けになってしまいます。改めて、関西はお笑い文化が発達していることを実感しました。東京ではあまり見ることのない、「大木こだま・ひびき」の漫才もほぼ毎日見ることができました。「おーじょーしまっせ」や「無茶いうたらあかんわー」や「そんなわけあらへんやろがー」と特徴ある関西弁でしゃべりまくるボケ担当のこだま兄と、あまりしゃべらせてもらえずちょっとかわいそうなツッコミ担当の相方ひびき。この二人の漫才を見れば関西お笑い文化の素晴らしさを知ることができずはず。。。と思う。

kodahibi01 こだま兄のように、上司に向かって 「オマエ、腕あげよったなーー」とドスの聞いた声で言ってみたい…。

ということで、今年は、関西人として、お笑い文化を外国に伝えていけるよう少しずつ勉強を始めます。もちろん、ワタクシがお笑い芸人を目指す、というわけではなくて、ボケとツッコミの文化をもっと学問的に語れるようになりたい、と思います。

それから、仕事の面では、responding to teacher commentaryの論文を仕上げること。UHMでPh.Dのコースを始めること。アカデミック以外の英語の本をたくさん読んで高い英語力を身につけること。

人脈を広げること。友達を作ること。

以上が、2006年の抱負です。みなさんに勉強させてもらいながら、日々成長していきたいと思います。今年はお笑いを追及して、もっともっと楽しいブログにしますので、時々このSATCHYWebに遊びに来てくださいね。

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