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ギリギリの法の隙間 ~Living on the Edge~

501060130cov_white_livedoorTIME January 30号を読んだ。Feature articleは、Livedoor堀江社長逮捕のニュース。Livedoorが数年で急速に利益を上げた背景には、ギリギリの法の隙間を突く巧妙な手法があったことを伝えていていた。Headingには"Living on the Edge"というフレーズがあった。edgeとは「ふち」「先端」のことで、"on the edge"で「ギリギリのところで」という意味になる。Livedoorの旧社名が「オン・ザ・エッジ(on the edge)」だったというのは何とも皮肉な話である。

bjteorこの「ギリギリのところ」を表すedgeは、今読んでいるBridget Jones's Diaryのサブタイトルにも使われている。"Bridget Jones's Diary: The Edge of Reason"、日本語タイトルは、「ブリジッド・ジョーンズの日記 ~きれそうな私の12ヶ月~」と訳されている。このreasonは「理由」ではなくて、「理性があって落ち着きのある」の意味で、その状態のギリギリのところにある、ってところから「きれそうな私の、、、」になったんだろうね。(え、どーでもいいって?興味のない方、ごめんなさい!!)

ところで、上の写真はBridget Jones's Diaryの表紙なんだけど、両端のイギリス人の俳優さんをみなさんご存知でしょうか。向かって左側はHugh Grant(ヒュー・グラント)、右側は、Colin Firth(コリン・ファース)という方です。二人ともさすが英国紳士、アメリカ人とは違って(ゴメン)どことなく品があって、知的で、とっても素敵。さらに、自然に出てくる上品なイギリス英語にもひきつけられてしまいます。でも、私は特にこの右側の、Colin様が大好き。話の中ではMark Darcyという弁護士(barrister)を演じているんだけど、実物と同じくいい男の役で、彼のことを描写する台詞の中にedgeを使ったこんなフレーズがありました。

Mark Darcy is too perfect, clean and finished off at the edges for me, with his capability, intelligence, lack of smoking, freedom from alcoholism...

"finish off at the edges"で、「(~にとって)完璧すぎる」という意味です。

このように、edgeは、Livedoorの悪態を表す「ギリギリの法の隙間を突く」というネガティブな文脈で使われたり、Mark Darcyのいい男ぶりを描写する「完璧すぎる」というポジティブな意味で使われたり、とっても便利な単語なんですね。つまり、同じ「端」でも、「(悪いことの)寸前」であったり、「(良いことの)最先端」であったり、するからなんですね。

Hope my experiences and achievements will give me an edge over other applicants during the screening process for Ph.D candidate.

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