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Editorial Board Committee

大学の紀要編集委員会(Editorial Board Committee)のメンバーになっている。この仕事は結構つまらないので、同僚の中にはほとんど会議に出てこない人もいるし、会議には出ても実質的にほとんど仕事をしていない人もいる。まっ、つまらない仕事ほど下っ端がやらなければいけないってことなんでしょー。

でも、この仕事をやっててよかったと思うことがある。それは、出版関係の英語をいろいろ学べるということ。例えば、「抜き刷り」を"offprint"ということを投稿規程を作るときに学んだし、今日の打ち合わせでは、"draft"と"proof"の違いを学んだ。出版社に原稿を渡して最初に上がってくる「初稿」はfirst draftじゃなくて、"first proof"なんですね。目からウロコだったのは、いわゆる「ゲラ刷り」は"galley proof"というんだけど、日本語の「ゲラ」は英語のgalleyがなまったものだそう。最終版のゲラ刷りのことは"mock-up"(実物大の模型)というらしい。なんか英語オタクみたいですけど、こんな些細なことでも新しいことを学べるのはうれしーのであります…

こうした出版用語以外にも学ぶことは結構ある。委員の中に発言好きな女の先生がいて、その先生が話し出すとみんなが非常に不機嫌な表情になるのが客観的に見ていて笑えるのだけど、私はその先生の使う英語がおもしろくて結構楽しんでいる(話す内容はほとんど覚えていないんだけど)。例えば、同僚のI先生に最近お子様が生まれたのだけど、そのお子さんの写真を見て、みんなが"How cute!!"とか"Nice photo!!"とか言ってる中で、その先生は"good configuration"と言ったのである。顔の輪郭がきれいって言いたかったのだろうか… でも、赤ちゃんの顔を描写するのに"configuration"を使うとはさすが学者先生。

それから、日本のクリスマスは宗教とは関係なく商業化されている、ということを"Japanese Xmas is secular."と言っていた。ここから、PC (Political Correctness) movementによって、最近アメリカでは Happy Christmasの代わりに"Happy Holiday"が使われるようになったことを熱弁していた。私は楽しんでいたけど、隣に座っていたアメリカ人の先生は露骨にイヤな顔をしていた。アメリカ人を黙らせるくらいしゃべくりまくれるその先生(日本人)はある意味すごいと思う。

会議の最後に"Is there anything else we need to discuss...?"と委員長が言ったとき、その先生が何を言ったかというと、「紀要のサイズはtwo-facing pageでA3サイズになるのでコピーがとりにくい。サイズを変えるべきでは。」。。。「そんなの縮小すればいいんじゃん」であっさり却下。いやー、発言好きもここまでくればあっぱれだ!!

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